User manual - fx-520AZ テキスト
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■ 関数内への数値や式の取り込みについて(自然表示形式のみ)
自然表示形式での入力時には、数値やカッコで括られた範囲内など入力済みの計算式の一部を、
'
などの関数内や、分数の分子として取り込むことができます。
A
関数内に数値や式を取り込むには
ここでは、「1+(2+3)+4」のカッコ内を
'
に取り込む操作例で説明します。
1.
1+(2+3)+4を入力し、
d
を使ってカーソルを「(」
の手前に移動します。
2.
!D
(
INS
)と押します。
・ カーソルの形が「
'
」に変わります。
3.
!
を押します。
・ カッコ内の範囲が
'
の内側に取り込まれます。
■ 入力した計算式の訂正について
A
「挿入モード」と「上書きモード」(ライン表示形式のみ)について
入力時に、カーソル位置に文字が追加挿入される状態のことを「挿入モード」、カーソル位置の
文字が入力した文字に置き換わる状態を「上書きモード」と呼びます。
元の式 +を押すと
挿入モード時
上書きモード時
カーソル
カーソル
挿入モードと上書きモードの見分けかた
カーソルの形で見分けることができます。挿入モードでは入力位置に「
■
」が点滅し、上書きモー
ドでは文字の入力位置に「
」が点滅します。
挿入モードと上書きモードを切り替えるには
初期設定では本機は挿入モードになっています。表示形式設定(11ページ)として「ライン表示
形式」を選択している場合に限り、必要に応じて上書きモードに切り替えることができます。挿入
モードと上書きモードの間で切り替えるには、
!D
(
INS
)を押します。
A
直前に入力した文字を訂正するには
D
を押して直前に入力した文字を削除し、正しい文字を入力し直します。
A
不要な文字を削除するには
d
または
e
を使って不要な文字の直後(挿入モード時)または不要な文字の下(上書きモード
時)にカーソルを移動し、
D
を押します。
Math
Math
Math










