User manual - fx-520AZ テキスト
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乱数を発生させる
内蔵関数Ran#を使って、小数点以下3桁の小数(0.000∼0.999)の疑似乱数を発生させること
ができます。内蔵関数RanInt#を使って、開始値(
a
)と終了値(
b
)間の整数の疑似乱数を発生さ
せることができます。Ran#, RanInt#は、BASE-Nモードを除くすべての計算モードで使用可
能です。
■ 乱数を使った計算例
※画面の数値は一例であり、結果は操作ごとに異なります。
1
関数Ran#による乱数を100倍して小数点以下を四捨五入し、整数2桁の擬似乱数10個を
得る
セットアップの表示桁数設定(12ページ)をFix0にして、計算を行います。
!,
(
SETUP
)
g
(
Fix
)
a
baa
!
.
(
Ran#
)
=
=
=
13, 34, 85, 8, 53, 26
2
関数RanInt#を使って1 から6 の間で整数の乱数を得る
b
a
.
(
RanInt
)
b
!
)
(
,
)
6)=
=
積分計算・微分計算
積分計算、微分計算は、COMPモードでのみ実行可能です。
ご注意
積分計算・微分計算実行時の一般的な注意点
・ 積分・微分の対象とする関数や、計算の範囲によっては、計算結果が表示されるまでに時間
がかかることがあります。
=
などを押して計算を実行したら、画面に答えが表示されるまでは、
キー操作を行わないでください。
・ 三角関数の積分計算・微分計算は、角度単位設定をRad(ラジアン)にして行ってください。
・ 終了条件を満たせずに求解処理が終了してしまった場合はエラー(Time Out)となります。関
数式や区間などを適宜修正してから、計算を行ってください。
FIX
…
…










