SA1109-E J fx-3650P fx-3950P 取扱説明書 保証書付 ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、 正しくお使いください。 本書はお読みになった後も大切に保管してください。 http://edu.casio.
計算方法の設定を初期状態に戻すには 計算方法の設定を初期状態に戻すには、 AB 2(Mode) < と操作します。 計算モード ................ 角度指定 .................... 表示桁数指定 ............ 複素数表示指定 ......... 分数表示指定 ............
安全上のご注意 このたびは本機をお買上げいただきま して、誠にありがとうございます。ご使 用になる前に、この「安全上のご注意」を よくお読みの上、正しくお使いくださ い。なお、本書はお読みになった後も大 切に保管してください。 注意 この表示を無視して誤っ た取り扱いをすると、人が 傷害を負う可能性が想定 される内容および物的損 害のみの発生が想定され る内容を示しています。 電池について ● 本機で使用している電池を取り外 した場合は、誤って電池を飲むこ とがないようにしてください。特 に小さなお子様にご注意くださ い。 ● 電池は小さなお子様の手の届かな い所へ置いてください。万一、お子 様が飲み込んだ場合は、ただちに 医師と相談してください。 ● 電池は、充電や分解、ショートする 恐れのあることはしないでくださ い。また、加熱したり、火の中へ投 入したりしないでください。 –2–
● 電池は使い方を誤ると液もれによ る周囲の汚損や、破裂による火災・ けがの原因となることがあります。 次のことは必ずお守りください。 + − u 極性(⃝と⃝の向き) に注意して 正しく入れてください。 u 長期間使用しないときは、本体か ら電池を取り出しておいてくだ さい(fx-3950P) 。 u 本機で指定されている電池以外 は使用しないでください。 火中に投入しないでください ● 本機を火中に投入しないでくださ い。破裂による火災・けがの原因と なることがあります。 ● 本書中の表示/イラストは、印刷のため実物と異なる ことがあります。 ● 本書の内容に関しては、将来予告なしに変更すること があります。 ● 本書の内容については万全を期して作成いたしまし たが、万一ご不審な点や誤りなど、お気づきのことが ありましたらご連絡ください。 ● 本機使用により生じた損害、逸失利益、および第三者 からのいかなる請求につきましても、当社ではいっさ いその責任を負えませんので、あらかじめご了承くだ さい。 –3–
ご使用上の注意 ● お買上げ直後、本機を使用する前に必ず 5 キーを押してください。 ● 本機が正常に使用できても、定期的に必ず 電池を交換してください。 fx-3650P、fx-3950P ..................
● 落としたり、強いショックを与えないでく ださい。 ●「ひねり」 や「曲げ」を与えないでください。 ズボンのポケットに入れるなど、 「 ひねり」や 「曲げ」を与える恐れがあることをしないでく ださい。 ● 分解しないでください。 ● ボールペンなど鋭利なものでキー操作をし ないでください。 ● お手入れの際は、乾いた柔らかい布をご使 用ください。 特に汚れがひどい場合は、中性洗剤液に浸した 布を固くしぼっておふきください。なお、シン ナーやベンジンなどの揮発性溶剤は使用しな いでください。キーの上の文字が消えたり、 ケースにシミをつけてしまう恐れがあります。 –5–
目次 安全上のご注意 ..................................................... 2 ご使用上の注意 ..................................................... 4 計算を始める前に ................................................. 8 ■キーの見方 ............................................................................... 8 ■各種モード ............................................................................... 8 ■入力文字数 ............................................................................ 10 ■訂正について ...............................................
統計計算 .............................................................. 30 標準偏差計算 ............................................................................ 30 回帰計算 .................................................................................... 32 微分計算 .............................................................. 43 積分計算 .............................................................. 43 プログラム計算 .................................................. 44 プログラムの記憶操作とプログラムの仕方 ..........................
計算を始める前に ■キーの見方 本機では、1つのキーに対して複数の機能を持つキーがい くつかあります。たとえば、下のキーは5つあるいは3つ の機能を持っています。 M– A M DT CL 色 1 機能 M+ 使い方 直接押します。 2 M– 文字の色:橙 3 M 文字の色:赤 4 DT 文字の色:青 SD、 REGモードで直接押し ます。 5 CL 6 ∠ 文字の色:橙 フレームの色:青 文字の色:橙 フレームの色:紫 SD、REGモードで A を押 してから押します。 CMPLXモードで A を押 してから押します。 7 A A を押してから押します。 p を押してから押します。 文字の色:赤 p を押してから押します。 フレームの色:緑 (変数メモリーA) B A S E モードでは直接押し ます。 ■各種モード 本機では、計算ジャンルごとに、計算モードを切り替える 必要があります。下記の表を参考に、モードを切り替えて ください。 モード名 標準計算 COMP 複素数計算 CMPLX 標準偏差計算 SD –8– キー操作 F1 F2
モード名 キー操作 回帰計算 REG n 進計算 BASE プログラム編集 PRGM プログラム実行 RUN プログラム消去 PCL FF2 FF3 FFF1 FFF2 FFF3 ※ Fキーを何度か押すと、セットアップ項目 (Deg、Rad など)を選択することができます。セットアップ項目 の詳細は、おのおのの説明をごらんください。 また、本書では、各章のタイトルに、必要なモードを記載 してあります。計算ジャンルごとに、モードを使いわけて ください。 例: 複素数計算 CMPLX 重要 ● A B 2(Mode) <と操作すると、 すべてのモードや 設定が初期状態にリセットされます。 計算モード ............... COMP 角度指定 ................... Deg 表示桁数指定 ........... Norm 1 複素数表示指定 ....... a+bi 分数表示指定 ...........
■入力文字数 ● 本機は計算を行なうために79ステップのエリアがあり ます。 この 79ステップとは 1 機能 1 ステップで数え、数字や + 、, 、- 、\ キーなどは1つのキー操作で1ステッ プとなります。また、A D のように 2 つのキーを操 作しても、機能的に 1 機能のものは 1 ステップと数え ます。 ● 1 つの計算では 79 ステップまでしか入力できません。 通常カーソルは の点滅となっていますが、73 ス から テップ目以降の入力になると、カーソルが ■ の点滅に変わります。もし入力をしていてカーソ ルが ■ になったときは、区切りの良いところで一 度入力を終わらせてください。 ● g キーを使えば、ここまでの答えを呼び出して、計算 を続けることができます。 g キーについては「アン サーメモリー」の説明をご覧ください。 ■訂正について 1 cos60をsin60に訂正する。 W 60 eeeS 2 cos 60– s i n 60 – 0. 0.
3 2.362をsin2.362に訂正する。 (インサートモード を使った訂正) 2 l 36 K eeeeeAKS 2 . 36 2 – s i n 2 . 36 2 0. 0. * A K と押すと、 を表示しインサートモードとな ります。インサートモードを解除するには、A K、ま たは < を押します。 ■リプレイ機能 ● 計算を実行した式とその結果は記憶されており、計算 後 [ キーを押すと、その直前に実行した式と結果が 表示されます。さらに [ キーを押すごとに順次さか のぼって表示されます。 ● 表示された式は、e キーまたは r キーを押すことで 編集できる状態になります。計算終了後に e キーま たは r キーを押せば、すぐにその直前に実行した式 を編集できる状態になります。 - 4.12 3.58 6.4 = 21.1496 4.12 3.58 7.1 = 7.6496 4.12 - 3.58 + 6.4 < 4 . 12×3 . 58+6 . e e e e e , 7.1 12×3 . 58 - 7 . 1– 21.1496 21.
● AC 後のリプレイ t キーを押しても、リプレイ内容はクリアされません。 3-4< t [[ 3×4 12. – 0. 4 . 12×3 . 58 - 7 . 7.6496 ● 記憶されるのは、 式と答えで128バイトまでです。 ● 記憶された計算式は 5 キーを押すとクリアされます。 また AB キーによるリセットやモード切り替え、電 源オフによってもクリアされます。 ■エラー位置表示機能 ● 演算実行時にエラーが生じた場合、r キーまたは e キーを押すと、エラー状態が解除され、エラーが生じ た箇所にカーソルを表示します。 - 14 10 2.3を間違えて14 0 2.3と入力してし まった 14 \ 0 - 2.3 < r(または e) Ma t h ERROR 14÷0×2 . 3 0. ここでエラーが発生しました。 eAK1 < – 12 – 14÷1 0 ×2 . 3 14÷10 ×2 . 3 0. 3.
■表示の見方 本機は計算結果を 10 桁まで表示させることができます。 整数部が 10 桁を超える演算結果は自動的に指数表示とな ります。10進数の計算結果の表示では以下のように2種類 の表示方法があります。 Norm 1 Norm 1 では、演算結果が 1010 以上の場合あるいは 10–2 未 満の場合は自動的に指数表示となります。 Norm 2 Norm 2 では、演算結果が 1010 以上の場合あるいは 10–9 未 満の場合は自動的に指数表示となります。 Norm 1とNorm 2の切り替え ● F キーを数回押すと、次の表示が出ます。 F i x Sc i No r m 1 2 3 3キーを押して、指数表示を 1(Norm 1)、2(Norm 2)キーで選択します。 現在どちらの設定が選ばれているかは表示されません が、下記の計算結果を表示させることによりどちらの設 定かを確かめることができます。 1 \ 200 < 5. ×10–03 (Norm 1モード) 0.
■初期状態に戻すには(リセット) ● AB3(All) < と操作すると、すべてのモードや設 定が初期状態にリセットされ、リプレイ履歴、変数メ モリーの内容、すべてのプログラムが消去されます。 COMP 基本計算 ■四則演算 基本計算を行なうには、 下記のように操作し、 COMP モードを指定します。 COMP ............................................................ F 1 ● 計算式中の負数には、カッコを付けることが必要で す。詳しくは、 「計算の優先順位」 の欄 (58ページ) をご 覧ください。 ● 数値の指数部は、負符号が付いていてもカッコは不要 です。 sin 2.34 10 5 씮 S 2.34 e D 5 1 23 4.5 53 –25.5 2 56 ( 12) ( 2.5) 268.8 23 + 4.5 , 53 < 56 - R D 12 T \ R D 2.5 T < 3 2 3 (1 1020) 6.
■分数計算 ● 分数計算 ● 演算結果の整数、分子、分母、区切りマークの合計桁 数が10桁を超えた場合は、自動的に小数表示となりま す。 1 2 3 2 1 13 3 5 15 2C3+1C5< 13 15. 11 1 2 1 4 4 3 12 3C1C4+ 1C2C3< 4 11 12. 3 2 1 4 2 2C4< 4 1 1.6 2.1 1 C 2 + 1.6 < 2 ● 分数と小数の混在した計算結果は、常に小数で表示さ れます。 ● 小数 ↔ 分数表示切り替え ● 小数の演算結果表示を分数に切り替えることができま す。また、分数の演算結果表示を小数に切り替えるこ ともできます。 ※ 切り替えに時間がかかることがあります(約2秒) 。 1 2.75 2 3 (小数 → 分数) 4 2.75 < 2.75 C 2 3 4. AB 11 4.
2 1 ↔ 0.5(分数 ↔ 小数) 2 1C2< 1 2. C 0.5 C 1 2. ● 帯分数 ↔ 仮分数表示切り替え - 1 2 5 ↔ 3 3 1C2C3< 1 2 3. AB 5 3. AB 1 2 3. ● 分数計算の結果が1を超えた場合に、帯分数で表示さ せるか仮分数で表示させるかを切り替えることがで きます。 ● F キーを数回押すと、次の表示が出ます。 Disp 1 1 または 1 r(CMPLXモード)を押して、選択画 面を出し、1、2 キーで選びます。 1(a b/c) ............ 帯分数で表示する 2(d/c) .............
3 2500に15%加える (2875) 2500 - 15 A v + 4 3500の25%引き (2625) 3500 - 25 A v , 5 168と98と734の合計の20%引き (800) 168 + 98 + 734 < g A J 1 p 1 - 20 A v , ※ ※ この例のように、割増、割引計算にアンサーメモ リー内の数値を使うには、事前にその数値を変数メ モリーに代入し、それを呼び出して使う必要があり ます (, キーの計算より前に、v の計算結果が出た 時点でその値がアンサーメモリーに入るため)。 6 500g の試料に 300gを加えると、初めの何%とな るか? (160%) 300 + 500 A v 7 数値が 40 から 46 に増えたとき、何%増えたと言 えるか? また 48 に増えたときは? (15%, 20%) 46 , 40 A v eeeeee8< ■度分秒計算 ● 度分秒(時分秒)のような 60 進数の計算や、10 進数 への変換を行なうことができます。 1 2 2.258を60進数 ↔ 10進数に変換する。 2.258 < 2.
■小数点以下指定、有効桁数指定および 内部数値丸め ● F キーを数回押すと、次の表示が出ます。 F i x Sc i No r m 1 2 3 1 ∼ 3 キーを押して、表示桁数を選択します。 1(Fix) ............. 小数点以下桁数固定 2(Sci) ............. 有効桁数指定 3(Norm) ......... 標準表示 1 200 7 14 400 200 \ 7 - 14 < 400. (小数点以下3桁指定) F ..... 1(Fix)3 (内部12桁で計算を続ける) FIX 400.00000 200 \ 7 < 28.571 - 14 < 400.000 同じ計算を指定桁で計算すると 200 \ 7 < (内部数値丸め) A 28.571 Q 28.571 - 14 < 399.994 ● 小数点以下指定を解除するには F ..... 3(Norm)1 と押します。 2 1 3 の結果を有効桁数2桁で表示する(Sci 2) F ..... 2(Sci)2 1 \ 3 < SCI 3.
メモリー計算 COMP メモリーを使った計算を行なうには、下記のように操 作し、COMP モードを指定します。 COMP ............................................................. F 1 ■アンサーメモリー ● 本機には、最新の計算結果を記憶しておくアンサーメ モリーがあります。このメモリーは数値や数式等を入 力し、< キーを押した結果(数式であれば答え)を記 憶します。呼び出しは g キーで行ないます。 - 123 456 579 789 579 210 789 , g < 123 + 456 < 789–Ans 210.
、 、 、 ● この機能は後置関数(x2、x3、x–1、x!、DRG') 、 、 、nPr、nCrについても使えます。 ^(xy)、x ■独立メモリー ● メモリー内へ直接加減(累計)することができ、個々 の答えを求めながら同時に合計を求める合計計算に 便利です。 ● 独立メモリーと変数メモリーMは同じメモリーエリア を使用しています。 ● 独立メモリー(M)の内容を消去するときは、0 A j |(M )と操作してください。 - 23 + 9 A j 3 (M ) 53 , 6 | 45 - 2 A { 99 \ 3 | 0 3(M ) 23 9 32 53 6 47 ) 45 2 90 99 3 33 (合計) 22 ■変数メモリー ● 変数メモリーは 7 個 (A~D、M、X、Y) あり、データ や定数、答えなどの数値を自由に保存できます。 ● 変数メモリーすべての内容を消去するときは A B 1(Mcl) < と操作してください。変数メモリーのう ちの 1 つを消去するときは、0 A j G (変数メモ リーAの内容を消去する場合)のように操作してくだ さい。
2 9 6 3 1.425 (7 2) 8 9-6+3AJ2 R7,2T-8AJk p2\pk< CMPLX 複素数計算 複素数を含んだ計算を行なうには、下記のように操作 し、CMPLXモードを指定します。 CMPLX ...........................................................
1 3 4i の絶対値(r)と偏角( )を求める。 (Deg 指定) (r = 5, = 53.13010235 °) 虚軸 実軸 (r 5 ) ( 53.13010235 °) AAR3+4iT< AaR3+4iT< ● 複素数を、極座標形式 r ∠ の形で入力することもで きます。 2 2 ⬔ 45 1 i (Deg 指定 ) L 2 A Q 45 < Ar ■直交座標形式↔極座標形式表示切り替え 直交座標形式の複素数を極座標形式に、極座標形式の複 素数を直交座標形式に、それぞれ切り替えることができ ます。 ● 絶対値(r)と偏角( )は A r キーを押して表示を切 り替えます。 - 1 i ↔ 1.
● F キーを数回押すと、次の表示が出ます。 Disp 1 1 を押して選択画面にして、 1、2 キーで選びま す。 1(a+bi): 直交座標形式で表示する 2(r⬔ ): 極座標形式で表示する(r⬔ シンボル点灯) ■共役複素数 z = a+bi に対する共役複素数 z = a–bi を求めます。 - 1.23 2.34i の共役複素数を求める。 (答:1.23 – 2.34 i ) A S R 1 l 23 + 2 l 34 i T < Ar n 進計算 BASE n進計算を行なうには、下記のように操作し、BASE モードを指定します。 BASE ........................................................
● n 進計算では、 数値間の論理演算を行なうことができま す。 論理積 (and) 、論理和 (or) 、排他的論理和 (xor) 、排他 的論理和の否定 (xnor) 、否定 (Not) 、負数 (Neg) ● 各進数の有効範囲は以下のとおりです。 2進数 1000000000 0 8進数 4000000000 0 10進数 -2147483648 16進数 80000000 0 1 x x x x x x x < < < < < < < 1111111111 0111111111 7777777777 3777777777 2147483647 FFFFFFFF 7FFFFFFF 101112 110102を計算し、2進数で結果を表示す る。 (1100012 ) 2進数モードにする 2 < < < < < < < tb 0. b 10111 + 11010 < 110001. b 2210を2進数、8進数、16進数に変換する。 (101102 , 268 ,1616 ) tb 0. b l l l 1(d) 22 < 10110.
4 76548 1210を計算し、8進数で結果を表示する。 (5168 ) to 0. o l l l 4(o) 7654 \ l l l 1(d)12 < 516. o 8進数モードにする 5 12016 or 11012を計算し、 16進数および10進数で 結果を表示する。 (12d16 , 30110 ) th 0. H l l l 3(b)1101< 12d. H K 301. d 16進数モードにする 120 l 2(or) 10進数モードにする COMP 関数計算 関数計算を行なうには、下記のように操作し、COMP モードを指定します。 COMP ............................................................ F 1 ● 計算の内容によっては演算結果が表示されるまでに 時間がかかることがあります。 ● 次の計算に移る際は前の計算の結果が表示されるま で待ってください。 ● π = 3.
1∼3 キーを使って角度計算をすることができます。 π (90° = 2 ラジアン = 100 グラード) 1 sin63°52 41 0.897859012 2 cos 3 tan( 35grad) 0.612800788 4 sin 10.5 30 °(sinx 0.5のxを求める) 5 cos 1 q ..... 1(Deg) S 63 I 52 I 41 I < ( π rad 0.5 3 ) q ..... 2(Rad) WRAx\3T< q ..... 3(Gra) h R D 35 T < q ..... 1(Deg) A j 0.5 < 2 π 0.25 π (rad) (rad) 2 4 ( ) q ..... 2(Rad) AVRL2\2T
2 In 90 ( loge 90) 4.49980967 In e 1 3 log 64 3 log 4 4 5 e10 22026.46579 6 7 100.4 5 e 3 2 T 90 < TpP< R 64 \ R 4 < A U 10 < 2.760821773 A Q 0.4 + 5 - A U D 3 < 3 2WD3< 0.125 RD2TW4< (–2)4 16 ● 計算式中の負数には、カッコを付けることが必要で す。詳しくは、 「計算の優先順位」 の欄 (58ページ) をご 覧ください。 ■その他の関数 ( 、3 、x 、x2、x3、x 1、 x!、Ran#、π、順列 nPr、組み合わせ nCr) 1 2 3 5 5.287196909 L2+L3-L5< 2 3 5 3 27 –1.290024053 A D 5 + A D R D 27 T < 1 ( 123 = 123 7 ) 1.
8 0.000から0.999の間で乱数 (random number) を 発生させる。 AM< 0.664 (例) 9 3 π 9.424777961 0 1 から7 までの数字を使ってできる 4 桁の数字の 取り得る値の総数は? ただし、1 つの数字は 1 回しか使えないものとします (1234は可、1123は 不可)。 (840) 3Ax< 7Am4< 10人の中から4人を選ぶ場合の可能な組み合わせ は何通り? (210通り) 10 A n 4 < ■角度単位変換 ● A v と操作すると、次の表示が出ます。 D R G 1 2 3 1 ∼ 3 キーを使って、 入力した数値を指定した角 度単位の値に変換することができます。 - 4.25ラジアンを、度 (Deg) に変換する。 F ..... 1(Deg) 4.25 A v 2(R) < – 28 – 4 . 25 r 243.
■座標変換(Pol(x,y)、Rec(r,θ)) 直交座標 (Rectangular) 極座標(Polar) ● 演算結果は自動的に変数メモリー X と変数メモリー Y に記憶されます。 1 極座標(r 2, θ 60°) を直交座標 (x , y ) に変換す る (Deg 指定)。 A F 2 P 60 T < 0y x 1 y 1.732050808 ● 0 x、0 y と操作すると x の値と y の値をそれ ぞれ表示させることができます。 2 直交座標 (1, 3 ) を極座標(r , θ ) に変換する (Rad 指定)。 r 2 θ 1.047197551 Af1PL3T< 0y ● 0 x、0 y と操作すると r の値と θ の値をそれ ぞれ表示させることができます。 ■Eng変換 1 56,088メートルをキロメートルに変換する。 56088 < J → 56.088 10 3 (km) 2 0.08125 グラムをミリグラムに変換する。 → 81.25 10 –3 (mg) 0.
SD 統計計算 REG SD 標準偏差計算 標準偏差計算を行なうには、下記のように操作し、SD モードを指定します。 SD ............................................................ F F 1 ● SD、REGモードでは、| キーは S キーとして働き ます。 ● データの入力は、必ず A B 1 (Scl) < と操作して 統計用メモリーをクリアした後に行ないます。 ● 次の手順でデータを入力します。 < x-データ> S ● データ入力により計算された n、Σx、Σx2、o、σ n、σ n 1 の値は、下の操作で呼び出すことができます。 AU1 AU2 AU3 Σx2 Σx n o σn σn 1 AX1 AX2 AX3 - 以下のデータを基に σ n 1, σ n, o, n, Σx, Σx2 を求 める。 データ: 55, 54, 51, 55, 53, 53, 54, 52 SDモードに入る A B 1 (Scl) <(メモリークリア) 55 S n= SD 1.
AU2< AU1< 標本の総和(Σx )= 427 標本の2乗和(Σx 2 )= 22805 データ入力時の注意 ● S S と操作すると同じ数値を入力することができ ます。 ● 同様に A G キーを使うと、同じ数値を複数個 (度 数) 入力することができます。 < x- データ > A G < 度数 > S 例)数値 110 を 10 回入力する 110 A G10 S ● 演算は必ずしも前述の - 通りの順番で行なう必要 はなく、データ入力後ならどの順番でも表示させるこ とができます。 ● データ入力中または計算終了後に [ ] キーを押す と、それまでに入力したデータと度数を表示すること ができます。 ● 表示したデータは編集することができます。新しい値 を入力して < キーを押すと、そのデータが更新され ます。このため、データ表示中に他の操作(計算や統 計計算の結果の呼出など)を始める前には、必ず t キーを押してデータ表示状態から抜けて下さい。 ● < キーのかわりに Sキーを押すと、編集ではなく新 たなデータの入力となります。 また A U を押すとそのデータは削除され、それよ り後ろのデー
ただし、入力されたデータは保存されなくなります。 また、それ以前に入力したデータも含め、すべての データの表示や編集をすることができなくなります。 ● 保存されるデータ数については「統計データ/プログ ラム保存用メモリーについて」 (54ページ) をご覧くだ さい。 ● 入力直後のデータを削除したい場合は、 A U と操 作します。 ● SD モード以外のモードに変更すると、保存されてい る個々のデータの表示や編集をすることができなく なります。 REGモードの場合も同様です。また、REGモード中 で回帰の種類(Lin/Log/Exp/Pwr/Inv/Quad) を変更した 場合も同様です。 <平均> <標準偏差> 有限母集団全部のデータを使い、その集団の標準 偏差を求める。 集団中のサンプルデータを使い、その集団の標準 偏差を推定する。 回帰計算 REG 回帰を使った統計計算を行なうには、下記のように 操作し、REGモードを指定します。 REG .........................................................
● REG モードに入ると次の表示が出ます。 L i n Log Ex p 1 2 3 r e Pw r 1 I nv Qua d 2 3 ● 1 ∼ 3 キーを使って、回帰の種類を選択します。 1 (Lin) : 直線回帰 2 (Log) : 対数回帰 3 (Exp) : 指数回帰 r 1 (Pwr) : べき乗回帰 r 2 (Inv) : 逆数回帰 r 3 (Quad) : 2次回帰 ● データの入力は、必ず A B 1 (Scl) < と操作して 統計用メモリーをクリアした後に行ないます。 ● 次の手順でデータを入力します。 P S ● データ入力により計算されたそれぞれの値は、 下の 操作で呼び出すことができます。 AU1 AU2 AU3 AUr1 AUr2 AUr3 AX1 AX2 AX3 AXr1 AXr2 AXr3 AXrr1 AXrr2 Σx2 Σx n Σy2 Σy Σxy o xσn xσn-1 p yσn yσn-1 回帰式の係数A 回帰式の係数B 2次回帰以外 AXrr3 AXrrr1 AXrrr2 – 33 – 相関係
● 2次回帰計算のときは、操作が異なります。 AUrr1 AUrr2 AUrr3 AXrr3 AXrrr1 AXrrr2 AXrrr3 Σx3 Σx2y Σx4 回帰式の係数C m1 m2 n ● 上の表の値は、変数メモリーと同様に、式の中で利用 することができます。 ● 直線回帰 直線回帰での回帰式は y A Bx です。 ● 気圧と温度の関係 温度 気圧の測定値 10°C 1003 hPa 15°C 1005 hPa 20°C 1010 hPa 25°C 1011 hPa 30°C 1014 hPa この表より回帰式と相関係数を 求め、 回帰式をもとに、温度–5°C のときの気圧および1000ヘクト パスカルの温度を推定する。 また決定係数 (r 2) と標本共分散 を計算する。 REGモード(直線回帰) に入る 1(Lin) A B 1 (Scl) <(メモリークリア) 10 P 1003 S n= REG 1.
AXrr2< 回帰式の係数B = 0.56 相関係数 AXrr3< r = 0.982607368 –5℃のときの気圧 = 994.6 ED5FAXrrr2< 1000hPaのときの温度 = 4.642857143 1000 A X r r r 1 < AXrr3K< 決定係数 = 0.965517241 EAUr3, AU3-AX1AXr1F\ EAU3,1F< 標本共分散 = 35 ● 対数回帰 対数回帰での回帰式は y A B • l n x です。 xi yi 029 01.6 050 23.5 074 38.0 103 46.4 118 48.9 左記データを対数回帰して回帰式 および相関係数を求める。 また、回帰式より xi 80 および yi 73のときの n (y の推定値) 、m (x の推定値) をそれぞれ推定する。 REGモード(対数回帰) に入る 2 (Log) A B 1 (Scl) < 29 P1.6 S 50 P 23.5 S 74 P 38.0 S 103 P 46.4 S 118 P 48.
xi 80のとき n = 37.94879482 yi 73のとき m = 224.1541313 80 A X r r r 2 < 73 A X r r r 1 < ● 指数回帰 指数回帰での回帰式は y A•e B•x (In y In A Bx)です。 xi yi 06.9 21.4 12.9 15.7 19.8 12.1 26.7 08.5 35.1 05.2 左記データを指数回帰して回帰式 および相関係数を求める。 また、回帰式より xi 16 および yi 20 のときの n (y の推定値) 、 m (x の推定値) をそれぞれ推定する。 REGモード(指数回帰) に入る 3 (Exp) A B 1 (Scl) < 6.9 P 21.4 S 12.9 P 15.7 S 19.8 P 12.1 S 26.7 P 8.5 S 35.1 P 5.2 S 回帰式の係数A = 30.49758743 AXrr1< 回帰式の係数B = –0.049203708 AXrr2< 相関係数 r = – 0.
● べき乗回帰 y A•xB (In y In A B In x) べき乗回帰での回帰式は です。 xi yi 28 2410 30 3033 33 3895 35 4491 38 5717 左記データをべき乗回帰して回帰 式および相関係数を求める。 また、回帰式より xi 40 および yi 1000 のときの n (y の推定値) 、m (x の推定値) をそれぞれ推定する。 REGモード(べき乗回帰) に入る r 1 (Pwr) A B 1 (Scl) < 28 P 2410 S 30 P 3033 S 33 P 3895 S 35 P 4491 S 38 P 5717 S 回帰式の係数A = 0.238801066 AXrr1< 回帰式の係数B = 2.77186616 AXrr2< 相関係数 AXrr3< r = 0.998906257 xi 40のときn = 6587.674592 40 A X r r r 2 < yi 1000のときm = 20.
● 逆数回帰 逆数回帰での回帰式は y A B • 1/x です。 xi yi 1.1 18.3 2.1 9.7 2.9 6.8 4.0 04.9 4.9 04.1 左記データを逆数回帰して回帰式 および相関係数を求める。 また、回帰式より xi 3.5 および yi 15 のときの n (yの推定値)、m (x の推定値) をそれぞれ推定する。 REGモード(逆数回帰) に入る r 2(Inv) A B 1 (Scl) < 1.1 P 18.3 S 2.1 P 9.7 S 2.9 P 6.8 S 4.0 P 4.9 S 4.9 P 4.1 S 回帰式の係数A = –0.093440617 AXrr1< 回帰式の係数B = 20.26709711 AXrr2< 相関係数 r = 0.999852695 AXrr3< xi 3.5のときn = 5.697158558 3.5 A X r r r 2 < yi 15のときm = 1.
● 2 次回帰 2 次回帰での回帰式は y A B x C x2 です。 xi yi 029 1.6 50 23.5 74 38.0 103 046.4 118 048.0 左記データを2次回帰して回帰式を 求める。 また、回帰式より x i 16 および yi 20 のときの n ( y の推定値)、 m 1、m 2 ( x の推定値)をそれぞれ推 定する。 REGモード(2次回帰) に入る r 3 (Quad) A B 1 (Scl) < 29 P 1.6 S 50 P 23.5 S 74 P 38.0 S 103 P 46.4 S 118 P 48.0 S 回帰式の係数A = –35.59856934 AXrr1< 回帰式の係数B = 1.495939413 AXrr2< 10 – 3 回帰式の係数C = – 6.71629667 AXrr3< xi 16のとき n = –13.38291067 16 A X r r r 3 < yi 20のとき m 1 = 47.
データ入力時の注意 ● S S と操作すると、同じデータを入力することが できます。 ● 同様に A G キーを使うと、同じ数値を複数個(度 数)入力することができます。 < x- データ > P < y- データ > A G < 度数 > S 例) x = 20、 y = 30 を 5 回入力する 20 P 30 A G 5 S ● 演算は必ずしも前述の- 通りの順番で行なう必要 はなく、 データ入力後ならどの順番でも表示させる ことができます。 ● 入力したデータの編集については、標準偏差計算の 項をご覧ください。 ● 統計計算時には、変数メモリー A ∼ D、X、Y を使わ ないでください。 これらのメモリーは統計計算用の 一時メモリーとして使用されるため、 記憶させた データが別の数値に書き換えられてしまうことがあ ります。 ● REG モードに入り回帰計算の種類(Lin/Log/Exp/ Pwr/Inv/Quad)を選択すると、変数メモリーA∼D、 X、Y がクリアされます。 一度選択した回帰計算の種 類を変更した場合も、 変数メモリーはクリアされま す。 1 直線回帰 y A Bx
〈回帰式の係数 B〉 n .Σ(lnx)y – Σlnx .Σy B= n .Σ(lnx)2 – (Σ lnx)2 〈相関係数 r〉 n .Σ(lnx)y – Σlnx .Σy r= {n .Σ(ln x)2 – (Σ lnx)2}{n .Σy 2 – (Σy)2} 3 指数回帰 y A• e B•x (In y In A Bx) 〈回帰式の係数 A〉 . A = exp Σlny – B Σx ( n ) 〈回帰式の係数 B〉 .Σxlny – Σx .Σlny n B= n .Σx2 – (Σx)2 〈相関係数 r〉 n .Σxlny – Σx .Σlny r= {n .Σx 2 – (Σx)2}{n .Σ(lny)2 – (Σlny)2} 4 べき乗回帰 y A•xB (In y In A B In x) 〈回帰式の係数 A〉 . A = exp Σlny – B Σlnx ( n ) 〈回帰式の係数 B〉 n .Σlnxlny – Σlnx .Σlny B= n .Σ(lnx)2 – (Σlnx)2 〈相関係数 r〉 n .
5 逆数回帰 y A B • 1/x 〈回帰式の係数 A〉 〈回帰式の係数 B〉 Σy – B.Σx –1 A= n B= Sxy Sxx 〈相関係数 r〉 r= Sxy Sxx .Syy 2 –1 2 ( Σy ) ( Σ x ) 2 Sxx = Σ(x ) – , Syy = Σy – –1 2 n n –1 . Σy Σx Sxy = Σ(x )y – n –1 6 2 次回帰 y A B x C x2 〈回帰式の係数 A〉 Σy Σx Σx2 A= –B –C n n n ( ) ( ) 〈回帰式の係数 B〉 B = (Sxy .Sx 2x 2 – Sx 2y .Sxx 2) ÷ {Sxx .Sx 2x 2 – (Sxx 2)2} 〈回帰式の係数 C〉 C = (Sx 2y .Sxx – Sxy .Sxx 2) ÷ {Sxx .Sx 2x 2 – (Sxx 2)2} (Σx)2 (Σx .Σy) 2 Sxx = Σx – , Sxy = Σxy – n n (Σx .
COMP 微分計算 関数の微分係数の値を求めることができます。 微分計算を行なうには、下記のように操作し、 COMP モードを指定します。 COMP ............................................................
- ∫ 5 (2 x 2 + 3 x + 8) dx = 150.
PRGM RUN PCL 1 2 3 1(PRGM) :プログラムを入力、 編集するモード (E d i t Progモード) 2(RUN) : プログラムを実行できる状態に移行する モード 3(PCL) : プログラムを消去するモード(Clear Prog モード) プログラムの記憶操作と プログラムの仕方 PRGM プログラムを記憶させるには下記のように操作し、 Edit Prog モードを指定します。 Edit Prog ............................................ F F F 1 - ヘロンの公式 三角形の3辺の長さから、 面積を求める。 式 S = s (s – A)(s – B)(s – C) ただし s = (A + B + C)/2 1.
2. 記憶させるプログラム番号を P1 ∼ P4 から選びます 例)2(P2の場合) PRGM – 000 P2 のプログラムで使用しているバイト数 3. プログラムを入力します プログラム ?→A: ?→B: ?→C: (A + B + C) ÷ 2→D^D × (D – A) × (D – B) × (D – C): Ans ※「:」 は < を押せば入力できます。 ※「→ A」 は A J q で入力できます。 ※ 変数メモリーは p キーを使用しても入力できます。 (例えばXなら p x ) ※「?、→、:、^」 はA ? と押して、1 ∼4 で 選びます。詳しくは「便利なプログラム命令」(50 ページ)をご覧ください。 4.
* 通常の統計計算と、プログラム中での統計計算と で、計算に使う入力データが共用されます。プログ ラム中で統計計算をする時は、以前に入力した統計 データが残っていると正しく計算されません。実行 前に手操作で Scl を実行するか、プログラム中に Scl を書き込んでおいてください。 ● プログラムの入力中に、残りバイト数が8 バイト以下 になるとカーソルが“_”から“■”にかわります。続 けて8 バイトを超えるプログラムを入力するときは、 不要なプログラムや統計データを消去して残りバイ ト数を増やしてください。 ● バイト数の数え方や統計データとのメモリーの共用 については、54ページをご覧ください。 ■プログラムの訂正 ● Edit Progモードでのプログラム内容の表示中は、e rキーでカーソルを移動できます。 ● [ を押せば、カーソルの位置にある機能が削除され ます。 ● 途中に新たな文を挿入するには、インサートモード (11ページ) にします。 RUN プログラムの実行 COMP モードからの実行方法を説明します。 下記の操作で COMP モードにします。 COMP ............
2. 計算に使う値を入力します。 A? B? C? 30 < 40 < 50 < (A+B+C) 2→D 60. Disp (変数 D = (A + B + C) ÷ 2 の値) 3. < を押してプログラムを先に進めます。 プログラム実行完了時、プログラム番号が 消灯します。 Ans 600.
● プログラム実行中にエラーが発生したとき ● プログラム実行中にエラーメッセージが表示された ときは、e r キーを押せば、エラーが生じた箇所に カーソルが表示され、自動的にプログラム編集状態に なります。原因を見つけて、正しいプログラムに直し てください。 ● エラーメッセージ表示中に t を押せば、エラーが解 除され、プログラムの実行は終了します。 PCL プログラムの消去 プログラムを消去するには下記のように操作し、 Clear Prog モードを指定します。 Clear Prog .......................................... F F F 3 ● Edit Prog画面で [ を押してもClear Progモードにな ります。 ● P1∼ P4 を個別に消去することができます。 ● P1∼ P4 のプログラムをまとめて消す操作は、リセッ ト操作(14 ページ)の他にはありません。 1. Clear Prog モードを指定すると下記の画面が表示され ます。 PRGM C l ea r P r og P–1234 247 2.
便利なプログラム命令 ● 単に計算式をプログラムするだけでなく、部分的に繰 り返し処理したり、条件に応じて計算式を使い分けた りできます。 ■プログラム命令の入力画面 A ? と押すとプログラム命令の入力画面が表示されま す。 ※ 画面は3つあり e rを押して切り替えます。 ※ 使いたい命令を含む画面を表示させ、数字キー 1 ∼ 5で入力します。 ● 基本動作命令 ? → 1 2 : ^ 3 4 1(?)............ 入力命令 2(→).......... 変数入力命令 3(:).......... 区切りコード 4(^).......... 出力命令 ● 条件ジャンプ命令 S = G > > 1 2 3 4 5 1(S)........... ジャンプ成立コード 2(=)............ 関係演算子 3(G)........... 関係演算子 4(>)............ 関係演算子 5(>)............
● 無条件ジャンプ命令 Go t o L b l 1 2 1(Goto)...... ジャンプ命令 2(Lbl).........
● 関係演算子についての補足説明 ● 関係演算子は、=、G、>、> が使用できます。 ● 関係演算子が成り立つとき、その計算結果は1 に、成 り立たなければ計算結果は0になります。例えば「3 = 3」 の実行結果は1、 「1 > 3」 の実行結果は0です。 ■プログラム中のその他の文 ● Fキーによる各種指定 プログラム中に以下の内容を文として書き込めます。 通常の計算時と同様、F キーで画面に表示させ数字キー で選びます。 Deg、Rad、Gra、Fix、Sci、Norm、Dec、Hex、Bin、Oct - Deg: Fix 3 ● 統計データの入力 プログラム番号P1∼P4への入力前にSDまたはREGモー ドを指定しておくと、プログラム中に統計データ入力 (DT) を書き込めます。 ● 通常の統計データ入力と同様、S キーを使用します。 ● 数値だけでなく、計算式もデータとして入力できま す。 1 次のデータからoを求める。 x 度数 030 2 27 1 32 5 (o = 30.
2 次のデータから回帰係数A、 B、 Cを求める。 (A = 3、B = –2、C = 1) x y 度数 3 6 2 4 11 1 6 27 2 (REG (Quad) モードで) Scl: 3,6; 2DT: 4,11 DT: 6,27; 2 DT: A^B^C * ** * 度数が 1 の時は “ ; 1” を省略できます。 ** A、B、Cは、変数メモリーではなく、回帰式の係数(33、 34 ページ) です。 ● メモリー計算 プログラム中に M+、M– を書き込めます。 - … : 2×3 M+: … ● %計算 プログラム中に % を書き込めます。 - … : 250 + 280 % : … ただし、 a × b%+、 a × b%– は使用できません。 ● Rnd プログラム中に Rnd を書き込めます。 - 1 ÷ 3 : Rnd: … – 53 –
統計データ/プログラム保存用 メモリーについて 本機の統計データ/プログラム保存用メモリーは下図の ようになっています。 (a) 統計データ専用 256バイト 統計 データ プログラム (b) プログラム/統計データ共用 360バイト ← (c) プログラム管理/統計データ共用 24バイト ■統計データ ● x データ、y データ(回帰計算時)、度数の各々一つにつ き、メモリーを 8 バイト使用します。ただし、度数が 1 の場合はメモリーを使用しません。 例)SDモードで30 A G 2 S 27 A G 1 S 32 A G 5 Sと操作するとメモリーを40バイト使用し ます。 ● 図の(a)の部分は統計データ専用です。例えば度数1の x データ(1 個 8 バイト)だけですべて使用した場合、32 個の統計データが保存されます。 ● 図の(a)の部分がいっぱいになったとき、 (b)の部分の 空き領域(プログラムで使用している残りの部分)に 余裕があれば、ここにも統計データが保存されます。 また、P1 ∼ P4 のいずれにもプログラムがないときに 限り、図の( c ) の部分も統計データの保存に使用
● ( b ) の部分の空き領域よりバイト数の多い統計データ を入力しようとすると、 「Data Full」と表示されます。 このときは < 1 と押してEditOFFを選択すると、統 計データを引き続き入力できます。ただし、この操作 により( a) 、 ( b) の部分に保存された個々の統計データ は消去され、( b ) の部分はプログラム保存用に開放さ れます。また、以後入力される個々の統計データは保 存されなくなります。 ● EditOFFの状態から新たに統計計算を行なうとき、Scl により統計データを消去することで EditON の状態に なり元のように(a)と(b)のプログラム空き領域に個々 の統計データが保存される状態になります。必要に応 じて不必要なプログラムを消去するなどにより、入力 したい統計データに見合う空き領域を確保してから 新規統計入力を行なってください。 ■プログラム ● 1 機能で 1 バイトまたは 2 バイトを使用します。 u 1機能1バイト .......... sin、cos、log、(、)、:、 ^、 A、B、C、1、2、Fix 3など u 1 機能2 バイト .....
技術情報 ■故障かなと思う前に… もし計算中にエラーが発生したり、計算結果がおかしい 場合、下記の操作を行なってください。 1. A B 2 (Mode) < と押して、すべてのモードや設 定を初期状態にする。 2. 計算式が間違っていないか確かめる。 3. 計算を行なうのに必要な正しい計算モードにする。 上記の操作を行なっても正常に操作できない場合は 5 キーを押してください。5 キーを押すと、計算機の状態 が正常であるかをチェックします。 異常が発見された場 合は自動的にメモリーの内容が消去されます。大切なデー タは事前にノートなどに書き写してください。 ■桁オーバーとエラーについて (1) 計算途中または答え、もしくはメモリー内の数値が 9.
エラーメッセージが表示されますと、キー操作ができな くなります。この状態を解除するには t キーを押しま すが、e キーまたは r キーを押せばエラーの起きた箇 所にカーソルを表示します。 詳しくは「エラー位置表示 機能」をご覧ください。 以上のようなときには次のようなエラーメッセージを表 示します。 (1) ∼(3) のときは“Math ERROR” (4) のときは“Stack ERROR” (5) のときは“Syntax ERROR” (6) のときは“Arg ERROR” (7) のときは“Go ERROR” ■エラーメッセージ一覧表 メッセージ Math ERROR エラー内容 対 策 u 計算の結果が演算範囲 u 入力した数値を確認し て 、範 囲 内 に 直 す 。特 を超えている。 に、メモリーを使ってい u 関数桁容量の被演算数 る場合はメモリー内の を超えて計算が行なわ 数値をチェックして正 れた。 しくする。 u 数学的な誤り (0による除 算等)が行なわれた。 メッセージ Stack ERROR エラー内容 対 策 u 数値スタックおよび演 u 計算式を簡略化して
メッセージ Syntax ERROR エラー内容 対 策 u 計 算 式 や プ ロ グ ラ ム の u e キーまたは r キーを 書式に誤りがある。 押してエラー箇所を表 示させ、正しく訂正す る。 u プログラムの一番最後 u プログラムの一番最後 の 「:」 または 「^」 を削除 に 「:」 または 「^」 が入力 する。 されている。 メッセージ Arg ERROR エラー内容 対 策 u 引 き 数 の 使 い 方 に 誤 り u e キーまたは r キーを がある。 押してエラー箇所を表 示させ、引き数を正しく 指定する。 メッセージ Go ERROR エラー内容 対 策 u「Goto n」 に対する「Lbl n」 u「Goto n」 に対する「Lbl n」 がない。 を正しく入れるか、不 要であれば 「Goto n」 を削 除する。 ■計算の優先順位 下記の順位で計算されます。 1 座標変換 Pol (x, y), Rec (r,θ ) 微分 d/dx 積分 ∫ dx 2 後置関数 x3, x2, x 1, x!, ° ’ ” m, m1, m2, n 角度単
3 べき乗・べき乗根 ^(xy), x 4 a b/c 5 π や e(自然対数の底) 、メモリー、変数の直前の省略 乗算 2π、3e、5A、 π A など 6 前置関数 ,3 , log, In, ex, 10x, sin, cos, tan, sin 1, cos 1, tan 1, sinh, cosh, tanh, sinh 1, cosh 1, tanh 1, ( ), d, h, b, o, Neg, Not, arg, Abs, Conjg 7 前置関数の直前の省略乗算 2 3 、Alog2 など 8 順列・組み合わせ nPr、nCr ∠ 9 ×, ÷ 0 +, − ! >, ≧ @ =, G # and $ xnor, xor, or ※ 同順位の関数が連続しているときは右側から左側へ 〔exIn 120→ex {In( 120)}〕 、他は左側から右側へ 実行されます。 ※ カッコが使用された場合は、カッコ内が最優先されます。 ※ 負数を引数として計算する場合、その負数にはカッコが 必要です。負符号(−)は前置関数として扱われますの で、負符号よりも優先順位の高い後置関数や、べき乗、べ き乗
■スタック数 本機には優先順位の低い計算数値や計算命令(関数等)を一 時的に記憶するスタックと呼ばれるメモリーがあります。 数値用のスタックは 10 段、命令用のスタックは 24 段まで あります。このスタック以上に複雑な計算式を実行します とスタックエラー(Stack ERROR)となります。 - スタックの数え方 3 2 1 1 2 3 4 数値用スタック 1 2 4 5 6 5 7 命令用スタック 1 2 3 2 ( 3 4 3 ( 4 5 4 5 4 5 6 ( 7 ⋮ ⋮ ※ 計算は優先順位の高い順に実行され、 計算された数値 あるいは命令は、順次スタックの中から消去されます。 – 60 –
■関数の入力範囲と精度 内部演算桁数:12桁 精度*:原則として10桁目±1(共通) 関数 入力範囲 DEG 0 < x < 4.499999999 1010 sin x RAD 0 < x < 785398163.3 GRA 0 < x < 4.999999999 1010 DEG 0 < x < 4.500000008 1010 cos x RAD 0 < x < 785398164.9 GRA 0 < x < 5.000000009 1010 DEG sin x と同様、但し、 x = (2n-1) 90を除く tan x RAD sin x と同様、但し、 x = (2n-1) π / 2を除く GRA sin x と同様、但し、 x = (2n-1) 100を除く sin-1x cos-1x 0 < x < 1 tan-1x 0 < x < 9.999999999 1099 sinh x cosh x 0 < x < 230.2585092 sinh-1x 0 < x < 4.
関数 n Pr nC r Pol(x,y) 入力範囲 0 < n 1 1010, 0 < r < n(n, r : 整数) 1 < {n! / (n-r)!} 1 10100 0 < n 1 1010, 0 < r < n(n, r : 整数) 1 < [ n! / {r! (n-r)!}] 1 10100 x , y < 9.999999999 1049 (x2 + y2 ) < 9.999999999 1099 0 < r < 9.
* 一回での計算誤差は10桁目 1の誤差となります。 (指数 で表示する場合には誤差は表示している仮数表示の最 下位桁 1となります。)ただし連続計算を行なった場合 には、誤差が累積されます。 (^(xy)、x y 、x!、3 、nPr、 nCr等内部で連続演算を行なう場合も、同様に誤差が累 積されます。) また、関数の特異点や変曲点の近傍で、誤差が累積され て大きくなることがあります。 電源および電池交換 < fx-3650P > 電源には、 太陽電池とボタン電池 <G13タイプ(LR44) > の2電源を使ったTWO WAY POWERシステムを採用して います。 使用する場所の照度に制限のある太陽電池のみ の関数電卓とは異なり、表示内容が確認できる明るささ えあれば使うことができます。 ● 電池の交換 ボタン電池が消耗しますと、特に暗い所で使用したとき 1. 表示が薄くて見にくくなる。 2.
< fx-3950P> 電源にボタン電池 <G13タイプ(LR44) > 1個を使用し ています。 ● 電池の交換 電池が消耗しますと、液晶の表示が薄くなってきま す。表示が薄くなったまま使用を続けますと、正常 に動作しなくなることがあります。表示が薄くなっ てきたら、すみやかに電池を交換してください。 1 A i キーを押します。 2 続いて裏面のネジをはずし、 電池ブタをはずします。 3 古い電池を取り出します。 4 新しい電池の表面を乾いた 布でよく拭いてから k 側を 上にして入れます。 5 電池ブタを閉じて、ネジ止 めします。 6 5 キーを押します。 – 64 – ネジ
● 電池使用上の注意 電池の使い方を誤ると電池の液もれで製品が腐食し たり、電池が破裂することがあります。次のことを必 ずお守りください。 ・kl の向きを正しく入れてください (表面表示通 りに)。 < 危険 > 充電や分解、 ショートする恐れがあること はしないでください。また、加熱したり火 の中へ投入したりしないでください。 電池は幼児の手の届かないところに保管してください。 万一飲み込んだ場合には、 ただちに医師と相談してく ださい。 ● オートパワーオフ(自動電源オフ)機能 操作完了後、 約 6 分で自動的に電源オフになります。 計算機を再びご使用になるときには、5 キーを押すと 電源オンとなります。 – 65 –
仕様 電源:< fx-3950P > ボタン電池 <G13タイプ (LR44) >1個 < fx-3650P > 太陽電池 ボタン電池 <G13タイプ (LR44) >1個 電池寿命: < fx-3950P> u 約9,000時間 (カーソル点滅表示で連続放置) u 約3年 (電源OFFで放置) < fx-3650P > u 約3年 (1日に1時間使用した場合) 消費電力: 0.0002W 使用温度: 0℃∼ 40℃ 大きさ・重さ: 幅 80 奥行 159 付属品: ハードケース – 66 – 厚さ 11.
キーの働き SHIFT シフトキー キーパネル面に橙色で記されている機能を使うとき に押します。 を押すと 4 が表示窓に点灯します。 A と表します。 SHIFT ALPHA アルファキー キーパネル面に赤色で記されている変数や機能を使 うときに押します。 を押すと E が表示窓に点灯 します。p と表します。 ALPHA MODE CLR モードキー モード指定画面を呼び出すときに押します。F と表 します。 CLR クリアキー すべてを初期状態にリセットするとき、モードや設 定を リセット するとき、メモリーを 消去する とき (COMPモード) 、統計計算用メモリーを消去するとき (SD/REGモード) に押します。 ON 電源 ON キー 本機の電源をONするときに押します。5 と表します。 COPY REPLAY カーソル移動キー 入力中のカーソル位置を移動するときに押します。 e rと表します。 計算結果が表示されているときは、入力した計算式 を呼び出します(リプレイ機能)。[ ]と表します – 67 –
Rnd Ran# ∼ 置数キー 数値を入力するときに押します。 !4 数値丸め 数値を有効数値1 0 桁に丸めます (11 桁目を四捨五入) 。 また、FIX、SCI モードが指定されているときは、そ の指定桁に丸めます。 !R 乱数 0.000以上0.
Re Im 計算実行キー 入力した計算式を実行するときに押します。 Re lm 実部/虚部切り替え(CMPLXモード) 表示されている複素数結果の表示内容を実部 (あるい は虚部) に切り替えて表示させるときに押します。 !& パーセント パーセント計算をするときに押します。 DRG アンサーメモリーキー 最後に求めた演算結果を呼び出すときに押します。 DRG 角度単位変換 角度単位変換機能のメニューを呼び出すときに押し ます。 d/dx : i 積分キー 積分計算をするときに押します。 !d 微分 微分計算をするときに押します。 x! 逆数キー 逆数を計算するときに押します。 !" 階乗 階乗を計算するときに押します。 LOGIC 論理演算(BASE モード) 論理演算機能のメニューを呼び出すときに押します。 9 ルートキー 平方根(ルート)を計算するときに押します。 三乗キー 三乗を計算するときに押します。 !# 三乗根 三乗根を計算するときに押します。 – 69 –
/ エンジニアリングキー (COMP/SD/REG モード) 表示されている結果数値の指数部が3の倍数になる ように変換するときに押します。 0 虚数 “i”(CMPLX モード) 虚数 “i” を入力するときに押します。 分数キー 分数を入力するときに押します。 計算結果が表示されているときは、分数 / 小数の変換 をします。 !/ 帯分数 / 仮分数変換 表示されている帯分数を仮分数に変換するときに押 します。 DEC 二乗キー 二乗を計算するときに押します。 & 10 進数指定 (BASE モード) 10進数演算を指定するときに押します。 HEX べき乗キー べき乗を計算するときに押します。 !q べき乗根 べき乗根を計算するときに押します。 ( 16 進数指定 (BASE モード) 16進数演算を指定するときに押します。 – 70 –
10 ログ(常用対数)キー 常用対数を計算するときに押します。 !0 10 の x 乗 10のx乗を計算するときに押します。 ! 2 進数指定(BASE モード) 2進数演算を指定するときに押します。 e OCTe エルエヌ(自然対数)キー 自然対数を計算するときに押します。 !e e の x 乗 eのx乗を計算するときに押します。 % 8 進数指定(BASE モード) 8進数演算を指定するときに押します。 自然対数の底(e) を入力するときに押します。 A 負数キー 負の数を入力するときに押します。 極座標形式入力(CMPLX モード) 複素数を極座標形式 r∠ の形で入力するときに押し ます。 B 60 進数キー 60進数 (度・分・秒) を入力するときに押します。 !+ 10 進数 ↔ 60 進数変換 表示されている結果を60進数 (あるいは10進数)に変 換するときに押します。 – 71 –
C 双曲線関数キー 双曲線関数を計算するときに押します。三角関数 キーと組み合わせて使います。 逆双曲線関数 逆双曲線関数を計算するときに押します。三角関数 キーと組み合わせて使います。 M を押すと hyp が表示窓に点灯します。 sin-1 D cos-1 E tan-1 F 三角関数キー 三角関数を計算するときに押します。 !S, !C, !T 逆三角関数 逆三角関数を計算するときに押します。 A∼F 16 進数入力キー(BASE モード) 16進数のA∼Fの数値を入力するときに押します。 A∼Dのキーは、j, 0, p キーと合わせて使うこと により変数メモリーの入力/呼び出しができます。 STO リコールメモリーキー メモリーに記憶した数値を呼び出すときに押します。 !' ストアメモリー 計算した結果をメモリーに記憶するときに押します。 X arg Abs カッコキー カッコ計算をするときに押します。 !A 偏角(CMPLX モード) 複素数の偏角を計算するときに押します。 ! ] 絶対値(CMPLX モード) 複素数の絶対値を計算するときに押します。 j, 0, p キー
Y カンマキー Conjg カンマを入力するときに押します。 !; セミコロン セミコロンを入力するときに押します。 Conjg 共役複素数(CMPLX モード) 共役複素数を求めるときに押します。 j, 0, p キーと合わせて使うことにより変数メモ リーYの入力/呼び出しができます。 M- M DT CL メモリープラスキー 計算結果をメモリーMに加算するときに押します。 !m メモリーマイナス 計算結果をメモリーMから減算するときに押します。 7 データ入力(SD/REG モード) 統計のデータを入力するときに押します。 !8 データ削除(SD/REG モード) 入力されたデータを削除するときに押します。 j, 0, p キーと合わせて使うことにより変数メモ リーMの入力/呼び出しができます。 Pol( Rec( nPr nCr 四則計算キー 四則計算をするときに押します。 / 直交座標形式 ↔ 極座標 形式表示切り替え (CMPLX モード) 直交座標形式の複素数を極座標形式に、極座標形式 の複素数を直交座標形式に切り替えるときに押しま す。 !r/!q 座
応用例題 ■土木・測量 問 (三角比 I) 下図においてA地点からB地点の距離 (c) と角B (θ) が わかっているとき、A – C 間の距離 (b) と B – C 間の 距離 (a) は? A 解説 三角比を使って計 算します。 b c a cos θ = c sin θ = 10m (c) b tan θ = b a A 60°(θ ) B a C c b B θ a C b を展開して、b = c・sin θ c a cos θ = を展開して、a = c・cos θ c 答 sin θ = F F F F 1 (Deg) 10 - S 60 < → 8.
この例題は、極座標→直交座標変換を使っても計算でき ます。 P(x,y) FFFF1 A F 10 P 60 F < → 5 (x) 0 y → 8.660254038 ( y) 10m y 60° 0 x 問 (三角比 II) 下図において 2 辺の距離 (a) 、 (b)がわかっていると は? き、角B (θ) A c 5m (b) θ B C 8m (a) 解 説 三角比を使って計算します。 A c b θ B 答 tan θ = a C b c a cos θ = c sin θ = tan θ = b を展開して、 θ = tan–1 a b a b a ( ) FFFF1 A g E 5 \ 8 F < A O → 32°0°19.
この例題は、直交座標→極座標変換を使っても計算でき ます。 FFFF1 Af 8 P 5F< → 9.433981132 (r) 0y A O → 32°0°19.38 (θ ) P(8,5) r 5m θ 0 8m 問 (直接測れない距離) 下図において、角C・角D・辺Aがわかっているとき、 X の距離は? X C (61° 32’) (49° 25’) D 解 説 下記の公式を使って 計算します。 X= A • sin C sin (180 – C – D) A (50m) 答 FFFF1 61 I 32 I A J e 50 S p e \ S E 180 , p e , 49 I 25 I F < → 47.
■プログラムライブラリー 問 (二次方程式) 二次方程式 ax2 + bx + c = 0 において、a、b、c の値 より解 x を求める。 x = (–b ± b2 – 4ac)/2a(ただし、 b2 – 4ac ≧ 0) 答 (プログラム) F F F 1 と操作し Prog Edit 画面で P1 ∼ P4 の いずれかを数字キー 1 ∼ 4 で選び、下記のプログ ラムを記憶させる。 Lbl 0: ? → A: ? → B: ? → C: Bx2 – 4AC → D: D = 0 S Goto 1: D > 0 S Goto 2: Goto 0: Lbl 2: (– B – √ D) ÷ (2A) → X: X ^Lbl 1: (– B + √ D) ÷ (2A) → X: X (プログラムの実行) 表 示 操 作 >1 A? B? C? X = 1.
問 (三角形の解法∼2辺挟角既知) 三角形の2辺(a、b)とその挟角(γ )がわかっているとき、 他の一辺、2角と面積を求める。 S = 1 bc sin α 2 γ b a 2 2 2 b + c – a cos α = 2bc S α β c 65°41' 23" 32 41 S = 597.8321153 67°58' 1.54" 40.30827888 46°20' 35.
(プログラムの実行) 表 示 操 作 >2 A? B? D? 597.8321153 (面積) 40.30827888 (辺cの長さ) 46.34318362 (角 α) 46°20°35.46 67.96709416 (角 β ) 67°58°1.