User manual - fx-520AZ テキスト
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A
行列の実数倍(スカラー倍)
行列の実数倍(スカラー倍)を求めることができます。本機は次の形式での演算が可能です
(MatAの部分はその他の行列メモリーやMatAnsでも構いません)。
n
×MatA, MatA×
n
, MatA÷
n
(
n
は実数)
-
A
×2と
A
÷2 を求める(行列
A
は前ページを参照)
A!
e
(
MATRIX
)
d
(
MatA
)
*c=
(
A
÷2=(
A
×2)÷4なので)
/4=
A
逆行列計算
任意の行列
N
が正方行列のとき、逆行列
N
-1
を求めることができます。
-
行列
C
の逆行列
C
−1
を求める(行列
C
は前ページを参照)
A!
e
(
MATRIX
)
f
(
MatC
)
E
=
ご注意
正方行列以外の行列を指定して逆行列を求めようとすると、エラー(Dimension ERROR)
となります。また、正方行列を指定した場合でも、逆行列が存在しない場合は、エラー(Math
ERROR)となります。
A
行列式計算(det)
任意の行列
N
が正方行列のとき、行列式det(
N
)を求めることができます。
-
行列
C
の行列式を求める(行列
C
は前ページを参照)
A!
e
(
MATRIX
)
h
(
det
)
!
e
(
MATRIX
)
f
(
MatC
)
)
=
A
転置行列計算(Trn)
任意の行列
N
について、行と列の成分を逆転させた転置行列Trn(
N
)を求めることができます。
-
行列
A
の転置行列を求める(行列
A
は前ページを参照)
A!
e
(
MATRIX
)
i
(
Trn
)
!
e
(
MATRIX
)
d
(
MatA
)
)=
MAT
MAT
MAT
MAT
MAT










