User manual - fx-520AZ テキスト
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■ 方程式の種類を選択する
方程式の種類を選ぶには、次の操作を行います。
方程式の種類 キー操作
2元連立1次方程式
,
f
(
EQN
)
b
(
a
n
X
+
b
n
Y
=
c
n
)
3元連立1次方程式
,
f
(
EQN
)
c
(
a
n
X
+
b
n
Y
+
c
n
Z
=
d
n
)
2次方程式
,
f
(
EQN
)
d
(
aX
2
+
bX
+
c
=0)
3次方程式
,
f
(
EQN
)
e
(
aX
3
+
bX
2
+
cX
+
d
=0)
方程式計算モードでこの操作を行うと、以前に入力した係数値はすべてクリアされます。
■ 係数を入力/編集する(係数エディタ画面を使う)
方程式の係数の入力は、係数エディタ画面で行います。方程式の種類によって指定が必要な係
数の数は異なりますので、係数エディタ画面の内容も方程式の種類によって変わります。
※ 3元連立1次方程式および3次方程式を選択した場合、係数エディタ画面を表示した時点で
は
d
列は見えませんが、カーソルを移動して表示することができます。
入力操作について
u
d
/
e
を押して入力対象のセルにカーソルを移動し、数値や計算式を入力します。
u
入力中の数値や計算式を確定するには、
=
を押します。計算式を入力した場合は
=
を押す
と計算が実行され、計算結果の数値が入力されます(計算式は残りません)。
u
=
を押して入力を確定すると、次のセル(1つ右の列または次の行の1列目)にカーソルが自
動的に移動します。ただしカーソルが最後のセルにある場合は、移動しません。
u
入力中に
A
を押すと、入力中の数値や計算式をクリアすることができます。このとき、カー
ソル位置のセルに元々入力されていた数値は変化しません。
表示や動作について
u
係数エディタ画面での入力は、現在の表示形式設定とは無関係に、常にライン表示形式選択
時の操作となります。係数を分数で入力する場合などは、ご注意ください。
u
入力中の数値や計算式は、画面最下行に左詰めで表示されます。カーソル位置のセルに入力
済みの数値は、画面最下行に右詰めで表示されます。表示は常にライン表示形式で行われま
す。
u
分数形式で入力した数値は、入力した各セル上では小数で表示されますが、内部データとし
ては分数形式が保持されています。このため分数形式で数値を入力したセルにカーソルを移
動すると、画面最下行には分数形式の数値が表示されます。60進数についても同様です。
A
入力済みの係数を変更するには
基本的には上記の「入力操作について」の操作と同じです。
d
/
e
を押して係数を変更したい
セルにカーソルを移動し、入力し直します。
A
すべての係数を0に戻すには
係数エディタ画面上のすべての係数を0に戻すには、入力中以外のとき(画面最下行の数値が右
詰めで表示されているとき)に
A
を押します。










