User manual - fx-520AZ テキスト
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■ 余り計算
余り計算を行うと、割り算の商と余りを一度に求めることができます。
A
余り計算の例題
-
5÷2の商と余りを求める
B
f
a
'
(÷
R
)
c=
商 余り
b
f
a
'
(÷
R
)
c=
商 余り
ご注意
・ 余り計算を行うと商の値がアンサーメモリーに登録されます。
・ 余り計算の計算結果を変数メモリーに登録する操作を行うと、商の値が登録されます。例え
ば変数Xに5÷
R
2の計算結果を登録する操作(
f
a
'
(÷
R
)
c
!~
(
STO
)
)
(
X
))を行
うと、
X
には2が登録されます。
・ 入力式の途中に余り計算がある場合は、商の値を使って計算します。
( 例 :
ba+bh
a
'
(÷
R
)
g=
→ 10+2)
・ 余り計算の計算結果表示中は、
f
、
e
キーの操作はできません。
A
余り計算が通常の除算となるケースについて
次のような場合は余り計算を実行しても、通常の除算として扱われます。
u
除数または被除数が非常に大きい値の場合
例:
caaaaaaaaaa
a
'
(÷
R
)
bh=
→ 20000000000÷17の演算を実行
u
商が正の整数でない場合、余りが正の整数あるいは正の小数でない場合
例:
-
f
a
'
(÷
R
)
c=
→ −5÷2の演算を実行
■ 素因数分解
計算結果として表示中の10桁以内の正の整数を、3桁以内の素因数に分解して表示することが
できます。COMPモードでのみ実行可能です。
A
素因数分解の例題
-
1014を素因数分解する
babe=
!e
(
FACT
)
Math
B










