User manual - FC-200V

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A エラーメッセージへの対処
どのエラーメッセージが表示された場合でも、基本的に同じ方
法で対処できます。次のキー操作が有効です。
dまたはeを押すとエラーメッセージが表示される前に
入力した計算式の編集状態に戻ります。このとき、カーソル
がエラー位置に移動します28ページ「エラー位置表示につ
いて」を参照)
Aを押すと、エラーメッセージが表示される前に入力した
計算式をクリアします。計算式をはじめから入力し直す場合
は、この操作を行ってください。(エラーが発生した計算式は、
計算履歴には残りませんので、ご注意ください。
A エラーメッセージ一覧
ここでは、状況に応じて表示される個別のエラーメッセージの
意味と、対処方法を示します。対処に際しては、はじめにエラー
メッセージ画面でdまたはeを押してください。
●金計算を行った場合は、「金融計算特有のエラーメッセー
ジについて」135ページ)も参照してください。
メッセージ Math ERROR
エラー内容 対 処
入力可能な数値範囲については、「演算範囲演算桁数精度に
ついて」133ページ)を参照してください。
u 計算の途中経過または結果
が演算範囲を超えている。
u 入力可能な数値範囲を超え
た入力を行った。
u 数学的な誤り0 による除算
など)が行われた。
u 入力した数値を確認し、
数を減らして計算し直す。
u 独立メモリーや変数メモ
リーを関数の引数として
使っている場合、メモリー
内の数値がその関数で使用
可能な範囲内かを確認す
る。
D