User manual - fx-520AZ テキスト
– 91 –
複素数計算
複素数計算を行うには、
,
2
を押して複素数計算モードに入ることが必要です。
■ 複素数の入出力について
A
虚数単位(
i
)の入力
複素数計算モードでは、
.
キーは虚数単位
i
を入力するためのキーとして働きます。ここでは
このキーを
i
と表記します。
a
+
b
i
形式で複素数を入力する際に
i
キーを利用します。
A
極形式での複素数の入力
複素数は、極形式(極座標形式)で入力することもできます。極形式で入力する場合は、絶対値
(
r
)と偏角(
θ
)を∠記号で区切り、
r
∠
θ
のように入力します。
ご注意
偏角
θ
の入力は、角度単位設定(12ページ)で指定されている単位に従って行ってください。
角度単位設定とは異なる単位で角度を入力したい場合は、
!K
(
DRG
'
)で単位を指定してく
ださい(45ページの「特定の単位で角度を入力するには」を参照)。
A
複素数の計算結果の表示形式設定について
計算結果が複素数となるときの表示形式は、
a
+
b
i
(直交座標形式)または
r
∠
θ
(極座標形式)の
いずれかを選ぶことができます。
a
b
O
O
a + bi
r ⬔
θ
θ
虚軸
実軸
虚軸
実軸
r
極座標形式
直交座標形式
r
:絶対値
(複素数の大きさ)
θ
:偏角
複素数の計算結果の表示形式は、セットアップの複素数表示設定で切り替えます。詳しくは
「CMPLXモードの複素数の表示のしかたを選ぶには(CMPLX)」(13ページ)を参照してください。
a
+
b
i
(直交座標形式)選択時の計算例と結果表示例
(
!,
(
SETUP
)
c
d
(
CMPLX
)
b
(
a
+
b
i
))
1
2×(
'
3 +
i
)=2
'
3 +2
i
=3.464101615+2
i
B
2*(
!
3
e
+
i
)=
重要
Math
CMPLX










