P fx-95MS fx-100MS fx-570MS fx-912MS (fx-115MS) fx-991MS 取扱説明書 保証書付 ■ 英文マニュアルをご覧のお客様へ English Manual Readers! 表紙の裏(次ページ)にある【重要】欄をご一読ください。 Please be sure to read the important notice on the inside of the front cover of this manual. ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの上, 正しくお使いください。 本書はお読みになった後も大切に保管してください。 J http://www.casio.co.
計算方法の設定を初期状態に (fx-95MSのみ) 戻すには fx-95MS以外の機種をお使いの場合は,取扱説明書2(付 加機能編) をご参照ください 。 計算方法の設定を初期状態に戻すには,A B 2 (Mode) = と操作します。 計算モード ................ 角度指定 .................... 表示桁数指定 ............ 分数表示指定 ............ 小数点表示指定 ......... COMP Deg Norm 1 a b/c Dot 【重要】Important! fx-912MSをお買上げのお客様へ fx-912MS owners... 本書に記載されているfx-912MSは,英文マニュアル では,fx-115MSに相当します。 英文マニュアルをご覧になる際は,fx-115MSに関す る項目をお読みください。 The names fx-912MS (Japan domestic model name) and fx-115MS (international model name) apply to the same model.
ハードケースの使いかた • 使い始めるときは…… イラスト1のようにして,ケースを外します。 • 使い終わったら…… イラスト2のようにして,ケースを外します。 本機をご使用になるときには,ケースを下にし て,必ずキーボードの方から差し込んでくださ い。逆方向から無理に押し込まないようにして ください。 .....1 .....
安全上のご注意 このたびは本機をお買上げいただきま して、誠にありがとうございます。ご使 用になる前に、この「安全上のご注意」を よくお読みの上、正しくお使いくださ い。なお、本書はお読みになった後も大 切に保管してください。 注意 この表示を無視して誤っ た取り扱いをすると、人が 傷害を負う可能性が想定 される内容および物的損 害のみの発生が想定され る内容を示しています。 電池について ● 本機で使用している電池を取り外 した場合は、誤って電池を飲むこ とがないようにしてください。特 に小さなお子様にご注意くださ い。 ● 電池は小さなお子様の手の届かな い所へ置いてください。万一、お子 様が飲み込んだ場合は、ただちに 医師と相談してください。 ● 電池は、充電や分解、ショートする 恐れのあることはしないでくださ い。また、加熱したり、火の中へ投 入したりしないでください。 –2–
● 電池は使い方を誤ると液もれによ る周囲の汚損や、破裂による火災・ けがの原因となることがあります。 次のことは必ずお守りください。 u 極性(⃝と⃝の向き) に注意して + − 正しく入れてください。 u 長期間使用しないときは、本体か ら電池を取り出しておいてくだ さい(fx-95MS/fx-100MS/ fx-570MS)。 u 本機で指定されている電池以外 は使用しないでください。 火中に投入しないでください ● 本機を火中に投入しないでくださ い。破裂による火災・けがの原因と なることがあります。 ● 本書中の表示/イラストは、 印刷のため実物と異なる ことがあります。 ● 本書の内容に関しては、将来予告なしに変更すること があります。 ● 本書の内容については万全を期して作成いたしまし たが、万一ご不審な点や誤りなど、お気づきのことが ありましたらご連絡ください。 ● 本機使用により生じた損害、逸失利益、および第三者 からのいかなる請求につきましても、当社ではいっさ いその責任を負えませんので、 あらかじめご了承くだ さい。 –3–
ご使用上の注意 ● お買上げ直後, 本機を使用する前に必ず 5 キーを押してください。 ● 本機が正常に使用できても,定期的に必ず 電池を交換してください。 fx-95MS,100MS ......................... 2年 (単3) fx-570MS,912MS (115MS),991MS ...................................................
● 落としたり,強いショックを与えないでく ださい。 ●「ひねり」や 「曲げ」 を与えないでください。 ズボンのポケットに入れるなど, 「 ひねり」や 「曲げ」を与える恐れがあることをしないでく ださい。 ● 分解しないでください。 ● ボールペンなど鋭利なものでキー操作をし ないでください。 ● お手入れの際は,乾いた柔らかい布をご使 用ください。 特に汚れがひどい場合は,中性洗剤液に浸した 布を固くしぼっておふきください。なお,シン ナーやベンジンなどの揮発性溶剤は使用しな いでください。キーの上の文字が消えたり, ケースにシミをつけてしまう恐れがあります。 –5–
目次 ハードケースの使いかた ...................................... 1 安全上のご注意 ..................................................... 2 ご使用上の注意 ..................................................... 4 2行表示 .................................................................. 8 計算を始める前に ................................................. 8 ■ 各種モード .............................................................................. 8 ■ 入力文字数 .............................................................................. 9 ■ 訂正について ......
統計計算 .............................................................. 29 標準偏差計算 ............................................................................ 29 回帰計算 .................................................................................... 31 技術情報 .............................................................. 39 ■ 故障かなと思う前に… ........................................................ ■ 桁オーバーとエラーについて ............................................. ■ エラーメッセージ一覧表 ...........................................
2行表示 計算式と答えが同時に確認できます。 1行目には, 計算式が表示されます。 2行目には, 答えが表示されます。 仮数部の整数部の桁数が4ケタ以上である場合, 小数点か ら3ケタごとに区切り記号を表示します。 計算を始める前に ■各種モード 本機では,計算ジャンルごとに, 計算モードを切り替える 必要があります。下記の表を参考に, モードを切り替えて ください。 ● 下記のモード表は, fx-95MSのものです。 これ以外の機 種については,取扱説明書2(付加機能編) をご参照く ださい。 モード名 キー操作 COMP F1 SD F2 回帰計算 REG F3 方程式計算 EQN FF1 標準計算 標準偏差計算 –8–
● Fキーを何度か押すと,セットアップ項目 (Deg,Rad など) を選択することができます。 セットアップ項目 の詳細は, おのおのの説明をごらんください。 ● また,本書では,各章のタイトルに,必要なモードを記 載してあります。計算ジャンルごとに,モードを使い わけてください。 - EQN 方程式計算 重要 ● AB2 (Mode)= と操作すると, すべてのモード や設定が初期状態にリセットされます。 計算モード .................... COMP 角度指定 ........................ Deg 表示桁数指定 ................ Norm 1 分数表示指定 ................ a b/c 小数点表示指定 ............
● 1 つの計算では 79 ステップまでしか入力できません。 通常カーソルは の点滅となっていますが,73 ス テップ目以降の入力になると,カーソルが から ■ の点滅に変わります。もし入力をしていてカーソ ルが ■ になったときは, 区切りの良いところで一 度入力を終わらせてください。 ● g キーを使えば,ここまでの答えを呼び出して,計算 を続けることができます。g キーについては「アン サーメモリー」の説明をご覧ください。 ■訂正について 1 cos60をsin60に訂正する。 W 60 eeeS 2 0. s i n 60 – 0. 369 2を369 2に訂正する。 ([キーを使っ た訂正) 369 - - 2 ee[ 3 cos 60– 369××2– 0. 369×2 – 0. 2.362をsin2.36 2に訂正する。 (インサートモード を使った訂正) 2 l 36 K eeeeeAKS 2 . 36 2 – s i n 2 . 36 0. 2 0.
■リプレイ機能 ● 計算を実行した式とその結果は記憶されており,計算 その直前に実行した式と結果が 後 [ キーを押すと, 表示されます。さらに [ キーを押すごとに順次さか のぼって表示されます。 ● 表示された式は,eキーまたは rキーを押すことで 編集できる状態になります。 計算終了後に e キーま たは r キーを押せば,すぐにその直前に実行した式 を編集できる状態になります。 - 4.12 3.58 6.4 = 21.1496 4.12 3.58 7.1 = 7.6496 4.12 - 3.58 + 6.4 = e e e e e , 7.1 4 . 12×3 . 58+6 . 21.1496 12×3 . 58 - 7 . 1– 21.1496 (2 行目(下段)には前回 Ans 結果を表示します。) = 4 . 12×3 . 58 - 7 . 7.6496 ● AC後のリプレイ tキーを押しても,リプレイ内容はクリアされません。 3-4= t [[ 3×4 – 12. 0. 4 . 12×3 . 58 - 7 . 7.
■エラー位置表示機能 ● 演算実行時にエラーが生じた場合,r キーまたは e キーを押すと,エラー状態が解除され,エラーが生じ た箇所にカーソルを表示します。 - 14 10 2.3を間違えて14 0 2.3と入力してし まった 14 \ 0 - 2.3 = r(または e) Ma t h ERROR 14÷0×2 . 3 0. ここでエラーが発生しました。 eAK1 = 14÷1 0 ×2 . 3 0. 14÷10 ×2 . 3 3.22 ■マルチステートメント コロン(:) によって複数の式を区切って入力し, それを順 次実行する機能です。 - 2 3を計算し, その答えに4をかけた値を求める。 2+3p\g-4= = 2+3 Ans × 4 5. Disp 20.
Norm 1 Norm 1では,演算結果が1010以上の場合あるいは10–2未 満の場合は自動的に指数表示となります。 Norm 2 Norm 2では,演算結果が1010以上の場合あるいは10–9未 満の場合は自動的に指数表示となります。 Norm1とNorm2の切り替え ● F キーを数回押すと, 次の表示が出ます。 F i x Sc i No r m 1 2 3 3キーを押して,指数表示を 1(Norm 1),2(Norm 2) キーで選択します。 現在どちらの設定が選ばれているかは表示されません が,下記の計算結果を表示させることによりどちらの設 定かを確かめることができます。 1 \ 200 = 5. –03 (Norm 1モード) 0.
1(Dot) ............... 小数点はドット(点)で,3ケタ区切り はカンマで表示する。 2(Comma) ....... 小数点はカンマで,3ケタ区切りはドッ トで表示する。 ■初期状態に戻すには (リセット) ● AB3 (All) = と操作すると, すべてのモードや設 定が初期状態にリセットされ,リプレイ履歴,変数メ モリーの内容が消去されます。 COMP 基本計算 ■四則演算 基本計算を行なうには,下記のように操作し,COMP モードを指定します。 COMP ............................................................ F 1 ● 計算式中の負数には, カッコを付けることが必要です。 詳しくは 「計算の優先順位」 をご覧ください。 ● 数値の指数部は, 負符号が付いていてもカッコは不要 です。 sin 2.34 10 5 → S 2.34 e D 5 1 23 4.5 53 –25.5 2 56 ( 12) ( 2.5) 268.8 23 + 4.
6 2 [7 6 (5 4)] 122 2-R7+6R5+4TT= ● = キーの前の T キーの操作は省略することができ ます。 ■分数計算 ● 分数計算 ● 演算結果の整数,分子,分母,区切りマークの合計桁 数が10桁を超えた場合は,自動的に小数表示となりま す。 1 2 1 13 3 5 15 2C3+1C5= 13 15. 2 11 3 1 1 2 4 4 3 12 3C1C4+ 1C2C3= 4 11 12. 2 1 2C4= 3 4 2 1 1.6 2.1 1 C 2 + 1.6 = 4 2 ● 分数と小数の混在した計算結果は,常に小数で表示さ れます。 ● 小数 ↔ 分数表示切り替え ● 小数の演算結果表示を分数に切り替えることができま す。 また, 分数の演算結果表示を小数に切り替えるこ ともできます。 ※切り替えに時間がかかることがあります (約2秒) 。 3 → 2.75 2 (小数 分数) 1 4 11 4 2.75 = 2.75 C 2 3 4. AB 11 4.
2 1 ↔ 0.5(分数 ↔ 小数) 2 1C2= 1 2. C 0.5 C 1 2. ● 帯分数 ↔ 仮分数表示切り替え - 1 2 ↔ 5 3 3 1C2C3= 1 2 3. AB 5 3. AB 1 2 3. ● 分数計算の結果が1を超えた場合に,帯分数で表示さ せるか仮分数で表示させるかを切り替えることがで きます。 次の表示が出ます。 ● F キーを数回押すと, Disp 1 1(fx-95MS)または1 r(他機種)を押して,選択画 面を出し,1, 2キーで選びます。 1(a b/c) ............ 帯分数で表示する 2(d/c) .............
4 3500の25%引き (2625) 5 168と98と734の合計の20%引き 3500 - 25 A v , (800) 168 + 98 + 734 = g A J 1 p 1 - 20 A v , ※ ※ この例のように,割増,割引計算にアンサーメモ リー内の数値を使うには,事前にその数値を変数メ モリーに代入し,それを呼び出して使う必要があり ます (, キーの計算より前に,v の計算結果が出た 時点でその値がアンサーメモリーに入るため) 。 6 500g の試料に 300g を加えると,初めの何%とな (160%) るか? 300 + 500 A v 7 数値が 40 から 46 に増えたとき,何%増えたと言 えるか? また 48 に増えたときは? (15%, 20%) 46 , 40 A v eeeeee8= ■度分秒計算 ● 度分秒(時分秒)のような60進数の計算や,10進数へ の変換を行なうことができます。 1 2 2.258を60進数 ↔ 10進数に変換する。 2.258 = 2.258 AO 2°15°28.8 I 2.
■小数点以下指定, 有効桁数指定および 内部数値丸め ● Fキーを数回押すと,次の表示が出ます。 F i x Sc i No r m 1 2 3 1 ∼ 3 キーを押して,表示桁数を選択します。 1(Fix) ............. 小数点以下桁数固定 2(Sci) ............. 有効桁数指定 3(Norm) ......... 標準表示 1 200 7 14 400 200 \ 7 - 14 = (小数点以下3桁指定) F ..... 1(Fix)3 (内部12桁で計算を続ける) 400. FIX 400.00000 200 \ 7 = 28.571 - 14 = 400.000 同じ計算を指定桁で計算すると 200 \ 7 = (内部数値丸め) A 28.571 Q 28.571 - 14 = 399.994 ● 小数点以下指定を解除するには F ..... 3 (Norm)1 と押します。 2 1 3 の結果を有効桁数2桁で表示する (Sci 2) F ..... 2(Sci)2 1 \ 3 = SCI 3.
COMP メモリー計算 メモリーを使った計算を行なうには, 下記のように操 作し, COMPモードを指定します。 COMP ............................................................. F 1 ■アンサーメモリー ● 本機には,最新の計算結果を記憶しておくアンサーメ モリーがあります。 このメモリーは数値や数式等を 入力し,= キーを押した結果(数式であれば答え)を 記憶します。呼び出しは g キーで行ないます。 - 123 456 579 789 579 210 789 , g = 123 + 456 = 789–Ans 210.
■独立メモリー ● メモリー内へ直接加減(累計)することができ,個々 の答えを求めながら同時に合計を求める合計計算に 便利です。 ● 独立メモリーと変数メモリーMは同じメモリーエリア を使用しています。 ● 独立メモリー (M)の内容を消去するときは,0 A j 3 (M+)と操作してください。 - 23 9 32 53 6 47 ) 45 2 90 99 3 33 23 + 9 A j 3 (M+) 53 , 6 | 45 - 2 A { 99 \ 3 | (合計) 22 0 3 (M+) ■変数メモリー ● 変数メモリーは 9個 (A~F, M, X, Y) あり,データや定 数,答えなどの数値を自由に保存できます。 ● 9 個の変数メモリーすべての内容を消去するときは A B 1 (Mcl) = と操作してください。変数メモ リーのうちの 1つを消去するときは, 0 A j G(変 数メモリー A の内容を消去する場合)のように操作し てください。 1 2 193.2 23 8.4 193.2 28 6.9 193.
COMP 関数計算 関数計算を行なうには, 下記のように操作し, C O M P モードを指定します。 COMP ............................................................ F 1 ● 計算の内容によっては演算結果が表示されるまでに 時間がかかることがあります。 ● 次の計算に移る際は前の計算の結果が表示されるま で待ってください。 ● π = 3.14159265359 として計算します。 ■三角関数計算,逆三角関数計算 ● F キーを数回押すと,次の表示が出ます。 Deg Rad G r a 1 2 3 1∼3 キーを使って角度計算をすることができます。 π (90° = 2 ラジアン = 100 グラード) 1 sin63°52 41 0.897859012 2 cos q ..... 1(Deg) S 63 I 52 I 41 I = ( π3 rad) 0.5 q ..... 2(Rad) WRAx\3T= 3 tan( 35grad) 0.612800788 q .....
4 sin 10.5 30 °(sinx 0.5のxを求める) 5 cos 1 2 2 ( 0.25 π (rad) π 4 q ..... 1(Deg) A j 0.5 = ) (rad) q ..... 2(Rad) AVRL2\2T=g\Ax= 6 tan 10.741 36.53844577 ° q ..... 1(Deg) A g 0.741 = ■双曲線関数/逆双曲線関数 1 2 sinh 3.6 18.28545536 M S 3.6 = sinh 1 30 4.094622224 M A j 30 = ■対数関数,指数関数 1 2 log 1.23 0.089905111 3 log 64 3 log 4 4 5 e 22026.46579 6 7 R 1.23 = In 90 ( loge 90) 4.49980967 T 90 = In e 1 TpP= R 64 \ R 4 = A U 10 = 10 10 5 e 0.4 3 2.760821773 A Q 0.
■その他の関数( ,3 ,x ,x2,x3,x 1, x!,Ran#,π,順列 nPr,組み合わせ nCr) 2 3 1 5 5.287196909 L2+L3-L5= 2 3 3 7 4 5 123 30 1023 5 3 27 –1.290024053 A D 5 + A D R D 27 T = 1 123 (= 123 7 ) 1.988647795 7 A H123 = 6 7 8 123 + 30 K = 2 12 1728 3 1 1 1 3 4 12 N * = * fx-570MS/fx-991MS: A N 12 R3a,4aTa= 8! 40320 8Af= 0.000から0.999の間で乱数 (random number) を 発生させる。 AM= 0.664 (例) 9 3 π 9.
■角度単位変換 ● Avと操作すると,次の表示が出ます。 R G 1 2 D 3 1∼3キーを使って,入力した数値を指定した角度単 位の値に変換することができます。 - 4.25ラジアンを,度 (Deg) に変換する。 F ..... 1(Deg) 4.25 A v 2(R) = 4 . 25 r 243.5070629 ■座標変換(Pol(x,y) ,Rec(r,θ) ) ● 演算結果は自動的に変数メモリーE と変数メモリー Fに記憶されます。 1 極座標 (r 2, θ 60°) を直交座標(x , y ) に変換す る (Deg 指定) 。 x 1 y 1.732050808 A F 2 P 60 T = 0o ● 0 n, 0 o と操作するとx の値とy の値をそれぞ れ表示させることができます。 2 直交座標 (1, 3 ) を極座標 (r , θ ) に変換する(Rad 指定) 。 r 2 f*1 P L 3 T = * fx-100MS/fx-570MS/fx-912MS (fx-115MS)/fx-991MS: Af θ 1.
■Eng変換 1 56,088メートルをキロメートルに変換する → 56.088 10 3 (km) 2 56088 = J 0.08125 グラムをミリグラムに変換する → 81.25 10 –3 (mg) 0.08125 = J 方程式計算 EQN 3次までの方程式と,3元までの連立方程式を解くことが できます。 方程式を解くには,下記のように操作し,EQNモード を指定します。 EQN .......................... F F 1(fx-95MS) F F F 1(その他の機種) ■2次/3次方程式 2次方程式: ax2 + bx + c = 0 3次方程式: ax3 + bx2 + cx + d = 0 EQNモードに入り,r キーを押すと2次/3次方程式の 初期画面となります。 Deg r ee? 2 3 方程式の次数 (2 または3 ) を指定し,係数を順に入力しま す。 係数名 a? 0.
● 最後の係数値 (2 次:c , 3 次:d ) の入力が終わるまでは [ ] キーで移動して,入力した係数値を編集するこ とができます。 ※ 係数に複素数を利用することはできません。 最後の係数値を入力すると計算が始まり,求められた解 の1つが表示されます。 変数名 x1= 0.
R⇔I x 1= 0.25 Ar R⇔I x 1= 2 0.75 i 8x2 – 4x + 5 = 0 の解を求める。 ( x = 0.25 ± 0.75 i) (Degree?) (a?) (b?) (c?) (x1 = 0.25 + 0.75i) (x2 = 0.25 – 0.
係数名 a1? 0. 矢印方向に他 の要素のある ことを示しま す。 要素の値 ● 最後の係数値 (2元:c2,3元:d3) の入力が終わるまでは [ ] キーで移動して,入力した係数値を編集する ことができます。 ※ 係数に複素数を利用することはできません。 最後の係数値を入力すると計算が始まり,求められた解 の1つが表示されます。 変数名 x= 0. 矢印方向に他 の解のあるこ とを示しま す。 解 ]キーを押すと別の解が表示されます。[ ]キーで移 動することができます。 t キーを押すと,係数入力画面に戻ります。 1 2x + 3y – z = 15 連立方程式 3x – 2y + 2z = 4 の解を求める。 5x + 3y – 4z = 9 (x = 2, y = 5, z = 4) (Unknowns?) (a1?) ...... (d1?) (a2?) ...... (d2?) (a3?) ......
SD REG 統計計算 SD 標準偏差計算 標準偏差計算を行なうには, 下記のように操作し, SD モードを指定します。 SD ................................... F 2(fx-95MS) F F 1(その他の機種) ● SD, REGモードでは,| キーは S キーとして働き ます。 ● データの入力は,必ず A B 1 (Scl) = と操作して 統計用メモリーをクリアした後に行ないます。 ● 次の手順でデータを入力します。 < x-データ> S ● データ入力により計算された n,Σx,Σx2,o,σ n,σ n 1 の値は,下の操作で呼び出すことができます。 AU1 AU2 AU3 - Σx2 Σx n o σn σn 1 AX1 AX2 AX3 以下のデータを基に σ n 1, σ n, o, n, Σx, Σx2 を求 める。 データ: 55, 54, 51, 55, 53, 53, 54, 52 SDモードに入る A B 1 (Scl) =(メモリークリア) 55 S n= SD 1.
AX1= AU3= AU2= AU1= 平均(o )= 53.
ただし,入力されたデータは保存されなくなります。 また,それ以前に入力したデータも含め,全てのデー タの表示や編集をすることができなくなります。 ● 入力直後のデータを削除したい場合は,A Uと操作 します。 ● S D モード以外のモードに変更すると,保存されてい る個々のデータの表示や編集をすることができなく なります。 REGモードの場合も同様です。また,REGモード中 で回帰の種類 (Lin/Log/Exp/Pwr/Inv/Quad) を変更した 場合も同様です。 REG 回帰計算 回帰を使った統計計算を行なうには,下記のように 操作し,REGモードを指定します。 REG ................................
● データ入力により計算されたそれぞれの値は,下の操 作で呼び出すことができます。 Σx2 Σx n Σy2 Σy Σxy o xσn xσn-1 p yσn yσn-1 AU1 AU2 AU3 AUr1 AUr2 AUr3 AX1 AX2 AX3 AXr1 AXr2 AXr3 AXrr1 AXrr2 回帰式の係数A 回帰式の係数B 2次回帰以外 AXrr3 AXrrr1 AXrrr2 相関係数r m n ● 2次回帰計算のときは,操作が異なります。 AUrr1 AUrr2 AUrr3 AXrr3 AXrrr1 AXrrr2 AXrrr3 Σx3 Σx2y Σx4 回帰式の係数C m1 m2 n ● 上の表の値は,変数メモリーと同様に,式の中で利用 することができます。 – 32 –
● 直線回帰 直線回帰での回帰式は y A Bx です。 ● 気圧と温度の関係 温度 気圧の測定値 10°C 1003 hPa 15°C 1005 hPa 20°C 1010 hPa 25°C 1011 hPa 30°C 1014 hPa この表より回帰式と相関係数を 求め, 回帰式をもとに,温度–5°C のときの気圧および1000ヘクト パスカルの温度を推定する。 と標本共分散 また決定係数 (r 2) を計算する。 REGモード (直線回帰)に入る 1(Lin) A B 1 (Scl) =(メモリークリア) 10 P1003 S n= REG 1. S キーを押してデータを入力すると,それまでに 入力されたデータの個数(標本数 n)が 上のように表示されます。 15 P 1005 S 20 P 1010 S 25 P 1011 S 30 P 1014 S 回帰式の係数A = 997.4 AXrr1= 回帰式の係数B = 0.56 AXrr2= 相関係数 AXrr3= r = 0.982607368 –5℃のときの気圧 = 994.
● 対数回帰 対数回帰での回帰式は y A B • l n xです。 xi yi 029 01.6 050 23.5 074 38.0 103 46.4 118 48.9 左記データを対数回帰して回帰式 および相関係数を求める。 また,回帰式より xi 80 および yi 73のときの n (y の推定値) ,m (x の推定値) をそれぞれ推定する。 REGモード (対数回帰)に入る 2 (Log) A B 1 (Scl) = 29 P1.6 S 50 P 23.5 S 74 P 38.0 S 103 P 46.4 S 118 P 48.9 S 回帰式の係数A = –111.1283976 AXrr1= 回帰式の係数B = 34.0201475 AXrr2= 相関係数 AXrr3= r = 0.994013946 xi 80のとき n = 37.94879482 80 A X r r r 2 = yi 73のとき m = 224.
● 指数回帰 指数回帰での回帰式は y A•e B•x (In y In A Bx)です。 xi yi 06.9 21.4 12.9 15.7 19.8 12.1 26.7 08.5 35.1 05.2 左記データを指数回帰して回帰式 および相関係数を求める。 また,回帰式より xi 16 および yi 20 のときの n (y の推定値) , m (x の推定値) をそれぞれ推定する。 REGモード (指数回帰)に入る 3 (Exp) A B 1 (Scl) = 6.9 P 21.4 S 12.9 P 15.7 S 19.8 P 12.1 S 26.7 P 8.5 S 35.1 P 5.2 S 回帰式の係数A = 30.49758743 AXrr1= 回帰式の係数B = –0.049203708 AXrr2= 相関係数 r = – 0.997247352 AXrr3= xi 16のとき n = 13.87915739 16 A X r r r 2 = yi 20のとき m = 8.
● べき乗回帰 y A•xB (In y In A B In x) べき乗回帰での回帰式は です。 xi yi 28 2410 30 3033 33 3895 35 4491 38 5717 左記データをべき乗回帰して回帰 式および相関係数を求める。 また,回帰式より xi 40 および yi 1000のときの n (y の推定値) ,m (x の推定値) をそれぞれ推定する。 REGモード (べき乗回帰) に入る r 1 (Pwr) A B 1 (Scl) = 28 P 2410 S 30 P 3033 S 33 P 3895 S 35 P 4491 S 38 P 5717 S 回帰式の係数A = 0.238801066 AXrr1= 回帰式の係数B = 2.77186616 AXrr2= 相関係数 AXrr3= r = 0.998906257 xi 40のときn = 6587.674592 40 A X r r r 2 = yi 1000のときm = 20.
● 逆数回帰 逆数回帰での回帰式は y A B • 1/x です。 xi yi 1.1 18.3 2.1 9.7 2.9 6.8 4.0 04.9 4.9 04.1 左記データを逆数回帰して回帰式 および相関係数を求める。 また,回帰式より xi 3.5 および yi 15 のときの n (yの推定値),m (x の推定値) をそれぞれ推定する。 REGモード (逆数回帰)に入る r 2(Inv) A B 1 (Scl) = 1.1 P 18.3 S 2.1 P 9.7 S 2.9 P 6.8 S 4.0 P 4.9 S 4.9 P 4.1 S 回帰式の係数A = –0.093440617 AXrr1= 回帰式の係数B = 20.26709711 AXrr2= 相関係数 r = 0.999852695 AXrr3= xi 3.5のときn = 5.697158558 3.5 A X r r r 2 = yi 15のときm = 1.
● 2次回帰 2次回帰での回帰式は y A B x C x2 です。 xi yi 029 1.6 50 23.5 74 38.0 103 046.4 118 048.0 左記データを2次回帰して回帰式を 求める。 また, 回帰式より xi 16 および yi 20 のときの n ( yの推定値) ,m1, m 2 (xの推定値) をそれぞれ推定する。 REGモード (2次回帰) に入る r 3 (Quad) A B 1 (Scl) = 29 P 1.6 S 50 P 23.5 S 74 P 38.0 S 103 P 46.4 S 118 P 48.0 S AXrr1= 回帰式の係数A = –35.59856934 AXrr2= 回帰式の係数B = 1.495939413 回帰式の係数C = – 6.71629667 10 –3 AXrr3= xi 16のとき n = –13.38291067 16 A X r r r 3 = yi 20のとき m 1 = 47.
データ入力時の注意 ● S S と操作すると,同じデータを入力することが できます。 ● 同様にA G キーを使うと, 同じ数値を複数個入力 することができます。 たとえば,20/30を5回入力す るには,20 P 30 A G 5 S と操作します。 ● 演算は必ずしも上記の例通りの順番で行なう必要は なく, データ入力後ならどの順番でも表示させるこ とができます。 ● 入力したデータの編集については,標準偏差計算の 項をご覧ください。 ● 統計計算時には,変数メモリーA∼F,X,Yを使わな いでください。 これらのメモリーは統計計算用の一 時メモリーとして使用されるため, 記憶させたデー タが別の数値に書き換えられてしまうことがありま す。 ● R E G モードに入り回帰計算の種類(L i n / L o g / E x p / Pwr/Inv/Quad)を選択すると,変数メモリーA∼F, X,Yがクリアされます。一度選択した回帰計算の種 類を変更した場合も, 変数メモリーはクリアされま す。 技術情報 ■故障かなと思う前に… もし計算中にエラーが発生したり,計算結果がおかしい 場合,下記の操作を行な
■桁オーバーとエラーについて (1) 計算途中または答え,もしくはメモリー内の数値が 9.
■エラーメッセージ一覧表 メッセージ Math ERROR エラー内容 対 策 u 計算の結果が演算範囲 u 入力した数値を確認し を超えている。 て ,範 囲 内 に 直 す 。特 u 関数桁容量の被演算数 に,メモリーを使ってい を超えて計算が行なわ る場合はメモリー内の れた。 数値をチェックして正 u 数学的な誤り(0 による しくする。 除算等)が行なわれた。 メッセージ Stack ERROR エラー内容 対 策 u 数 値 ス タ ッ ク お よ び 演 u 計算式を簡略化して数値 スタックは10段,演算子 算 子 ス タ ッ ク を 超え る 計算式が実行された。 スタックは24段以内に納 める。 u 計算式を2つ以上に分け てスタック以内に納め る。 メッセージ Syntax ERROR エラー内容 対 策 u 計 算 式 の 書 式 に 誤 り が u e キーまたは r キーを ある。 押してエラー箇所を表 示 さ せ ,正 し く 訂 正 す る。 メッセージ Arg ERROR エラー内容 対 策 u 引 き 数 の 使 い 方 に 誤 り u
■計算の優先順位 下記の順位で計算されます。 1 座標変換 Pol (x, y), Rec (r,θ ) 微分 d/dx* 積分 ∫ dx* 正規分布 P(*, Q(*, R(* 2 後置関数 x3, x2, x 1, x!, ° ’ ” Engシンボル* 正規分布 →t* m , m 1, m 2, n 角度単位変換(DRG䉴) 単位変換** 3 べき乗・べき乗根 ^(xy), x 4 a b/c 5 π や e(自然対数の底) , メモリー, 変数の直前の省略 乗算 2π, 3e,5A, π Aなど 6 前置関数 ,3 , log, In, ex, 10 x, sin, cos, tan, sin 1, cos 1, tan 1, sinh, cosh, tanh, sinh 1, cosh 1, tanh 1, ( ), d*, h*, b*, o*, Neg*, Not*, Det**, Trn**, arg*, Abs*, Conjg* 7 前置関数の直前の省略乗算 2 3, Alog2 など 8 順列・組み合わせ nPr,nCr ∠* 9 ドット(•)** 0 ×, ÷ ! +, − @ and*
※ 負数を引数として計算する場合, その負数にはカッコが 必要です。負符号(−)は前置関数として扱われますの で, 負符号よりも優先順位の高い後置関数や, べき乗, べ き乗根を計算するときは, 特に注意してください。 例)(– 2)4 = 16 – 24 = – 16 ■スタック数 本機には優先順位の低い計算数値や計算命令(関数等)を一 時的に記憶するスタックと呼ばれるメモリーがあります。 数値用のスタックは 10 段,命令用のスタックは 24 段まで あります。このスタック以上に複雑な計算式を実行します とスタックエラー(Stack ERROR)となります。 u 行列計算では,行列用スタックは2段となります。また, 行列の二乗,三乗および逆行列の計算も行列用スタッ クを1段使用します。 (fx-570MS/fx-991MSのみ) - スタックの数え方 3 2 1 1 2 3 4 数値用スタック 1 2 4 5 6 5 7 命令用スタック 1 2 3 2 ( 3 4 3 ( 4 5 4 5 4 5 6 ( 7 ⋮ ⋮ ※ 計
■関数の入力範囲と精度 内部演算桁数:12桁 精度*:原則として10桁目±1(共通) 関数 入力範囲 DEG 0 < x < 4.499999999 1010 sin x RAD 0 < x < 785398163.3 GRA 0 < x < 4.999999999 1010 DEG 0 < x < 4.500000008 1010 cos x RAD 0 < x < 785398164.9 GRA 0 < x < 5.000000009 1010 DEG sin x と同様,但し, x = (2n-1) 90を除く tan x RAD sin x と同様,但し, x = (2n-1) π / 2を除く GRA sin x と同様,但し, x = (2n-1) 100を除く sin-1x cos-1x 0 < x < 1 tan x 0 < x < 9.999999999 1099 sinh x cosh x 0 < x < 230.2585092 -1 -1 sinh x 0 < x < 4.
関数 nCr 入力範囲 0 < n 1 1010, 0 < r < n(n, r : 整数) 1 < [n! /{r! (n-r)!}] 1 10100 x , y < 9.999999999 1049 (x2 + y2 ) < 9.999999999 1099 0 < r < 9.
電源および電池交換 (fx-95MSのみ) fx-95MS以外の機種をお使いの場合は, 取扱説明書2(付加 機能編) をご参照ください。 本機は電源に単3電池を1個使用しています。 ● 電池の交換 電池が消耗しますと,液晶の表示が薄くなってきます。 表示が薄くなったまま使用を続けますと, 正常に動 作しなくなることがあります。 表示が薄くなってき たら,すみやかに電池を交換してください。 1 A i キーを押します。 2 続いて裏面の 6 個のネジをは ずし,裏ブタをはずします。 3 古い電池を取り出します。 4 新しい電池の表面を乾いた 布でよく拭いてから k 側と l 側を正しく入れます。 5 裏ブタを閉じて,ネジ留め します。 6 5 キーを押します。 – 46 – ネジ ネジ
● 電池使用上の注意 電池の使い方を誤ると電池の液もれで製品が腐食し たり,電池が破裂することがあります。次のことを必 ずお守りください。 ・kl の向きを正しく入れてください (表面表示通 りに) 。 < 危険 > 充電や分解, ショートする恐れがあること はしないでください。また,加熱したり火 の中へ投入したりしないでください。 電池は幼児の手の届かないところに保管してください。 万一飲み込んだ場合には, ただちに医師と相談してく ださい。 ● オートパワーオフ(自動電源オフ)機能 操作完了後, 約 6 分で自動的に電源オフになります。 計算機を再びご使用になるときには,5 キーを押すと 電源オンとなります。 – 47 –
仕様 (fx-95MSのみ) fx-95MS以外の機種をお使いの場合は, 取扱説明書2(付加 機能編) をご参照ください。 電源:単3電池1個 電池寿命: u 約17,000時間 (カーソル点滅表示で連続放置) u 約2年 (電源OFFで放置) 消費電力: 0.0002W 使用温度: 0℃∼40℃ 大きさ・重さ: 幅 78 奥行 155 厚さ 19.
保証・アフターサービスについて ● 保証書はよくお読みください 保証書は,必ず「お買上げ日・販売店名」などの記入をお確 かめのうえ,販売店から受け取っていただき,内容をよく お読みの後, 大切に保管してください。 ● 保証期間は保証書に記載されています ●修理を依頼されるときは まず,もう一度,取扱説明書にしたがって正しく操作して いただき, 直らないときには次の処置をしてください。 ● 保証期間中は 保証書の規定にしたがってお買上げの販売店または取扱 説明書などに記載のカシオテクノ・サービスステーショ ンが修理をさせていただきます。 ・保証書に「持込修理」と記載されているものは,製品に 保証書を添えてご持参またはご送付ください。 ・保証書に「出張修理」と記載されているものは,お買上 げの販売店または取扱説明書などに記載のカシオテク ノ・サービスステーションまでご連絡ください。 ● 保証期間が過ぎているときは お買上げの販売店または取扱説明書などに記載のカシ オテクノ・サービスステーションまでご連絡ください。 修理すれば使用できる製品については,ご希望により有 料で修理いたします。 ● あらかじめご了承い
カシオテクノ・サービスステーション ■カシオ製品のアフターサービス業務は、カシオテクノ株式会社が担当いたします。 東 海 北海道 札 幌 静 Y 011-281-1231 〒060-0063 札幌市中央区南3条西10-1001-5 台 名古屋 岡 近 畿 京 Y 019-646-3395 〒020-0122 盛 岡 市 み た け 6 - 1 5 - 5 大 崎 阪 神 玉 戸 葉 岡 山 Y 043-243-1087 広 島 浜 四 国 Y 045-441-2177 高 〒221-0052 横 浜 市 神 奈 川 区 栄 町 3 - 1 2 松 潟 九 州 Y 025-287-1151 福 〒950-0925 新 潟 市 弁 天 橋 通 り 3 - 9 - 1 2 長 野 熊 Y 092-411-2939 本 Y 096-367-0614 〒862-0911 熊 本 市 健 軍 1 - 3 8 - 7 北 陸 沢 岡 〒812-0007 福岡市博多区東比恵2-16-23 Y 026-222-3250 〒380-09
キーの働き ● 下記の表は,fx-95MSのものです。 これ以外の機種につ いては, 取扱説明書2 (付加機能編) をご参照ください。 SHIFT シフトキー キーパネル面に橙色で記されている機能を使うとき に押します。 を押すと 4 が表示窓に点灯します。 A と表します。 SHIFT ALPHA アルファキー キーパネル面に赤色で記されている変数や機能を使 うときに押します。 を押すと E が表示窓に点灯 します。p と表します。 ALPHA MODE CLR モードキー モード指定画面を呼び出すときに押します。F と表 します。 !r クリアキー すべてを初期状態にリセットするとき,モードや設 定をリセットするとき,メモリーを消去するとき (COMPモード) , 統計計算用メモリーを消去するとき (SD/REGモード) に押します。 ON 電源 ON キー 本機の電源をONするときに押します。5 と表します。 REPLAY カーソル移動キー 入力中のカーソル位置を移動するときに押します。 e rと表します。 計算結果が表示されているときは,入力した計算式 を呼び出します(リプレイ機能)
Rnd Ran# ∼ 置数キー 数値を入力するときに押します。 !4 数値丸め 数値を有効数値1 0 桁に丸めます (1 1 桁目を四捨五入) 。 また,FIX,SCI モードが指定されているときは,そ の指定桁に丸めます。 !R 乱数 0.000以上0.
計算実行キー 入力した計算式を実行するときに押します。 !& パーセント パーセント計算をするときに押します。 DRG アンサーメモリーキー 最後に求めた演算結果を呼び出すときに押します。 DRG 角度単位変換 角度単位変換機能のメニューを呼び出すときに押し ます。 x! 逆数キー 逆数を計算するときに押します。 !" 階乗 階乗を計算するときに押します。 nPr / 組み合わせ / 順列キー 組み合わせ/順列の計算をするときに押します。 Rce( : / 座標変換キー 直交座標/極座標変換の計算をするときに押します。 a: コロン 複数の式を区切るときに押します(マルチステートメ ント機能) 。 三乗キー 三乗を計算するときに押します。 !# 三乗根 三乗根を計算するときに押します。 – 53 –
べき乗キー べき乗を計算するときに押します。 !q べき乗根 べき乗根を計算するときに押します。 / エンジニアリングキー (COMP/SD/REG モード) 表示されている結果数値の指数部が 3 の倍数になるよ うに変換するときに押します。 分数キー 分数を入力するときに押します。 計算結果が表示されているときは,分数 / 小数の変換 をします。 !/ 帯分数 / 仮分数変換 表示されている帯分数を仮分数に変換するときに押 します。 ルートキー 平方根(ルート)を計算するときに押します。 二乗キー 二乗を計算するときに押します。 10 ログ(常用対数)キー 常用対数を計算するときに押します。 !0 10 の x 乗 10のx乗を計算するときに押します。 – 54 –
e e エルエヌ(自然対数)キー 自然対数を計算するときに押します。 !e e の x 乗 eのx乗を計算するときに押します。 自然対数の底 (e)を入力するときに押します A 負数キー 負の数を入力するときに押します。 B 60 進数キー 60進数 (度・分・秒) を入力するときに押します。 !+ 10 進数 ↔ 60 進数変換 表示されている結果を60進数 (あるいは10進数) に変 換するときに押します。 C 双曲線関数キー 双曲線関数を計算するときに押します。三角関数 キーと組み合わせて使います。 逆双曲線関数 逆双曲線関数を計算するときに押します。三角関数 キーと組み合わせて使います。 M を押すと hyp が表示窓に点灯します。 sin-1 D cos-1 E tan-1 F 三角関数キー 三角関数を計算するときに押します。 !S, !C, !T 逆三角関数 逆三角関数を計算するときに押します。 A∼F j, 0, p キーと合わせて使うことにより変数メモ リーA∼Fの入力/呼び出しができます。 – 55 –
STO リコールメモリーキー メモリーに記憶した数値を呼び出すときに押します。 !? ストアメモリー 計算した結果をメモリーに記憶するときに押します。 X カッコキー カッコ計算をするときに押します。 j, 0, p キーと合わせて使うことにより変数メモ リーXの入力/呼び出しができます。 Y カンマキー カンマを入力するときに押します。 !; セミコロン セミコロンを入力するときに押します。 j, 0, p キーと合わせて使うことにより変数メモ リーYの入力/呼び出しができます。 M- M DT CL メモリープラスキー 計算結果をメモリーMに加算するときに押します。 !m メモリーマイナス 計算結果をメモリーMから減算するときに押します。 7 データ入力(SD/REG モード) 統計のデータを入力するときに押します。 !8 データ削除(SD/REG モード) 入力されたデータを削除するときに押します。 j, 0, p キーと合わせて使うことにより変数メモ リーMの入力/呼び出しができます。 四則計算キー 四則計算をするときに押します。 – 56 –
応用例題 ■土木・測量 問 (三角比 I) 下図においてA地点からB地点の距離 (c) と角B(θ) が わかっているとき,A – C 間の距離 (b) と B – C 間の 距離 (a) は? A 解説 三角比を使って計 算します。 b c a cos θ = c sin θ = 10m (c) b tan θ = A 60°(θ ) B b a a C c b B θ a C b 答 sin θ = を展開して,b = c・sin θ c a cos θ = を展開して,a = c・cos θ c F ..... 1 (Deg) 10 - S 60 = → 8.
この例題は,極座標→直交座標変換を使っても計算でき ます。 P(x,y) F ...... 1 (Deg) A F 10 P 60 T = → 5 (x) 0 o → 8.660254038 (y) 10m y 60° 0 x 問 (三角比 II) 下図において2辺a, bの距離がわかっているとき,角B (θ) は? A c 5m (b) θ B 8m (a) C 解 説 三角比を使って計算します。 c b θ B 答 tan θ = a b c a cos θ = c sin θ = A C tan θ = b を展開して,θ = tan–1 a b a b (a) F ..... 1(Deg) A g R 5 \ 8 T = A O → 32°0°19.
この例題は,直交座標→極座標変換を使っても計算でき ます。 F ...... 1 (Deg) f* 8 P 5 T = → 9.433981132 (r) 0o A O → 32°0°19.38 (θ ) P(8,5) r 5m θ 0 8m * fx-100MS/fx-570MS/fx-912MS (fx-115MS)/fx-991MS: Af 問 (直接測れない距離) 下図において,角C,角D,辺Aがわかっているとき, X の距離は? X C (61° 32’) (49° 25’)D 解 説 下記の公式を使って 計算します。 X= A (50m) A • sin C sin (180 – C – D) 答 F ...... 1 (Deg) 61 I 32 I A J e 50 S p e \ S E 180 , p e , 49 I 25 I F = → 47.
答 F ..... 1(Deg) (続けて) R 50 + 40 + 30 T \ 2 A j 1 → 60 (s) L R p 1 - R p 1 , 50 T - R p 1 , 40 T - R p 1 , 30 T T = → 600 (S) ■物理 問 (斜面上の物体を引く力) 斜面の角度(θ ) 20°,物体の重さ(W) 60kg,摩擦係数 0.3のとき,物体を引く力(P) は? (µ) P θ (20°) W (60kg) 解 説 下記の式を使って求 めます。 P = W (sin θ + µ • cos θ ) 答 F ..... 1(Deg) 60 - R S 20 + l 3 W 20 T = → 37.43567577 (P) 問 (放物運動) 初速(V0) 30m/sで投げたボールが50°の角度 (θ ) で上 は? がりました。3秒後の高さ (h) V0(30m/s) 解 説 下記の式を使って求 めます。 h θ (50°) 1 gt2 h = V0 t • sin θ – – 2 (g: 重力加速度 9.8m/s2) 答 F .....