User manual - fx-520AZ テキスト
– 58 –
ご注意
・
a
,
b
,
f
(
x
),
tol
に対してPol(, Rec(,
∫
(,
d
/
dx
(,
Σ
(,
Π
(, ÷
R
の各関数を入力することはできませ
ん。
・
tol
の入力を省略した場合、解が収束しないときは、
tol
の値を自動的に調整して解を求めます。
・ 不連続な点、急激に変化する部分、極大点や極小点、変曲点、微分不可能な点を含む場合、
微分計算結果が0近傍の値の場合には、精度が出なかったりエラーになったりする場合があり
ます。
①自然表示形式の場合
例:
(
x
2
)
x
=
11
dx
d
を自然表示形式で入力し、計算する
!
7
(
F
)
a
)
(
X
)
xe
bb=
②ライン表示形式の場合
f
(
x
),
a
,
tol
の順に入力を行います。
例:
d
/
dx
(2
x
2
, 1×10
−3
, 1×10
−5
)を
tol
=1×10
−5
としてライン表 示形式で入力し、計算する
!
7
(
F
)
c
a
)
(
X
)
x!
)
( , )
b
Z-
d
!
)
( , )
b
Z-
f)=
ベクトル計算
本機のベクトル計算モードを使うと、2成分のベクトル(平面上のベクトル)または3成分のベク
トル(空間のベクトル)による加減算や内積計算などを実行することができます。
ベクトル計算を行うには、
,
i
を押してベクトル計算モードに入ることが必要です。
■ ベクトル計算の操作の流れ
はじめに、本機を使ったベクトル計算の大まかな操作の流れを説明します。ここでは、次のよ
うな平面上のベクトルどうしの加算を例に、操作手順を示します。
-
a
=(1, 2),
s
=(3, 1)のとき、
a
+
s
を求める
ベクトル計算モードでは計算式を直接入力する代わりに、
計算に使うベクトルを“VctA”, “VctB”, “VctC”という名前
のメモリー(ベクトルメモリーと呼びます)に登録し、メモ
リー計算を行います。この例題の
a
+
s
を計算するには、
a
の成分(1, 2)をVctAに、
s
の成分(3, 1)をVctBに入力し、
VctA+VctBを実行します。
Math
重要
1
x
y
O
a
s
1 3
2
a
+
s
a
+
s










