User manual - EX-ZR400/EX-ZR410

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付録
液晶モニター上にヒストグラムを表示させることで、露出をチェックしな
がら撮影することができます。再生モードでは撮影された静止画のヒスト
グラムを見ることができます。
Վᐎ
撮影したい画像を意図的に露出オーバーやアンダーにする場合もあるので、必ずしも中
央に寄ったヒストグラムが適正となるわけではありません。
露出補正には限界がありますので、調整しきれない場合があります。
フラッシュ撮影など、撮影したときの状況によっては、ヒストグラムでチェックした露
出とは異なる露出で撮影される場合があります。
ハイスピード動画の撮影時は、ヒストグラムは表示されません。
. ヒストグラムの見かた
ヒストグラム(輝度成分分布表)とは、画像の明るさのレベルをピクセル数によりグラフ化
したものです。縦軸がピクセル数、横軸が明るさを表します。ヒストグラムが片寄っていた
場合は、露出補正(EVシフト)すると、ヒストグラムを左右に移動させることができます。
ラフが中央に寄るように補正をすることによって、適正露出に近づけることができます。
らに静止画ではR(赤)G(緑)B(青)の色成分が独立したヒストグラムも同時に表示され
るので、色ごとのオーバーアンダー状況を把握することができます。
露出を確認する(ヒストグラム)
典型的なヒストグラムの例
全体的に暗い画像は左寄り
のヒストグラムになります。
また、あまり左に寄り過ぎて
いると、黒つぶれを起こして
いる可能性もあります。
全体的に明るい画像は右寄
りのヒストグラムになりま
す。右に寄り過ぎていると、
白飛びを起こしている可能
性もあります。
全体的に適切な明るさの画
像は中央寄りのヒストグラ
ムになります。
ヒストグラム