User manual - fx-520AZ テキスト
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4.
ベクトルの各成分に数値を入力します。
・
d
/
e
を押して入力したい成分の位置にカーソルを移動し、数値を入力します。入力し
た数値を確定するには、
=
を押します。
5.
入力が済んでベクトル計算を行うには、
A
を押してベクトル演算画面を表示します。
ご注意
ベクトルエディタ画面では次の操作はできません。
・ 独立メモリーへの数値の加減算操作(
l
/
!
l
(
M
−))
・ 変数メモリーへの数値登録操作(
!~
(
STO
))
A
ベクトルメモリーの内容を編集するには
1.
!
f
(
VECTOR
)を押してベクトルメニューを表示し、
c
(
Data
)を押します。
2.
数字キー(
b
∼
d
)を使って、VctA, VctB, VctCのいずれかを選択します。
・ 選択したベクトルメモリーの内容が呼び出され、ベクトルエディタ画面に表示されます。
3.
d
/
e
を押して数値を変更したい位置にカーソルを移動し、数値を入力します。
・ 現在入力されている数値の一部を訂正することはできません。数値を変更したい成分ごと
に、新規に数値を入力してください。
4.
編集が済んでベクトル計算を行うには、
A
を押してベクトル演算画面を表示します。
A
あるベクトルメモリーから他のベクトルメモリーへ内容をコピーするには
1.
コピー元のベクトルメモリーをベクトルエディタ画面に呼び出すか、VctAns画面を表示し
ます。
2.
!~
(
STO
)を押します。
・ 画面上部にSTOシンボルが点灯します。
3.
ベクトルのコピー先を指定します。
・ 指定は変数メモリーのA, B, Cを指定する際と同じキー(
-
(
VctA
),
$
(
VctB
),
=
(
VctC
))
を使って行うことができます。
例えば
=
(
VctC
)を押すと、VctCに対してコピーが実行されます。
・ コピーが実行されると、ベクトルエディタ画面にコピー先のベクトルメモリーの内容が表
示されます。
A
ベクトルメモリーに登録した内容のクリアについて
u
ベクトル計算モードから出た場合は、すべてのベクトルメモリー(VctA, VctB, VctCのすべ
て)がクリアされます。
,
i
を押してベクトル計算モードに入り直した場合も、すべてクリ
アされます。
u
あるベクトルメモリー(VctA, VctB, VctCのいずれか)の成分の数を2から3(またはその逆)
に変更すると、そのベクトルメモリーだけがクリアされます。
■ ベクトル演算画面を使う
ベクトル計算モードでの各種の計算は、
A
を押すと表示されるベクトル演算画面で行います。
ベクトル演算画面では、VctA, VctB, VctCおよびVctAnsを使ったベクトル計算と、COMPモー
ド時と同様の計算の一部を実行することができます。










