User manual - File 2
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u
Then および Else に続く{式 *}に対しては、式、Goto コマ
ンド、または Break コマンドを記述することができます。
u
その他の注意は 84 ページを参照してください。
If ∼ Then ( ∼ Else) ∼ IfEnd
書式 If{条件式}:Then{式 *}:Else{式 *}:IfEnd:{文}:‥‥
機能
u
If に続く条件式が真のときは、Then 文以降を Else 文の
手前まで実行し、続いて IfEnd 以降の文を実行します。
If に続く条件式が偽のときは、Else 文以降を実行し、
続いて IfEnd 以降の文を実行します。
u
Else { 式 } は省略可能です。
u
IfEnd:{ 文 } を省略しないでください。省略してもエラー
は発生しませんが、プログラムの内容によっては If 文
以降のプログラムが意図した通りに実行されないこと
があります。
文例
1
? → A:If A < 10:Then 10A
^
Else 9A
^
IfEnd:
Ans × 1.05
2
? → A:If A > 0:Then A × 10 → A:IfEnd:Ans
× 1.05
A
制御構造系コマンド/ For文
g
For 文は、制御変数に代入した数値が指定した範囲内の間は、
For とNext で挟まれた文を繰り返し実行するというしくみです。
For
文を記述する際の注意
u
For 文では、Next 文を省略することはできません。省略す
ると、実行時に Syntax ERROR となります。
u
その他の注意は 84 ページを参照してください。
For ∼ To ∼ Next
書式 For{式(初期値)}→{変数(制御変数)}To{式(終了値)}:
{文}:‥{文}:Next:‥‥
機能 For から Next までの間に書かれた文を、制御変数を初
期値から終了値まで 1 ずつ増加させながら繰り返しま
す。制御変数が終了値を超えると繰り返しを終了し、
Next 以降の文の実行にジャンプします。Next 以降に文
がない場合は、プログラムを終了します。
文例 For 1 → A To 10:A
2
→ B:B
^
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