User manual - fx-520AZ テキスト
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■ ソルブ機能の使いかた
A
基本操作
変数Xを未知数とする方程式を入力し、
! -
(
SOLVE
)を押す、という操作が基本です。次
の2つの例題を実行してください。
-
方程式
x
2
−2=0 を解く(
x
=± 2 )
解が±
2であることが自明な例題ですが、ここではソルブ機能の操作手順と、入力した予想値
と解の関係を把握してください。なお右辺の“=0”は入力を省略できます。
a
)
(
X
)
w
-c
a-
(=)
a
!-
(
SOLVE
)
X(解)の予想値の入力を促すメッセージ
現在変数メモリー Xに登録されている数値
(予想値として1を入力して求解)
b=
求解結果を代入して方程式の左辺−右辺を計算した値です。
0に近いほど解の精度が高いことを表します。
(ソルブ機能を再実行)
=
X(解)の予想値の入力を促すメッセージ
現在変数メモリー Xに登録されている数値
(予想値として-1を入力して求解)
-
b=
メモ
予想値について
解の予想値を入力せずに
=
を押すと、現在変数メモリー Xに登録されている数値が自動的に
予想値として適用され、求解が行われます。ニュートン法では未知数の予想値を指定することが
求解の前提ですので、入力を省略する場合でも予想値を意識するようにしてください。
メモ
未知数として使用する文字(変数メモリー)の指定について
ソルブ機能では基本的にXを未知数として方程式を入力しますが、変数メモリーとして使用可
能なその他のアルファベット(A, B, C, D, E, F, M, Y)を未知数として指定することもできます。
例えば方程式2C
2
+C+A=0をCについて解きたい場合は、方程式の末尾に“,C”と入力します。
変数に数値を代入する際は、常にライン表示形式の入力方法となります。
Math
(省略可)
Math
Math
Math










