User manual - fx-520AZ テキスト
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Rnd関数(
!
a
(
Rnd
))を使うと、本機が内部的に保持している数値そのものを、表示桁数設
定の指定に従って「丸める」ことができます。
数値の丸めは、表示桁数設定に応じて次の要領で行われます。
u
Norm1またはNorm2の場合は、仮数部の11桁目で四捨五入を行う
u
FixまたはSciの場合は、指定桁数の次の桁で四捨五入を行う
-
20÷7 の答えを小数点以下第2位まで求め、さらにその答えの2乗を小数点以下第2位
まで求める
b
ca/h=
(小数点以下2桁の指定)
!,
(
SETUP
)
g
(
Fix
)
c
(内部数値を表示に従い丸める)
!
a
(
Rnd
)
K
=
w
=
>
8.18
メモ
内部丸めを行わなかった場合
上記の計算例で、内部丸めを行わずに計算すると、結果は次のようになります。
b
ca/h=
!,
(
SETUP
)
g
(
Fix
)
c
w
=
丸めを行わずに計算すると、内部計算は(2.857142857)
2
=8.163265306となります。
このため表示される計算結果は、小数点以下2桁表示で8.16となります。
単位換算
インチ(in)からセンチメートル(cm)、グラム(g)からオンス(oz) のように、ある単位の数値を
異なる単位の数値に換算することができます。換算には、本機が内蔵している111組222種類の「単
位換算コマンド」を使います。単位換算コマンドは、BASE-NモードおよびTABLEモードを除く
すべての計算モードで使用可能です。
■ 単位換算を行う
以下の操作は、すべてライン表示形式(
b
)で行います。
A
単位換算の基本操作
単位換算には次の2通りの操作方法があります。
操作1: {換算元の数値}
a
i
(
'
Conv
)
aab
∼
ccc=
操作2: {換算元の数値}
!
i
(
CONV
)
ab
∼
ea=
操作1で、
aab
∼
ajj
を入力する場合は、頭の
a
を省略することもできます。










