User manual - File 1
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A
留意事項
● 各関数は、COMP、 SD、 REG モードで利用できます。
● 計算結果は、最初
r
値または
x
値のみが表示されます。
● 計算結果として得られた
r
、
Ƨ
(または
x
、
y
)の値は、それ
ぞれ変数メモリーの X、 Yに格納されます。
Ƨ
値や
y
値を
確認するには、操作例のように Y を呼び出してください。
● 直交座標から極座標への変換時の計算結果として得られる
Ƨ
の値は、–180°<
Ƨ
≦ 180°の範囲となります。
● 座標変換を計算式の中で実行した場合、先頭の解(
r
値また
は
x
値)を用いて演算が行われます。
例:Pol (
'
2
,
'
2
) + 5 = 2 + 5 = 7
■その他の関数
x
!, Abs(, Ran#,
n
P
r
,
n
C
r
, Rnd(
x
!
、
n
P
r
、
n
C
r
の各関数は、CMPLX モードでは複素数を引数と
しない場合のみ使用可能です。
A
階乗(!)
構文:{
n
} ! (ただし {
n
} は自然数および 0)
-
(5 + 3)
!
(5+3)
1
E
(
x
!)
E
A
絶対値計算(Abs)
Abs( は、実数の演算時は、単純に絶対値を求めます。
CMPLX モードでは複素数の絶対値(大きさ)を求めるのに使
うことができます(41 ページ「複素数計算」を参照)。
構文:Abs ({
n
})
-
Abs (2 – 7) = 5
1
)
(Abs)
2-7)
E
A
乱数(Ran#)
小数点以下 3 桁の小数(0.000 ∼ 0.999)の疑似乱数を発生させ
る関数です。引数は持たず、変数と同様の扱いとなります。
構文:Ran#
(
5
+
3
)
!
40320
(
5
+
3
)
!
40320
Abs
(
2
–
7
)
5
Abs
(
2
–
7
)
5