User manual - fx-520AZ テキスト
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これ以降の説明では、
n
進数を表すときに、基数Nを数値の右下に小文字で記します。
例:111
2
(2進数の111)、11
16
(16進数の11)、100
10
(10進数の100)など
1
111
2
+1
2
を2進法で計算する
A
b
bbb+b=
メモ
・ 有効でない数値入力(2進法選択時の2など)は、エラー(Syntax ERROR)となります。
・
n
進計算モードでは、小数や指数方式の数値の入力はできません(
.
キー、
Z
キー操作は
無効です)。また、計算結果が小数となる場合は、小数部は切り捨てられます。
16進数の入力について
16進数のA, B, C, D, E, F は、次の各キーで入力します。
y
{A}
e
{B}
w
{C}
s
{D}
c
{E}
t
{F}
※ 以降の説明では、これらの各キーを
A
,
B
,
C
,
D
,
E
,
F
と表記します。
2
FF
16
+1
16
を16進法で計算する
A
c
FF+b=
A
演算の有効範囲
n
進計算モードでは、次の有効範囲内で数値を入力したり、計算結果を表示することが可能です。
n
進法 有効範囲 ビット数
10進法 −2147483648≦
x
≦2147483647 32ビット
16進法
正:00000000≦
x
≦7FFFFFFF
32ビット
負:80000000≦
x
≦FFFFFFFF
2進法
正:0000000000000000≦
x
≦0111111111111111
16ビット
負:1000000000000000≦
x
≦1111111111111111
8進法
正:00000000000≦
x
≦17777777777
32ビット
負:20000000000≦
x
≦37777777777
メモ
演算の有効範囲は、2進法の選択時のみ、他の記数法の選択時よりも狭くなります(2進法の選
択時は16ビットの入出力、その他は32ビットの入出力が可能)。
重要










