User manual - fx-520AZ テキスト
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計算履歴とリプレイ機能の利用
計算を実行するごとに、本機は計算式と計算結果をセットで記憶します。この本機に記憶され
た内容を「計算履歴」と呼びます。
計算履歴はCOMPモード(標準計算モード)のほか、CMPLXモード(複素数計算モード)と
BASE-Nモード(
n
進計算モード)で利用できます。
■ 計算履歴を呼び出すには
本機に計算履歴が記憶されているときは、画面右上に
`
シンボルが表示されます。計算履歴を
呼び出すには、
f
を押します。1回押すごとに、1つ前の計算式と計算結果の両方が表示されます。
また、表示中の計算履歴よりも後に計算履歴がある場合は
$
シンボルが表示されます。このとき
c
を押すと、1つ後の計算履歴が表示されます。
-
b
b.ch+dc.df=
i.ce+e.ch=
e.b*d+c.f=
f
f
ご注意
・ 計算履歴は、
p
を押したとき、計算モードを切り替えたとき、表示形式を切り替えたとき、
または各種リセット操作を行ったときに、すべてクリアされます。
・ 本機が記憶できる計算履歴の容量には制限があります。記憶できる容量を超えた時点で、一
番古い計算履歴から、順次削除されます。
■ 計算履歴の計算式を編集して再計算する(リプレイ機能)
計算履歴の表示中に、
d
を押した場合は表示中の計算式の末尾、
e
を押した場合は先頭にカー
ソルが表示され、計算式を編集できる状態になります。
-
上記の例題で、2つ前の計算式の数値を変更(1.27→1.71に変更)して再計算する
操作は2つ前の計算履歴を呼び出した状態から行います。
b
e
重要
ここにカーソルが表示される










