User manual - fx-520AZ テキスト
– 17 –
■ 計算結果の求めかたに関する基本事項
A
計算結果の表現方法について(表示形式設定に応じた計算結果表示)
1つの計算式に対する計算結果には、さまざまな表現のしかたがあります。例えば1÷2の計算
結果は「
1
2
」とも「0.5」とも記述できます。他の具体例をいくつか挙げてみましょう。
問 題 計算式
自然表示形式
(MathO)
ライン表示形式
3.375の3乗根は?
3
3.375
3
2
1.5
45度の正弦は? sin(45)
2
2
0.7071067812
半径5cmの円の面積は?
π
×5
2
25
π
78.53981634
初期設定では本機は自然表示形式(MathO)が選択されており、計算結果は可能なかぎり分数、
'
、
π
を使った表現で表示されます。本書では、これを計算結果の自然表示と呼びます。
なお、分数、
'
、
π
を使って計算結果を表示できる範囲などについて詳しくは、「計算結果の自
然表示とS-D変換」(36ページ)を参照してください。
A
計算結果の求めかたについて(
=
と
!
=
)
計算式を入力した後でその計算結果を求めるには、通常は
=
を押します。この他に、自然表
示形式(MathO)が選択されている場合は、
!
=
を押して計算結果を求める方法があります。
自然表示形式(MathO)が選択されている場合:
u
計算式の入力後に
=
を押すと、計算結果は自然表示形式で表示されます。
u
計算式の入力後に
!
=
を押すと、計算結果は小数で表示されます。
■ カッコ付き関数(sin, cos,
'
など)の入力について
本機は三角関数や対数関数など各種の関数を内蔵しています。内蔵されている関数のうち、キー
を押したときに開きカッコ(
(
)付きで入力される関数のことを、本機では「カッコ付き関数」と呼び
ます。例えば
s
を押すと入力される“sin(”や、
l
を押すと入力される“log(”などは、カッコ付
き関数です。
カッコ付き関数を入力する際は、基本的に引数の入力後に閉じカッコ(
)
)を入力することが必要
です。例えばsin(30+15)と入力すると、「30+15」が関数sinの引数として扱われます。
重要
重要










