User manual - fx-520AZ テキスト
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ご注意
・ 循環が整数部分から開始している場合(例:12.3123123...など)でも、循環節の指定は小数点
以下から行ってください(12.3
4
12
4
)。
・ 循環小数の入力は、自然表示形式での入力時のみ可能です。
・ 循環節として指定できるのは、小数点以下14桁までです。小数点以下15桁以上の入力を行うと、
循環小数ではなく15桁の有限小数として扱われます。
・ 循環小数の入力は、セットアップの循環小数設定にかかわらず可能です。
A
計算結果を循環小数で表示する
セットアップの循環小数設定をONにした場合は、循環小数となるような計算結果を循環小数
の形で表示することができます。計算結果の表示切り替えには
f
キーを使います。
f
を押すたびに、表示中の計算結果が次のように切り替わります。
分数
循環小数 表示桁数設定(Norm/Fix/Sci)に従った小数
または
表示桁数設定(Norm/Fix/Sci)に従った小数
分数 循環小数
-
1
7
= 0.1
3
42857
3
= 0.1428571429 (Norm1)
B
b
'
h=
循環小数として表示:
f
Norm1設定に従った小数表示:
f
最初の表示に戻る(分数表示):
f
A
計算結果が循環小数で表示される条件
計算結果が次の条件を満たす場合は、
f
を押して循環小数で表示することができます。
u
帯分数(整数、分子、分母、分数記号)で使われる桁数が10桁以内であること。
u
循環小数として表示したときの容量が99バイト以内であること。(数字、小数点が各1バイト、
循環節の1桁につき1バイト。例えば0.1
4
23
4
は数字4バイト、小数点1バイト、循環節3バイトで
合計8バイトとなります。)
ご注意
セットアップの循環小数設定がOFFに設定されているときの計算結果や、ONに設定されてい
るが循環小数でない計算結果の表示切り替えについては、「計算結果を自然表示と小数表示の間
で切り替える(S-D変換)」(39ページ)を参照してください。










