User manual - File 2
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■コマンドリファレンス
プログラムに入力可能な各コマンドについて説明します。
g
マークの付いているコマンドは、
1
3
(P-CMD) ま
たは
p
を押すと表示される画面で入力します。
A
基本動作コマンド
g
? ( 入力命令)
書式 ?→{変数}
機能 変数に値を代入するコマンドです。入力を促すメッセー
ジ“{変数}?”を画面に出力します。
文例 ?→ A
→ (代入)
書式 {式;?}→{変数}
機能 →コマンド左側の要素によって得た数値を、右側の変
数に代入します。
文例 A + 5 → A
: (区切りコード)
書式 {文}:{文}:‥‥:{文}
機能 それぞれの文を停止することなく、順次実行させます。
文例 ?→ A:A
2
:Ans
2
^
(出力命令)
書式 {文}
^
{文}
機能 プログラムの実行を一時停止し、計算結果を画面に出
力します。実行の停止中は
Q
シンボルが点灯します。
文例 ?→ A:A
2
^
Ans
2
A
無条件ジャンプコマンド
g
Goto ∼ Lbl
書式 Goto
n
:‥‥:Lbl
n
または Lbl
n
:‥‥:Goto
n
(
n
は 0 から 9 の整数)
機能 Goto
n
が実行されると、Lbl nに実行をジャンプします。
文例 ?→ A:Lbl 1:? → B:A × B ÷ 2
^
Goto 1
注意 Goto
n
に対応する Lbl
n
が見つからないと、Syntax
ERROR となります。