User manual - File 1

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撮影する(応用編)
近くを撮影する(マクロ)
マクロでは近距離で自動的にピントを合わせることができます。
近くのものを撮影(接写)するときに使用します。シャッターを半
押しすると、オートフォーカス機能が働き自動的にピント調整を
始めます。ピントを合わせることができる範囲は下記の通りで
す。
約6cm∼50cm
1.
を何回か押して を表示させます。
2.
撮影します。
ピントの合わせかた、撮影のしかたはオートフォーカス
モードと同じです。
【動作確認用ランプ】【フォーカスフレーム】の点灯のしか
たによってピントの状況を知ることができます。点灯のし
かたはオートフォーカスモードと同じです。
重要
マクロでの光学ズームは1∼1.8倍の範囲で使用できま
す。
ピントを固定して撮影す(パンフォーカス)
本機では通常、ピント合わせをオートフォーカスで行っていま
す。パンフォーカス機能では、あらかじめ、ある焦点距離にピン
トが合うようにピント調整を固定しておき、オートフォーカスの
動作を行わずに撮影することができます。ピントが合う範囲は
ズームの位置や明るさなどによって異なります。
1.
を何度か押して“PF”を表示させます。
2.
【シャッター】を全押しして撮影します。
参考
【シャッター】を半押しすることで、【液晶モニター】にピ
ントの合う距離が表示されます。
重要
フラッシュ撮影時は、広角側での撮影をおすすめしま
す。 
50
撮影する(応用編)
遠くを撮影する(無限遠)
無限遠では∞(無限遠)にピントが固定されます。景色など遠景を
撮影するときに使用します。
1.
を何回か押して を表示させます。
2.
撮影します。
手動でピントを合わせる(マニュアルフォーカス
マニュアルフォーカスでは手動でピントを合わせることができま
す。ピントを合わせることができる範囲は下記の通りです。
1.
を何回か押し
“MF”を表示させます。
手順2で拡大表示される
範囲が枠で囲まれます。
光学ズーム倍率
1倍
3倍
範囲
約6cm∼∞
約18cm∼∞
51
撮影する(応用編)
2.
【液晶モニター】確認し
ながら、によりピ
ントを合わせます。
遠い側にピントを合
わせる
近い側にピントを合
わせる
【液晶モニター】にはマ
ニュアルフォーカスの位
置が表示され、おおよそ
のピントの位置が確認で
きます。
ピントを合わせている間
は表示が拡大表示にな
り、ピントの確認がしや
すくなります。
3.
【シャッター】を押して撮影します。
重要
マニュアルフォーカス時はキーカスタマイズ(69ペー
ジ)により設定されているを押しての動作は無
効になり、ピント合わせの動作が優先されます。
マニュアルフォーカスの位置
フォーカスロック
撮影したい構図で【フォーカスフレーム】に入らない被写体にピン
トを合わせる場合は、フォーカスロックを使います。フォーカス
ロックはオートフォーカスモード、マクロモード
で使用でき
ます。
1.
ピントを合わせたい被写体
【液晶モニター】で見なが
ら、【シャッター】を半押し
します。
ピントの合わせかた、撮
影のしかたはオート
フォーカスモードと同じ
です。
【動作確認用ランプ】
【フォーカスフレーム】
点灯のしかたによってピ
ントの状況を知ることが
できます。点灯のしかた
はオートフォーカスモー
ドと同じです。
1200
1200
1600
1600
NORMAL
NORMAL
99
99
03
03
/12
12
/24
24
12
12
:
58
58
IN
1 / 1000
1 / 1000
F2.6
F2.6
【フォーカスフレーム】
52
撮影する(応用編)
2.
【シャッター】を半押しした
まま、撮影したい構図を決
めます。
3.
【シャッター】を全押しして撮影します。
参考
フォーカスロックと同時に露出(AEもロックされま
す。
1200
1600
NORMAL
99
03
/12
/24
12
:
58
IN
1 / 1000
F2.6
露出を補正する(EVシフト)
本機は撮影時の明るさに応じて、露出値(EV値)を下記の値に手
動で補正することができます。逆光での撮影、間接照明の室内、
背景が暗い場合の撮影などに利用すると、より良好な画像が得ら
れます。
露出補正値:−2.0EV∼+2.0EV
補正単位 :1/3EV
1.
RECモードにし【MENU】を押します
2.
“撮影設定”タブ→“EVシフ
ト”と選び、を押しま
す。
露出補正表示