User manual - File 2

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撮影する(応用編)
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“撮影モード”と選び、を押しま
す。
3.
ボイスレ
コード”を選び、【SET】
押します。
ボイスレコードモードに
なります。
4.
【シャッター】を押して、音声を録音します。
録音中は【液晶モニター】“録音時間”を表示します。ま
た、緑色の【動作確認用ランプ】が点滅します。
録音中に【DISPを押すと、【液晶モニター】が消灯しま
す。音声の記録が終了すると、再【液晶モニター】が点灯
します。
録音中に【SET】を押すと、録音位置を記憶したマークを付
けることができます。
5.
【シャッター】を押すかメモリーが一杯になるか、または
電池が消耗すると録音を終了し、音声を記録します。
録音可能時間
参考
【モードスイッチ】REC”に合わせた状態で、
【DISP】を押しながら、【電源ボタン】を押すと、レ
ズを繰り出さずにボイスレコードモードで起動します。
音声記録時のご注意
カメラ前面部にある【マイク】
必ず対象に向けてください。
指などで【マイク】をふさがない
ようにご注意ください。
録音の対象がカメラから遠くに離れると、きれいに録音されま
せん。
録音中にボタン操作をすると、操作音が入ることがあります。
録音中に【電源ボタン】を押したり【モードスイッチ】を切り替え
ると、録音は中止となり、その時点までの音声が記録されます。
撮影済みの静止画像に、後から音声を追加(アフターレコーディ
ング機能)することができます。また、録音済みの音声を記録し
直すこともできます(84ページ)
【マイク】
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撮影する(応用編)
ヒストグラムを活用する
【DISP】を押して【液晶モニター】上にヒストグラムを表示させ
ことにより、露出をチェックしながら撮影することができます
(23ページ)。再生モードでは撮影された画像のヒストグラムを
見ることができます。
ヒストグラム(輝度成分分布表)とは、画像の明るさのレベルをピ
クセル数によりグラフ化したものです。縦軸がピクセル数、横軸
が明るさを表します。ヒストグラムを見ると、補正するために充
分な画像のディテールが画像のシャドウ(左側)、中間調(中央部
分)、ハイライト(右側)に含まれているかどうかを確認すること
ができます。もしもヒストグラムが片寄っていた場合は、EVシ
フト露出補正)を行うと、ヒストグラムを左右に移動させること
ができます。なるべくグラフが中央に寄るように補正をすること
によって、適正露出に近づけることができます。
ヒストグラム
ヒストグラムが左の方に寄ってい
る場合は、暗いピクセルが多いこ
とを示しています。
全体的に暗い画像はこのようなヒ
ストグラムになります。また、あ
まり左に寄り過ぎていると、黒つ
ぶれを起こしている可能性もあり
ます。
ヒストグラムが右の方に寄ってい
る場合は、明るいピクセルが多い
ことを示しています。
全体的に明るい画像はこのような
ヒストグラムになります。また、
あまり右に寄り過ぎていると、白
飛びを起こしている可能性もあり
ます。
ヒストグラムが中央に寄っている
場合、明るいピクセルから暗いピ
クセルまで適度に分布しているこ
とを示しています。
全体的に適度な明るさの画像はこ
のようなヒストグラムになりま
す。
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撮影する(応用編)
重要
前記のヒストグラムはあくまでも例であり、被写体に
よってはヒストグラムの形が例のようにならない場合も
あります。
撮影したい画像を意図的に露出オーバーやアンダーにす
る場合もあるので、必ずしも中央に寄ったヒストグラム
が適正となる訳ではありません。
露出補正には限界がありますので、調整しきれない場合
があります。
フラッシュ撮影による撮影など、撮影したときの状況に
よっては、ヒストグラムによりチェックした露出とは異
なる露出で撮影される場合があります。
カップリングショット撮影時(58ページ)は、ヒストグ
ラムは表示されません。
各種機能を設定する
RECモードにおいて、下記の機能を設定することができます。
ISO感度
グリッド表示のオン/オフ
撮影レビュー
左右キー設定
各種設定の記憶(モードメモリ)
各種設定のリセット
参考
上記以外に、次の機能も変更できます。操作方法につい
ては各ページをご覧ください。
サイズ/画質(45ページ)
ホワイトバランス(54ページ)
デジタルズーム(41ページ)
AFエリア(48ページ)
68
撮影する(応用編)
ISO感度を変える
ISO感度が変更できます。使用目的に応じてISO感度を設定して
ください。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“ISO 感度”と選び、を押します。
3.
設定内容を選び【SET】を押します。
オート :撮影条件により自動調整します。
ISO 50 :ISO 50相当
ISO 100 :ISO 100相当
ISO 200 :ISO 200相当
ISO 400 :ISO 400相当
重要
ISO感度を上げると画像のノイズが増加します。使用目
的に応じてISO感度を設定してください。
ISO感度を上げてフラッシュ撮影すると、近くの被写体
の明るさが、適正にならない場合があります。
グリッドを表示する
撮影時、【液晶モニター】に方眼を表示します。カメラを水平や垂
直に保つのに便利です。
1.
RECモードにし【MENU】を押します
2.
“撮影設定”タブ→“グリッド表示”と選び、を押しま
す。
3.
で設定内容を選び、【SET】を押します。
入:グリッドを表示します。
切:グリッドは表示しません。