User manual - fx-520AZ テキスト
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ご注意
座標変換実行時の一般的な注意点
・ 本機の座標変換計算では、直交座標から極座標への変換時に計算結果として得られる
θ
の値
は、始線(
x
軸)を基準として反時計回りを正、時計回りを負として、−
π
<
θ
≦
π
(−180
°
<
θ
≦
180
°
)の範囲となります。
・ 直交座標から極座標への変換時に計算結果として得られる
θ
の値は、現在の角度単位設定(12
ページ)に従って度、ラジアン、またはグラードの単位で表示されます。
・ 極座標から直交座標への変換時は、
θ
の値を入力する際の角度単位に注意してください。基本
的には、現在の角度単位設定(12ページ)に従って入力することが必要です。角度を入力する
ときに角度単位を指定する方法については、「特定の単位で角度を入力するには」(45ページ)
を参照してください。
■ 座標変換の入力操作と計算結果について
直交座標→極座標の変換時
!
+
(
Pol
){直交座標の
x
値}, {直交座標の
y
値}
)=
例:直交座標で表された点P(1, 1)を極座標P(
r
,
θ
)で表す
VB
!
+
(
Pol
)
b
!
)
( , )
b)=
計算結果として得られた
r
,
θ
の値は、それぞれ変数メモリーのX , Yに格納されます。計算結果
として得られた
r
,
θ
の値によって他の計算を行う場合は、X, Yを使ってください。
極座標→直交座標の変換時
!
-
(
Rec
){極座標の
r
値}, {極座標の
θ
値}
)=
例:極座標で表された点P( 2,
π
/4)を直交座標P(
x
,
y
)で表す
Vb
!
-
(
Rec
)
!
c)
!
)
( , )
!Z
(
π
)
/e)=
計算結果として得られた
x
,
y
の値は、それぞれ変数メモリーのX, Yに格納されます。計算結果
として得られた
x
,
y
の値によって他の計算を行う場合は、X, Yを使ってください。
メモ
自然表示形式の選択時の計算結果表示について
・ 座標変換の計算結果は、常に小数で表示されます。ただし計算結果が分数、
'
、
π
を含む形
式となる条件を満たしている場合は、変数メモリー X , Yを呼び出すと、分数、
'
、
π
を含む
形式で表示されます。例えば上記「直交座標→極座標の変換時」の操作に続いて、
~
)
(
X
)
を押すと
2、
~f
(
Y
)を押すと
1
4
π
という計算結果が得られます。
Math










