User manual - File 2
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A
条件ジャンプコマンドと関係演算子コマンド
g
⇒
書式 ①{式}{関係演算子}{式}⇒{文 1}:{文 2}:‥‥
②{式}⇒{文 1}:{文 2}:‥‥
機能 条件分岐のコマンドです。関係演算子(=、≠、>、≧、
<、≦)とセットで使用します。
書式①:
⇒コマンド左側部分が真のときは{文 1}を実行し、そ
の後は{文 2}以降を順次実行します。⇒コマンド左側
部分が偽のときは{文 1}の実行をスキップし、{文 2}以
降を実行します。
書式②:
⇒コマンド左側の式の評価結果が 0 以外のときは「真」
と判定して{文 1}を実行し、その後は{文 2}以降を順次
実行します。⇒コマンド左側の式の評価結果が 0 のと
きは「偽」と判定して{文 1}の実行をスキップし、{文 2}
以降を実行します。
文例 Lbl 1:? → A:A ≧ 0 ⇒√(A)
^
Goto 1
=、≠、>、≧、<、≦ (関係演算子)
書式 {式}{関係演算子}{式}
機能 両辺の式を評価し、真偽を返すコマンドです。条件分
岐コマンドの⇒と併用するか、If 文、While 文の中の{条
件式}を構成するのに使います。
文例 ⇒(上記)、If 文(下記)、While 文(81 ページ)を参照し
てください。
補足 両辺の式を評価し、真のときは 1、偽のときは 0 を返し、
その結果は Ans に格納されます。
A
制御構造系コマンド/If文
g
If 文は、If コマンドに続けて記述した式(=分岐条件)の真偽
によって、以降の実行を分岐するしくみです。
If 文を記述する際の注意
u
If 文では、Then を含む文を省略することはできません。
省略すると、実行時に Syntax ERROR となります。