User manual - fx-520AZ テキスト
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メニュー
サブメニュー 機 能
g(MinMax)
最大/最小/
第1四分位数/
中央値/
第3四分位数
b(minX) 標本の最小値を求めます。
c(maxX) 標本の最大値を求めます。
d(Q1) 標本の第1四分位数を求めます。
f(Q3) 標本の第3四分位数を求めます。
e(med) 標本の中央値を求めます。
f(Distr)
正規分布確率
b(P( )
c(Q( )
d(R( )
e('
t)
これらのコマンドは、引数を取る関数(カッコ付き関数)で
す。引数として標準化変量
tを取ることで、下図に示す標準正規
分布の分布確率を、それぞれ算出します。
標準化変量
tは、下記の“'t”コマンドで算出します。
例えば統計エディタ画面で入力したデータを標準正規分布近似
したとき、X以下の標本データの分布確率を算出するには、
“P(X'
t)”と入力します。
このコマンドは、直前に引数を取る関数です。
直前に入力した数値を引数(X)として、標準化変量
tを以下の式
により算出します。
o
(平均値)およびσx(母標準偏差値)は、統計エディタ画面で入
力したデータから算出した数値が使われます。
P
(t)
0 t
Q
(t)
0 t
R
(t)
0 t
A
2変数の統計計算コマンド(共通部分)
2変数の統計計算タイプのいずれかを選択したときに使える統計計算コマンドは、標本データ
の総和、個数/平均/標準偏差、最大/最小、および回帰計算の4つのメニューに分かれています。
これらのうちはじめの3メニューのコマンドについては、すべての2変数の統計計算タイプで共通
です。回帰計算メニューのコマンドだけが、タイプに応じて異なります。
共通のコマンドは、下表の通りです。
2変数の統計計算に共通のコマンド一覧
メニュー
サブメニュー 機 能
d(Sum)
総和
b(
Σx
2
) 標本のXデータの2乗和
Σx
2
を求めます。
c(
Σx
) 標本のXデータの総和
Σx
を求めます。
d(
Σy
2
) 標本のYデータの2乗和
Σy
2
を求めます。
e(
Σy
) 標本のYデータの総和
Σy
を求めます。
f(
Σxy
) 標本のXデータとYデータの積和
Σxy
を求めます。
g(
Σx
3
) 標本のXデータの3乗和
Σx
3
を求めます。
h(
Σx
2
y
) 標本の{Xデータの2乗×Yデータ}の総和
Σx
2
y
を求めます。
i(
Σx
4
) 標本のXデータの4乗和
Σx
4
を求めます。










