User manual - fx-520AZ テキスト
– 85 –
①の計算を実行
(平均を求める)
A!
b
(
STAT/DIST
)
e
(
Va r
)
c
(
o
)
=
(標本標準偏差を求める)
!
b
(
STAT/DIST
)
e
(
Va r
)
e
(
s
x
)
=
平均 65.7
>
標準偏差 4.6
②の計算を実行
(脈拍数60以下の生徒の分布確率を求める)
!
b
(
STAT/DIST
)
f
(
Distr
)
b
(
P
(
)
ga
!
b
(
STAT/DIST
)
f
(
Distr
)
e
(
'
t
)
)=
(脈拍数70以上の生徒の分布確率を求める)
!
b
(
STAT/DIST
)
f
(
Distr
)
d
(
R
(
)
ha
!
b
(
STAT/DIST
)
f
(
Distr
)
e
(
'
t
)
)=
60以下分布確率 10.8%
>
70以上分布確率 17.3%
A
2変数統計計算(回帰計算)の例題
-
次のデータは、ある新生児の生後日数と体重の推移を示したものである。
生後日数(日) 体重(g) 生後日数(日) 体重(g) 生後日数(日) 体重(g)
20 3150 140 7940 260 9270
50 4800 170 8690 290 9310
80 6420 200 8800 320 9390
110 7310 230 9130
① データを直線回帰したときの回帰式と相関係数を示せ。
② データを対数回帰したときの回帰式と相関係数を示せ。
③ 回帰結果がデータの傾向により近いと考えられる回帰式に基づいて、生後350日の体
重の推定値を求めよ。
ただし相関係数は小数第2位未満、回帰式の各係数と推定値は1未満を四捨五入して求
めること。
解説
2変数(この例題では日数=
x
と体重=
y
)のデータに対して異なる回帰計算を実行して、どの回
帰式がよりデータとよく一致するかを比較することが、この例題のテーマです。
x
と
y
の相関関係
を把握することが最も重要です。各設問を解くにあたっては、次の点に留意してください。
・ 複数の2変数統計計算を行いたい場合、一度入力したデータを他のタイプの2変数統計計算
でもそのまま使うことができます。このため、データの入力は1回で済みます。
STAT
STAT










