User manual - fx-520AZ テキスト
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2.
数字キー(
b
∼
d
)を使って、MatA, MatB, MatCのいずれかを選択します。
・ 行列の型(
m
×
n
)を指定する画面が表示されます。
3.
数字キー(
b
∼
g
)を使って、3行3列以内の行列の型(
m
×
n
)を指定します。
・ 1行
n
列の行列を指定する場合は
c
を押して2 画面目を表示し、
b
∼
d
を押します。
・ 数字キーを押して行列の型を指定すると、行列エディタ画面が表示されます。
4.
行列の各成分に数値を入力します。
・
d
/
e
を押して入力したい成分の位置にカーソルを移動し、数値を入力します。入力し
た数値を確定するには、
=
を押します。
5.
入力が済んで行列計算を行うには、
A
を押して行列演算画面を表示します。
ご注意
行列エディタ画面では次の操作はできません。
・ 独立メモリーへの数値の加減算操作(
l
/
!
l
(
M–
))
・ 変数メモリーへの数値登録操作(
!~
(
STO
))
A
行列メモリーの内容を編集するには
すでに行列メモリーに登録済みの内容を編集したい場合は、次の操作を行います。
1.
!
e
(
MATRIX
)を押して行列メニューを表示し、
c
(
Data
)を押します。
2.
数字キー(
b
∼
d
)を使って、MatA, MatB, MatCのいずれかを選択します。
・ 選択した行列メモリーの内容が呼び出され、行列エディタ画面に表示されます。
3.
d
/
e
を押して数値を変更したい位置にカーソルを移動し、数値を入力します。
・ 現在入力されている数値の一部を訂正することはできません。数値を変更したい成分ごと
に、新規に数値を入力してください。
4.
編集が済んで行列計算を行うには、
A
を押して行列演算画面を表示します。
A
ある行列メモリーから他の行列メモリーへ内容をコピーするには
MatA, MatB, MatCまたはMatAnsに格納されている行列を、MatA, MatB, MatCのいずれか
にコピーすることができます。
1.
コピー元の行列メモリーを行列エディタ画面に呼び出すか、MatAns画面を表示します。
2.
!~
(
STO
)を押します。
・ 画面上部にSTOシンボルが点灯します。
3.
行列のコピー先を指定します。
・ 指定は変数メモリーのA, B, Cを指定する際と同じキー(
-
(
MatA
),
$
(
MatB
),
=
(
MatC
))
を使って行うことができます。
例えば
=
(
MatC
)を押すと、MatCに対してコピーが実行されます。
・ コピーが実行されると、行列エディタ画面にコピー先の行列メモリーの内容が表示されま
す。
A
行列メモリーに登録した内容のクリアについて
u
行列計算モードから出た場合は、すべての行列メモリー(MatA, MatB, MatCのすべて)がク
リアされます。
,
g
を押して行列計算モードに入り直した場合も、すべてクリアされます。
u
ある行列メモリー(MatA, MatB, MatCのいずれか)の行列の型(
m
×
n
)を変更すると、その行
列メモリーだけがクリアされます。










