User manual - EX-Z500取扱説明書

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撮影する(応用編)
ヒストグラムを活用する
(DISP)を押して【液晶モニター】上にヒストグラムを表示さ
せることにより、露出(光の量や明るさ)をチェックしながら撮影
することができます(24ページ)。再生モードでは撮影された画
像のヒストグラムを見ることができます。
ヒストグラム(輝度成分分布表)とは、画像の明るさのレベルをピ
クセル数によりグラフ化したものです。縦軸がピクセル数、横軸
が明るさを表します。ヒストグラムを見ると、補正するために充
分な画像のディテールが画像のシャドウ(左側)、中間調(中央部
分)、ハイライト(右側)に含まれているかどうかを確認すること
ができます。もしもヒストグラムが片寄っていた場合は、EVシ
フト露出補正)行うと、ヒストグラムを左右に移動させること
ができます。なるべくグラフが中央に寄るように補正をすること
によって、適正露出に近づけることができます。さらにR(赤)
G(緑)、B(青)の色成分が独立したヒストグラムも同時に表示さ
れますので、色ごとに「赤成分がオーバー」「青成分がアンダー」
ように各色の分布状況も直感的に把握することができます。
参考
キーカスタマイズ機能で“EVシフト”の切り替えを
に割り当てると(80ページ)、ヒストグラムを確認
しながらでEVシフトを行って撮影することが
できます(61ページ)
ヒストグラムが左の方に寄ってい
る場合は、暗いピクセルが多いこ
とを示しています。
全体的に暗い画像はこのようなヒ
ストグラムになります。また、あ
まり左に寄り過ぎていると、黒つ
ぶれを起こしている可能性もあり
ます。
ヒストグラムが右の方に寄ってい
る場合は、明るいピクセルが多い
ことを示しています。
全体的に明るい画像はこのような
ヒストグラムになります。また、
あまり右に寄り過ぎていると、白
飛びを起こしている可能性もあり
ます。
ヒストグラム