J fx-71F 取扱説明書 保証書付 ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正し くお使いください。 本書はお読みになった後も大切に保管してください。 http://edu.casio.
はじめに このたびはカシオ製品をお買い上げいただき、誠にありがと うございます。 ■本機を使い始めるときは 本機を裏返し、本体側を図のようにスライドさせてハード ケースから取り外し、本体の背面にハードケースを取り付け ます。 A 使い終わったら ハードケースを背面から取り外し、前面に取り付け直します。 ■本機を初期状態に戻す(リセット操作) 次の操作を行うと、本機の計算モードとすべてのセットアッ プ情報を初期状態に戻し、すべてのメモリー内容(独立メモ リー、変数メモリー、アンサーメモリー、統計計算の標本デー タ、およびプログラムデータ)を一括してクリアすることがで きます。 !j(CLR)d(All)w 計算モードとセットアップや、本機の各種メモリーについて は、次の各項目を参照してください。 ●「計算モードとセットアップ」 (11ページ) 「計算モードとセットアップ情報をクリアする」 (14ページ) ●「各種メモリーの利用」 (25ページ) ●「統計計算(SD/REG)」 (45ページ) ●「プログラム機能(PRGM) (73ページ) 」 –1–
■各種操作の表記ルールについて ● ほとんどのキーには複数の機能が割り当てられており、! や a を押すことで、キーの表面に印刷されている文字が 表す機能とは別機能を呼び出すことができます。 別機能 キー表面の機能 s あるキーに割り当てられた別機能を使う場合の操作は、次の ように表記します。 例:!s(sin–1)bw 直前までのキー操作で呼び出される機能を、 () で括って表記 ● 画面上に表示されているメニュー項目を数字キーで選ぶ操作 は、次のように表記します。 例:b(Contrast) 直前のキー操作で選択されるメニュー項目を、 () で括って表記 ● カーソルキー(右イラスト参照) は、キー の上下左右の端を押して操作します。 上下左右の端を押す操作を、それぞれ fcde のように表記します。 –2– REPLAY
安全上のご注意 このたびは本機をお買い上げいただきま して、誠にありがとうございます。ご使 用になる前に、この「安全上のご注意」 をよくお読みの上、正しくお使いくださ い。なお、本書はお読みになった後も大 切に保管してください。 注意 この表示を無視して誤った 取り扱いをすると、人が傷 害を負う可能性が想定され る内容および物的損害の みの発生が想定される内 容を示しています。 電池について ● 本機で使用している電池を取り外し た場合は、誤って電池を飲むことが ないようにしてください。特に小さ なお子様にご注意ください。 ● 電池は小さなお子様の手の届かな い所へ置いてください。 万一、お 子様が飲み込んだ場合は、ただち に医師と相談してください。 ● 電 池は、 充 電や分 解、ショートす る恐れのあることはしないでくださ い。 また、加熱したり、火の中へ 投入したりしないでください。 –3–
● 電池は使い方を誤ると液もれによる 周囲の汚損や、破裂による火災・け がの原因となることがあります。次 のことは必ずお守りください。 + − (⃝と⃝の向き) に注意して正 u 極性 しく入れてください。 u 本機で指定されている電池以外は 使用しないでください。 火中に投入しないでください ● 本機を火中に投入しないでくださ い。破裂による火災・けがの原因と なることがあります。 ● 本書中の表示/イラストは、印刷のため実物と異なること があります。 ● 本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあ ります。 ● 本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、 万一ご不審な点や誤りなど、お気づきのことがありました らご連絡ください。 ● 万一、本機使用や故障により生じた損害、逸失利益または 第三者からのいかなる請求についても、当社では一切その 責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。 ご使用上の注意 ● お買い上げ直後、本機を使用する前に必ず p キーを押し てください。 ● 本機が正常に使用できても、定期的に必ず電池を交換して ください。 fx-71F ............
特に消耗済みの電池を放置しておきますと、液もれをおこ し故障などの原因になることがありますので、計算機内に は絶対に残しておかないでください。 ● 付属の電池は、工場出荷時より微少な放電による消耗が始 まっています。そのため、製品の使用開始時期によっては、 所定の使用時間に満たないうちに寿命となることがありま す。あらかじめご了承ください。 ● 本機に記憶させた内容は、ノートに書くなどして、本機と は別に必ず控えを残してください。本機の故障、修理や電 池消耗などにより、記憶内容が消えることがあります。 ● 極端な温度条件下での使用や保管は避けてください。 低温では表示の応答速度が遅くなったり、点灯しなくなっ たり、電池寿命が短くなったりします。また、直射日光の 当たる場所や窓際または暖房器具の近くなど、極端に温度 が高くなる場所には置かないでください。 ケースの変色や変形、または電子回路の故障の原因になり ます。 ● 湿気やほこりの多い場所での使用や保管は避けてください。 水が直接かかるような使用は避けるとともに、湿気やほこ りにも十分ご注意ください。 電子回路の故障の原因となります。 ● 落としたり、強いシ
目次 はじめに .................................................................1 ■ 本機を使い始めるときは ........................................................... 1 ■ 本機を初期状態に戻す (リセット操作)....................................... 1 ■ 各種操作の表記ルールについて ............................................... 2 安全上のご注意 ......................................................3 ご使用上の注意 ......................................................4 計算を始める前に...................................................9 ■ 電源を入れる ................................
関数計算 ..............................................................33 ■三角関数と逆三角関数 ............................................................ 33 ■角度単位変換 .......................................................................... 34 ■双曲線関数と逆双曲線関数 ..................................................... 34 ■指数関数と対数関数 ................................................................ 35 ■べき乗関数とべき乗根関数 ..................................................... 36 ■座標変換(直交座標 ↔ 極座標)..........................................
プログラム機能(PRGM)......................................73 ■プログラム機能の概要 ............................................................. 73 ■プログラムを作成する.............................................................. 74 ■プログラムを実行する.............................................................. 75 ■プログラムを削除する.............................................................. 76 ■コマンドの入力について .......................................................... 77 ■コマンドリファレンス ...............................................................
計算を始める前に ■電源を入れる 電源を入れるには、Oを押します。このとき、前回電源を切っ た際に選択されていた計算モード(11 ページ)になります。 A コントラストを調節するには 液晶表示が見づらいときは、コントラストを調節します。 1. 1N(SETUP) を押します。 d1(Contrast) u コントラスト画面が表示されます。 L I GHT DARK CASIO 2. d または e を押して調節します。 3.
機能 色 使い方 ① M+ 直接押します。 1を押してから押します。 ② M– 文字の色:橙 ③ M 文字の色:赤 aを押してから押します。 ④ DT 文字の色:青 SD、REG モード で直 接 押しま ⑤ CL 文字の色:橙 SD、REG モードで 1 を押し す。 フレームの色:青 てから押します。 ⑥ ∠ CMPLX モードで 1 を押して 文字の色:橙 フレームの色:紫 から押します。 ⑦ A a を押してから押します 文字の色:赤 フレームの色:緑 (変数メモリー A)。 BASEモードでは直接押します。 ⑧ LOGIC 文字の色:緑 BASEモードで直接押します。 ■画面表示について A 入力式と計算結果の表示について 本機は入力した計算式と計算結果を同時に表示できます。 2× ( 5+ 4 ) – 2× - 3 入力式表示 24 計算結果表示 A シンボル表示について 現在の計算モードや設定状態、計算の経過などが、画面に以 下のような「シンボル」として表示されます。本書中では、各 シンボルが表示された状態を「点灯する」、表示されていない
計算モードとセットアップ ■計算モードを選ぶ 本機は 6 種類の「計算モード」を備えています。 A 計算モードを選ぶには 1. , を押します。 u 計算モード選択画面が表示されます。 u 計算モード選択画面には 1 画面目と 2 画面目があり、, を押すたびに切り替わります。切り替えは、d または e でも行うことができます。 COMP CMPLX BASE 1 2 3 SD REG 4 5 PRGM 6 2.
A 角度単位設定を切り替えるには 三角関数計算で利用する角度の単位を、 「度」、 「ラジアン」、 「グ ラード」の間で切り替えます。 π (90̊ = 2 ラジアン = 100 グラード) 角度単位設定 操作(押すキー) 度 !,1(Deg) ラジアン !,2(Rad) グラード !,3(Gra) A 表示桁数設定を切り替えるには 計算結果として表示する桁数を、 「小数点以下桁数固定」 (0 ∼ 9 桁の間で指定可)、 「有効桁数指定」 (1 ∼ 10 桁の間で指定可)、 「指数化表示設定」 (2 通りの設定から選択可)の間で切り替え ます。 表示桁数設定 操作(押すキー) 小数点以下桁数設 !,e1(Fix) 定 0(0 桁固定 ) ∼ 9(9 桁固定 ) 有効桁数設定 !,e2(Sci) 1( 有効桁 1 桁 ) ∼ 9( 有効桁 9 桁 )、 0( 有効桁 10 桁 ) 指数表示範囲設定 !,e3(Norm) 1(Norm1) または 2(Norm2) 設定に応じて、計算結果は次のように表示されます。 ● Fix(小数点以下桁数固定)を選択すると、0 ∼ 9 桁の間で指
例: 1 ÷ 7 = 1.4286 ×10−1 (Sci5 の場合) 1.429 ×10−1 (Sci4 の場合) ● Norm1 または Norm2 を選択すると、それぞれ次の範囲となっ た場合は指数表示となります。 Norm1:10−2 > │x│, │x│ ≧ 1010 Norm2:10−9 > │x│, │x│ ≧ 1010 例:100 ÷ 7 = 14.28571429 (Norm1, Norm 2 とも) 1 ÷ 200 = 5.×10−3 0.
■計算モードとセットアップ情報をクリアする 計算モードとすべてのセットアップ情報を一括してクリアし、 各設定を次の初期状態に戻すことができます。 計算モード...................... COMP (標準計算モード) 角度単位設定 ................. Deg (度数法) 表示桁数設定 ................. Norm1 (指数表示1) 分数表示設定 ................. ab /c (帯分数表示) 複素数表示設定.............. a+bi (直交座標形式で出力) 統計度数設定 .................
- sin 30 = s30)E s i n ( 30 ) 05 A 乗算記号(×)の省略について 次の乗算記号(×)は、入力を省略することができます。 ・( の前 ∼ 2 × ( 5 + 4 ) など ・ カッコ付き関数の前 ∼ 2 × sin(30)、2 × '(3) など ・ 前置記号(負符号を除く)の前 ∼ 2 × h123 など ・ メモリー、定数、乱数の前 ∼ 20 × A、2 × π、2 × i など A 計算式末尾の閉じカッコの省略について 計算式の末尾(E の直前)の閉じカッコ())は、入力を省略 することができます。 -( 2 + 3 )×( 4 − 1 )= 15 (2+3)* (4-1E ( 2+ 3 ) × ( 4– 1 15 ● 閉じカッコが省略可能なのは、E の直前だけです。計算 式の途中で閉じカッコの入力を忘れた場合は、正しい計算 結果が得られなくなります。 A 画面幅に収まらない計算式の表示について 1度に表示可能な桁数(16 桁)を超えて計算式の入力を行う と、表示が自動的にスクロールし、画面に収まらない部分が 隠れます。このとき、画面左端の>シンボルが点灯
● f を押すと先頭、c キーを押すと末尾にカーソルを移 動することができます。 について A 入力文字数(バイト数) ● 本機は計算式の入力エリアとして、99 バイトが確保され ており、1 つの計算式につき 99 バイトまで入力可能です。 (または「 」)の点滅 通常、入力位置を表すカーソルは「I」 によって表示されますが、入力可能なバイト数が残り 8 バ イト以下になると、カーソルが「■」の点滅に変わります。 このような場合は、区切りの良いところで一度入力を終了 し、計算結果を得てください。 ■計算式を訂正する A 挿入モードと上書きモードについて 入力時に、カーソル位置に文字が追加挿入される状態のこと を「挿入モード」、カーソル位置の文字が入力した文字に置き 換わる状態を「上書きモード」と呼びます。 +を押すと 元の式 挿入 モード時 カーソル 上書き モード時 カーソル 1 + 2I34 1 + 2 + I34 1+2 3 4 1+2+4 挿入モードでは入力位置に「I」が点滅し、上書きモードでは文 字の入力位置に「 」が点滅します。 挿入モードと上書きモードを切り替えるには 初
A 直前の文字を訂正するには カーソルが入力行の最後尾にあるとき、Y を押すと、直前 に入力した文字が削除されます。 - 369×12 を 369×13 と入力してしまった 369*13 369 × 13I Y 369 × 1I 2 369 × 12I A 不要な文字を削除するには d または e を使って不要な文字の直後(挿入モード時)ま たは不要な文字の下(上書きモード時)にカーソルを合わせ、 Y を押します。Y を 1 回押すごとに、カーソル位置直前の 1 文字が削除されます。 - 369×12 を 369××12 と入力してしまった 挿入モード時: 369**12 dd Y 369 ×× 12I 369 ××I12 369 ×I12 上書きモード時: 369**12 369 ×× 12 ddd 369 ×× 12 Y 369 × 12 A 計算式の途中の誤りを訂正するには 挿入モード時は、d または e を使って間違った文字の直 後にカーソルを合わせ、Y を押して削除した後、入力し直 します。上書きモード時は、d または e を使って間違っ た文字の下にカーソルを合わせ、そ
(60) をcos(60) と入力してしまった - sin 挿入モード時: c60) cos ( 60 )I dddY I60 ) s s i n ( I60 ) c60) cos ( 60 ) dddd cos ( 60 ) s s i n ( 60 ) 上書きモード時: A 計算式の途中に文字を挿入するには 必ず挿入モードで操作を行ってください。d または e で 挿入したい箇所にカーソルを合わせ、入力します。 ■エラー位置表示について 誤った計算式を入力して E を押すと、エラーメッセージが 表示されます。このような場合、d または e キーを押す とエラー位置にカーソルが移動し、計算式を訂正することが できます。 - 14÷10×2= を誤って 14÷0×2= と入力した (以下は挿入モードが選択されている場合の操作例です。) 14/0*2E e(またはd) Mat h ERROR 14 ÷ 0I×2 ここにエラーがある d1 E – 18 – 14 ÷ 1I0×2 14 ÷ 10 × 2 28
● エラーメッセージ画面で e(または d)の代わりに A を押すと、計算式がクリアされます。 基本計算 ここで説明する計算は、特に断りがない場合は、BASE モー ドを除くどの計算モードでも実行できます。 ■四則演算 +、-、*、/ キーを使って加減乗除を実行できます。 1 2.5 + 1 − 2 = 1.5 2.5+1-2E 2 7 × 8 − 4 × 5 = 36 7*8-4*5E 2.
A 分数計算の例 1 3 1 + 2 = 11 1 4 4 3 12 3v1v4+ 1v2v3E 2 4−3 4{11{12 1 = 1 2 2 4-3v1v2E 3 3{1{4 + 1{2{3 4 – 3{1{2 1{2 2 + 1 = 7 (分数表示設定:d/c) 3 2 6 2v3+1v2E 2{3 + 1{2 7{6 メモ ● 帯分数の整数、分子、分母、区切り記号の合計数が 10 桁 を超えた場合の計算結果は、小数で表示されます。 ● 計算式に分数と小数が混在している場合、計算結果は小数 となります。 ● 入力する分数の各項には整数のみを入力してください。整 数以外を入力すると、計算結果は小数となります。 A 帯分数と仮分数の間で表示を切り替えるには 計算結果として表示されている帯分数を仮分数に(または仮分 数を帯分数に)切り替えるには、1v(d/c) を押します。 A 小数と分数の間で表示を切り替えるには 計算結果として表示されている小数を分数に(または分数を小 数に)切り替えることができます。 1 1 - 1.5 = 1 、1 = 1.5 2 2 1.
15 v メモ 帯分数の整数、分子、分母、区切り記号の合計数が 10 桁を 超える場合は、小数から分数に切り替えることはできません。 ■パーセント計算 パーセント計算は、% 記号を入力して行います。% 記号は直 前の数値を引数として、引数を単純に 1/100 倍します。 A パーセント計算の例 1 2% = 0.
-G*201((%)E Ans – Ans × 20% 800 7 500gの試料に300gを加えると、元の試料の何%となる か? (500+300) /5001((%)E ( 500 + 300 ) ÷ 500% 160 8 数値が40から46に増えたとき、何%増えたことになる か?また48に増えたときは? 挿入モード時: (46-40) E /401((%) eeeeY8E ( 46 – 40 ) ÷ 40% 15 ( 48 – 40 ) ÷ 40% 20 ■度分秒(60進数)計算 度分秒(時分秒)のような 60 進数の計算や、60 進数と 10 進数 の間での変換を行うことができます。 A 60進数の入力について 入力は、次の要領で行います。 { 度の数値 } e { 分の数値 } e { 秒の数値 } e - 2 30 30 を入力する 2e30e30eE 2 ˚ 30 ˚ 30 ˚ 2 ˚ 30 ˚ 30 ● 度(または分)の単位が 0 の場合は、必ず 0e を入力し てください。 例:0 00 30 を入力する場合は 0e0e30e – 22 –
A 60進数計算の例 ● 次の 60 進数計算の結果は、60 進数で表示されます。 u 60 進数どうしの加減算 u 60 進数と 10 進数の乗除算 1 2 20 30 + 39 30 = 3 00 00 2e20e30e+ 0e39e30eE 2 ˚ 20 ˚ 30 ˚ + 0 ˚ 39 ˚ 30 3 ˚ 0˚ 0 2 2 20 00 × 3.5 = 8 10 00 2e20e*3.5E 2 ˚ 20 ˚ × 3. 5 8 ˚ 10 ˚ 0 A 60進数と10進数の間で変換するには 計算結果の表示中に e を押すことで、計算結果を 60 進数 と 10 進数の間で変換することができます。 - 2.255を60進数に変換する 2.
1+1E2+2E 3+3E f f 3+ 3 6 2+2 4 1+1 2 また、表示中の計算履歴よりも後に計算履歴がある場合は▼ シンボルが点灯します。このとき c を押すと、1 つ後の計 算履歴が表示されます。 ご注意 ● 計算履歴は、O を押したとき、計算モードを切り替えた とき、またはリセット操作を行ったときに、すべてクリア されます。 ● 計算履歴として記憶できる数には制限があります。記憶可 能な範囲を超えた計算履歴が作られた場合、一番古い計算 履歴が自動的に削除されます。 ■リプレイ機能を使う 計算履歴の表示中に d または e を押すと、d を押した場 合は表示中の計算式の末尾、e を押した場合は先頭にカーソ ルが表示され、計算式を編集できる状態になります。編集後に E を押すことで、編集後の計算式による演算が実行されます。 - 4 × 3 + 2.5 = 14.5 4 × 3 − 7.1 = 4.9 4*3+2.5E d – 24 – 4×3+ 2 . 5 145 4 × 3 + 2 .
4 × 3I YYYY 145 4×3 –7 . 1 -7.
● 計算結果がエラーとなった場合は、Ans は更新されません。 ● CMPLX モードでの計算結果が複素数となった場合、実部・ 虚部がともに Ans に記憶されます。ただし、別の計算モー ドに変更すると、虚部は消去されます。 A Ansを使って連続計算を行うには 表示中の計算結果を利用して、連続して計算を実行できます。 1 3×4 の計算結果を30で割る 3*4E (続けて)/30E 3×4 12 Ans ÷ 30 04 / を押すと Ans が自動的に入力される 2 32+42 の計算結果の平方根を求める 3w+4wE 1E 3 2 +4 2 25 '( Ans 5 メモ ● 計算結果の表示中に演算子や関数を入力すると、その演算 子や関数の引数として Ans が自動的に指定されます。 ● カッコ付き関数(14 ページ参照)の場合は、上記の例 2 の ように関数を単独で入力し E を押した場合のみ、自動的 に Ans が引数となります。 ● 連続計算の操作は、基本的には計算結果を表示した直後の み有効です。A を押した後で Ans を呼び出したい場合は、 G キーを使ってください。
1 123+456の計算結果を、次の計算の中で使う 123 + 456 = 579 789 − 579 = 210 579 123+456E 789-GE 789 – Ans 210 2 32+42 の計算結果の平方根に5を加える 3w+4wE 1G)+5E 3 2 +4 2 25 '( Ans ) + 5 10 ■独立メモリー(M) を使う 独立メモリー M は主に集計計算を行うために使うメモリーです。 M シンボルが点灯しているときは、独立メモリーに数値が格 納されています。 M シンボル 10M+ 10 A 独立メモリーに数値を加算するには M に数値を加えるには、加算する数値または計算式を入力し、 m を押します。 - 105÷3 の計算結果をMに加える 105/3m 105 ÷ 3M+ 35 A 独立メモリーから数値を減算するには M から数値を引くには、減算する数値または計算式を入力し、 1m(M–) を押します。 – 27 –
- 3×2 の計算結果をMから引く 3 × 2M– 3*21m(M–) 6 メモ 計算結果の表示中に m または 1 m(M–)を押すと、表示 中の計算結果が M に加算(または M から減算)されます。 ご注意 m または 1 m(M–)を押したときに計算結果として表示 されるのは、入力した計算式の計算結果です。独立メモリー の内容は表示されません。 A 独立メモリーの内容を確認するには tm(M) を押します。 (0 にする) には A 独立メモリーの内容を消去する 01t(STO)m(M) 独立メモリーの内容がクリアされ、M シンボルが消灯します。 A 独立メモリーを使った計算例 画面に M シンボルが表示されているときは、次の操作を行う 前に、01t(STO)m(M)を押して独立メモリーの内容 を消去してください。 23 + 9 = 32 53 − 6 = 47 −) 45 × 2 = 90 99 ÷ 3 = 33 (合計) 23+9m 53-6m 45*21m(M−) 99/3m tm(M) 22 (Mの呼び出し) ■変数メモリー(A、B、C、D、X、Y) を使う 変数メモリ
A 変数メモリーの内容を確認するには t を押し、変数メモリーを指定します。 - 変数メモリー A の内容を確認する t-(A) A 計算式の中で変数メモリーを使うには 数値を入力するのと同じ要領で、計算式の中に変数メモリー を入力することができます。 - 5+A を計算する 5+S-(A)E (0 にする) には A 変数メモリーの内容を消去する - 変数メモリー A の内容を消去する 01t(STO)-(A) A 変数メモリーを使った計算例 - B、Cに格納した計算結果を使って計算を実行する 9×6+3 = 1.
定数 π 、eおよび科学定数の利用 ■円周率 π と自然対数の底 e 円周率 π 、自然対数の底 e を、式に入力して使うことができ ます。π と e は、BASE モードを除くすべてのモードで利用 可能です。本機では、それぞれ次の値として計算します。 π = 3.14159265358980(1e(π )) e = 2.71828182845904(Si(e)) ■科学定数 科学技術計算でよく使われる 40 種類の定数を内蔵していま す。各定数は π や e と同様に固有の記号で表示されます。科 学定数は、 BASE モードを除くすべてのモードで利用可能です。 A 科学定数を入力するには 1. 17(CONST) を押します。 u 科学定数選択画面の 1 ページ目が表示されます。 mp mn ne m μ 1 2 3 4 u 選択画面は全部で 10 ページあり、e(または d)を押 して各ページを順次表示することができます。詳しくは 「科学定数一覧」 (31 ページ)を参照してください。 2. e(または d)を押して、呼び出したい科学定数が含ま れるページを表示します。 3.
A 科学定数を使った計算例 1 真空中の光速度を入力する 17(CONST) dddd4(c0)E C0 299792458 2 真空中の光速度を求める(c0 = 1/ ε0μ 0) 1/1 1 ÷'(I 0 17(CONST) ddd4(Ƥ0) 1 ÷'( ε0I 17(CONST) dd1(µ 0)) 1 ÷'( ε 0 μ0 )I E 0 0 1 ÷'( ε 0 μ0 ) 299792458 A 科学定数一覧 下表の No. 列の番号は、前の数字が 17(CONST) を押す と表示される科学定数選択画面のページ番号、後ろの数字が 選択時に押すキーを表します。 No. 科学定数 記号 数値 単位 1-1 陽子の静止質量 mp 1.67262171×10–27 kg 1-2 中性子の静止質量 mn 1.67492728×10–27 kg 1-3 電子の静止質量 me 9.1093826×10–31 kg 1-4 µ 粒子の静止質量 mµ 1.8835314×10–28 kg 2-1 ボーア半径 a0 0.
科学定数 No. 記号 数値 単位 3-2 微細構造定数 α 7.297352568×10–3 − 3-3 電子の半径 re 2.817940325×10–15 m 3-4 電子のコンプトン波長 λ 4-1 陽子の磁気回転比 c 2.426310238×10–12 γp 2.67522205×108 4-2 陽子のコンプトン波長 λ 4-3 中性子のコンプトン波 長 4-4 リュードベリー定数 cp m s–1 T –1 1.3214098555×10–15 m λ cn 1.3195909067×10 –15 R∞ 10973731.568525 m m–1 u 1.66053886×10–27 kg 5-2 陽子の磁気モーメント µ p 1.41060671×10–26 J T –1 5-3 電子の磁気モーメント µ e –928.476412×10–26 J T –1 中性子の磁気モーメン 5-4 µn ト –0.96623645×10–26 J T –1 –4.
No. 科学定数 記号 真空の特性インピーダ 10-1 ンス Z0 10-2 セルシウス温度 t 10-3 万有引力定数 G 10-4 標準大気圧 数値 単位 376.730313461 Ω 273.15 K 6.
1s(sin–1)0.5)E s i n –1 ( 0.
- sinh 1 = 1.175201194 ws(sinh)1)E s i nh ( 1 ) 1175201194 A 留意事項 ● 双曲線関数は w、逆双曲線関数は 1 w を押した後に s、c、t を押して入力します。 ● CMPLX モードでは、各関数は複素数を引数としない場合 のみ使用可能です。 ■指数関数と対数関数 10^(, e^(, log(, ln(, A 構文と入力操作 10^({n}) ................ 10{n}(e^( も同様) log({n})................. log10{n}(常用対数) log({m},{n}) .......... log{m}{n}(底 {m} の対数) ln({n})................... loge{n}(自然対数) 1 log216 = 4、log16 = 1.
■べき乗関数とべき乗根関数 x2, x3, x–1, ^(, '(, 3'(, x'( A 構文と入力操作 {n} x2 ................... {n}2 (2 乗) {n} x3 ................... {n}3 (3 乗) {n} x–1 .................. {n}–1 (逆数) {(m)}^({n}) ............ {m}{n} (べき乗) '({n}) ............... {n} (平方根) 3 '({n}) .............. 3 {n} (立方根) ({m}) x'({n}) ....... {m} {n}(べき乗根) 2 + 1) (' 2 − 1) = 1、(1 + 1)2+2 = 16 1 (' (12)+1) (12)-1)E ('( 2 ) + 1 ) ('( 2 ) – 1 ) (1+1)^2+ 2)E ( 1+ 1 ) ˆ ( 2+2 ) 1 16 2 2 –2 3 = –1.
直交座標と極座標の相互変換を実行することができます 直交座標 (Rec) 極座標 (Pol) A 構文と入力操作 直交座標から極座標への変換(Pol) Pol( x, y ) x: y: 直交座標の x 値を指定 直交座標の y 値を指定 極座標から直交座標への変換(Rec) Rec( r, Ƨ ) r: 極座標の r 値を指定 Ƨ : 極座標の Ƨ 値を指定 2, ' 2) を極座標に変換する 1 直交座標(' (角度単位設定:Deg) 1+(Pol)12) ,12))E ( Ƨ 値の確認) t,(Y) Po l ('( 2 ) ,'( 2 ) ) 2 Y 45 )を直交座標に変換する 2 極座標(2, 30° (角度単位設定:Deg) 1-(Rec)2, 30)E ( y 値の確認) t,(Y) – 37 – Rec ( 2, 30 ) 1732050808 Y 1
A 留意事項 ● 各関数は、COMP、SD、REG モードで利用できます。 ● 計算結果は、最初 r 値または x 値のみが表示されます。 ● 計算結果として得られた r、Ƨ(または x、y)の値は、それ ぞれ変数メモリーの X、Y に格納されます。Ƨ 値や y 値を 確認するには、操作例のように Y を呼び出してください。 ● 直交座標から極座標への変換時の計算結果として得られる の範囲となります。 Ƨ の値は、–180°< Ƨ ≦ 180° ● 座標変換を計算式の中で実行した場合、先頭の解(r 値また は x 値)を用いて演算が行われます。 2, ' 2) + 5 = 2 + 5 = 7 例:Pol (' ■その他の関数 x!, Abs(, Ran#, nPr, nCr, Rnd( x!、nPr、nCr の各関数は、CMPLX モードでは複素数を引数と しない場合のみ使用可能です。 A 階乗(!) 構文:{n} ! (ただし {n} は自然数および 0) - (5 + 3) ! (5+3) 1E(x!)E (5+3 ) ! 40320 A 絶対値計算(Abs) Abs( は、 実 数 の 演
- 1000Ran#で 3 桁の乱数 3 つを得る 10001.
(内部 15 桁で計算を続ける) 200/7E *14E 200 ÷ 7 28571 Ans × 14 400000 同じ計算を丸め関数を使って(指定桁で)実行すると 200/7E (指定桁での数値丸めを実行) 10(Rnd)E (丸めの確認) *14E 200 ÷ 7 28571 Rnd ( Ans 28571 Ans × 14 399994 計算結果を指数部が3nとなる数値 で表示する(ENG変換) 表示中の計算結果を、指数部が 3 の整数倍となるような指数 方式の数値に変換することができます。この機能を「ENG 変 換」と呼び、次の 2 種類の変換方法があります。 機能 キー操作 ENG 変換 W 1W( ← ) 逆 ENG 変換 ■ ENG変換の操作例 1 1234 を Eng 変換して表示する 1234E W – 40 – 1234 1234 1234 1234 03
W 1234 1234 00 2 123 を逆 Eng 変換して表示する 123E 1W( ← ) 1W( ← ) 123 123 123 123 0123 03 0000123 06 複素数計算(CMPLX) ここでの操作を行う際には、計算モードとして CMPLX モー ド(N 2) を選択してください。 ■複素数を入力する を入力するには A 虚数(i) CMPLX モードでは、W キーが虚数 i を入力するためのキー として働きます。複素数を直交座標形式(a + b i)で入力すると きは、W(i)を押します。 - 2 + 3i を入力する 2+3W(i) 2 + 3 iI A 極座標形式で複素数を入力するには 複素数を極座標形式 (r ∠ Ƨ) で入力することもできます。 - 5∠30を入力する 51y(∠)30 5 30I ご注意 偏角 θ の入力時は、角度単位設定(12 ページ)で指定されてい る単位(度、ラジアン、グラード)の数値を入力してください。 – 41 –
■複素数となる計算結果の表示について 計算結果が複素数となった場合、画面右上に R⇔I シンボルが 点灯し、はじめに実部だけが表示されます。実部と虚部の間 で表示を切り替えるには、1E(Re⇔Im) を押します。 - 2 + 1iを入力し、そのまま計算結果として表示する 次の操作は複素数表示設定を「a+bi」にして行います。 (1N(SETUP)eee1(a+bi)) 2+W(i)E 2+ i 2 実部が表示される 1E(Re⇔Im) 2+ i 1 虚部が表示される (虚部の表示中は i シンボルが点灯) A 計算結果の表示形式について 計算結果が複素数となったときの表示形式として、直交座標 形式または極座標形式を選ぶことができます。 虚軸 b O 虚軸 a + bi a 直交座標形式 実軸 実軸 O 極座標形式 表示形式の切り替えはセットアップで行います。詳しくは「複 素数表示設定を切り替えるには」 (13 ページ)を参照してくだ さい。 ■表示形式に応じた複素数計算例 A セットアップで直交座標形式(a+bi)を選択した場合 1N(SETUP)eee1(a+bi) –
3 + i) = 2' 3 + 2i = 3.464101615 + 2i 1 2 × (' 2*(13)+W(i)) E 1E(Re⇔Im) 2 × ('( 3 ) + i ) 3464101615 2 × ('( 3 ) + i ) 2 2 ∠ 45 = 1 + 1i (角度単位設定:Deg) 2' 12)1y( ∠ ) '( 2 ) 45 45E 1E(Re ⇔Im) '( 2 ) 45 1 1 A セットアップで極座標形式(r∠Ƨ)を選択した場合 1N (SETUP)eee2(r ∠ Ƨ) 3 + i) = 2' 3 + 2i = 4 ∠ 30 1 2 × (' 2*(13)+W(i)) E 1E(Re ⇔ Im) 2 × ('( 3 ) + i ) 2 × ('( 3 ) + i ) 4 30 Ƨ 値の表示中は∠シンボルが点灯 2 1 + 1i = 1.
■共役複素数を求める (Conjg) 複素数 z = a+bi に対する共役複素数 – z = a+bi を求めます。 - 2 + 3i の共役複素数を求める 1,(Conjg)2+3W(i) )E 1E(Re ⇔ Im) Con jg( 2 + 3 i ) Con jg( 2 + 3 i ) 2 -3 ■絶対値と偏角を求める (Abs, arg) z = a + bi の形で表される複素数を複素平面(ガウス平面)上の 座標とみなして、絶対値(|z|)と偏角(arg)を求めます。 - 2 + 2i の絶対値と偏角を求める(角度単位設定:Deg) 虚軸 b=2 O a=2 実軸 絶対値の算出: 1)(Abs)2+2W(i) )E 偏角の算出: 1((arg)2+2W(i) )E Abs ( 2 + 2 i ) 2828427125 ar g( 2 + 2 i ) 45 ■計算結果表示形式の強制指定 セットアップで選択されている表示形式とは関係なく、直交座標 形式または極座標形式で計算結果を表示することもできます。 – 44 –
A 計算結果を直交座標形式で表示するには 計算式の末尾に 1-('a+bi) を入力します。 2 ∠ 45 = 2 + 2i(角度単位設定:Deg) - 2' 212)1y(∠)45 2' ( 2 ) 45 a + b i 2 1-('a+bi)E 1E(Re ⇔ Im) 2' ( 2 ) 45 a + b i 2 A 計算結果を極座標形式で表示するには 計算式の末尾に 1+('r∠Ƨ) を入力します。 2 ∠ 45 = 2.
統計度数設定 計算モード FreqOn FreqOff 40 件 26 件 80 件 40 件 SD モード REG モード A 標本データの保持について 計算モードまたは統計度数設定を切り替えると、登録した標 本データはすべて消去されます。 ■ 1変数の統計計算を実行する ここでの操作を行う際には、計算モードとして SD モード (N4(SD)) を選択してください。 A 標本データを登録するには 統計度数設定がFreqOnの場合 階級値を x1, x2…xn、度数を Freq1, Freq2…Freqn とすると き、次の要領でキーを押して登録します。 {x1}1,(;) {Freq1}m(DT) {x2}1,(;) {Freq2}m(DT) ・ ・ ・ {xn}1,(;) {Freqn}m(DT) メモ 度数が 1 のデータは、度数の入力を省略して {xn} m(DT) と いう操作だけで登録することができます。 - 次の標本データを登録する 階級値 (x) 度数 (Freq) 24.5 25.5 26.5 4 6 2 24.51,(;)4 m(DT) 24 .
25.51,(;)6 m(DT) L i ne = 26.
統計度数設定が FreqOn の場合は x1, Freq1, FreqOff の場合は x1, x2, Freq2…、 x2, x3…という順番にデータが表示され ます。f を押すとこの逆順にデータが表示されます。 A 特定の標本データを編集するには 編集したい標本データを呼び出して変更したい数値を入力し、 E を押します。 -「標本データを登録するには」の例題データの“Freq3” の数値を 2 から 3 に変更する Af 3E F r eq3= 2 F r eq3= 3 A 特定の標本データを削除するには 削除したい標本データを呼び出して、1m(CL) を押します。 を削 -「標本データを登録するには」の例題データの“x 2 ” 除する Accc 1m(CL) x 2= 255 L i ne = 2 メモ ● 削除前と削除後で、データは次のような状態となります。 削除前 削除後 x1: 24.5 x2: 25.5 x3: 26.5 x1: 24.5 x2: 26.
● 削除を実行しない場合は、E を押す代わりに A を押し てください。 A 登録した標本データに基づいて統計計算を行うに は 統計計算コマンドを入力し、E を押します。例えば現在登 録されている標本データの平均値(o)を求めたい場合は、次の ように操作します。 x xσn xσn–1 12(S-VAR) 1E 1 2 3 x 2533333333 ※計算結果の数値は一例です A SDモードの統計計算コマンド一覧 Σx2 11(S-SUM)1 Σx2 = Σxi2 標本の 2 乗和を求めます。 Σx 11(S-SUM)2 Σx = Σxi 標本の総和を求めます。 11(S-SUM)3 n n =(x データの件数) 標本数を求めます。 12(S-VAR)1 o x = Σxi n 平均を求めます。 xƱn 12(S-VAR)2 母標準偏差を求めます。 xƱn–1 12(S-VAR)3 標本標準偏差を求めます。 – 49 –
12(S-VAR)e1 minX 標本の最小値を求めます。 12(S-VAR)e2 maxX 標本の最大値を求めます。 ■ 2変数の統計計算を実行する ここでの操作を行う際には、計算モードとして REG モード (N5(REG)) を選択してください。 A 回帰計算の種類について REG モードでは、次の 7 種類の回帰計算を実行することがで きます。カッコ内は各回帰計算の理論式です。 ● 一次回帰 (y = a + bx) 2 ● 二次回帰 (y = a + bx + cx ) ● 対数回帰 (y = a + b lnx) bx ● e 指数回帰 (y = ae ) x ● ab 指数回帰 (y = ab ) b ● べき乗回帰 (y = ax ) ● 逆数回帰 (y = a + b/x) REG モードに入るときは、どの回帰計算を行うかを選ぶこと が必要です。 回帰計算の種類を選ぶには 1.
メモ REG モードの利用中でも、回帰計算の種類を切り替えること ができます。12(S-VAR)3(TYPE) を押すと上記の手順 1 と同じ画面が表示されるので、上記と同様の操作を行って ください。 A 標本データを登録するには 統計度数設定がFreqOnの場合 階級値を ( x1, y1) , ( x2, y2)…( x n , y n )、度数を Freq1 , Freq2 …Freqn とするとき、次の要領でキーを押して登録します。 {x1} , {y1} 1,(;) {Freq1}m(DT) {x2} , {y2} 1,(;) {Freq2} m(DT) ・ ・ ・ {xn} , {yn} 1,(;) {Freqn} m(DT) メモ 度数が 1 のデータは、度数の入力を省略して { x n }, { y n } m(DT) という操作だけで登録することができます。 統計度数設定がFreqOffの場合 個々のデータを (x1, y1), (x2, y2)…(xn, yn) とするとき、次の 要領でキーを押して登録します。 {x1} , {y1} m(DT) {x2} , {y2} m(DT) ・