User manual - fx-520AZ テキスト
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A
ソルブ機能の操作や演算を中止するには
ソルブ機能のメッセージ(“Solve for X”, “A?”など)や解の表示中に
A
を押すと、ソルブ機能
の実行が中断され、画面がクリアされます。
ソルブ機能による演算中(求解中でまだ解が表示されていないとき)に演算を中断する場合も、
A
を押してください。“AC Break”という画面が表示されますので、入力した方程式をクリアす
るには再度
A
を、入力した方程式に戻るには
d
または
e
キーを押してください。
A
ソルブ機能使用時のご注意
ソルブ機能を使って方程式の解を求める際には、次の点にご注意ください。
u
sinやlogなど開きカッコ付きで入力される関数を方程式の中で使用する場合は、閉じカッコ
を省略しないでください。
u
ソルブ機能の方程式には、Pol(, Rec(,
∫
(,
d
/
dx
(,
Σ
(,
Π
(, ÷
R
の各関数、およびマルチステー
トメント入力はできません。
u
求解対象の変数が入力した方程式の中に存在しない場合は、エラー(Variable ERROR)と
なります。
u
求解できなかった場合は、メッセージ(Can’t Solve)が表示されます。
u
“Solve for X”のメッセージに対して入力した予想値(何も入力しなかった場合は、変数に登
録されていた数値)によっては、解が求められない場合があります。この場合はソルブ機能を
再実行して、より解に近いと思われる予想値を入力してください。
u
解の存在する式でも、解が求められない場合があります。
u
ニュートン法の性質上、次のような関数は解を求めにくい傾向にあります。
・周期関数(
y
=sin(
x
)など)
・グラフを描いたとき、急勾配の部分を持つ関数(
y
=
e
x
,
y
=1/
x
など)
・不連続な関数(
y
=
x
など)
u
本機が所定の回数の内部演算を実行しても求解できなかった場合、“Continue:[=]”という
メッセージが表示されることがあります(収束途中画面)。この場合は、
=
を押すと、さらに
演算が継続されます。演算を中止するには、
A
を押してください。










