User manual - File 1

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撮影する(基本編)
撮影する(基本編)
ここでは最も基本的な撮影方法について説明します。
基本的な撮影のしかた
カメラの正しい構えかた
カメラは両手でしっかりと持って、撮影してください。片手で持
つと、手ぶれを起こす恐れがあります。
横に持つ場合
両手でカメラをしっかり持
ち、脇をしっかり締めてくだ
さい。 
縦に持つ場合
縦に持つ場合は、【レンズ】
【フラッシュ】が上にくるよ
うにして、カメラをしっかり
持ってください。
重要
指やストラップが、右
記の部分にかからない
ように注意してくださ
い。
参考
【シャッター】を押し切った瞬間にカメラがぶれると、き
れいな画像が撮れませんので、正しく構えて【シャッ
ター】を静かに押し、【シャッター】を押し切った瞬間に
カメラが動かないようにしてください。特に暗い場所で
撮影するときは、シャッター速度が遅くなるので、注意
してください。
【フラッシュ】
【レンズ】
【マイク】
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撮影する(基本編)
撮影する
本機では被写体の明るさに応じてカメラがシャッター速度を自動
的に調整します。撮影された画像は、順次内蔵フラッシュメモ
リーに保存されます。
市販のメモリーカード(SDメモリーカードまたはMMC〈マルチ
メディアカード〉に保存することもできます(105ページ)
1.
【電源ボタン】または (REC)を押して、電源を入れます。
【液晶モニター】に画像が表示されます。
RECモードになり、撮影できる状態になります。
すでに電源が入っている状態で下記のようにPLAY(再生)
モードになっている場合は、
を押してREC(撮影)
モードに切り替えてください。
「ファイルがありません」と表示されている。
【液晶モニター】の上部に表示されている。
2.
“撮影モード”の設定 静止画”に切り替えます
N
/OFF
【電源ボタン】
【MENU】を押し“撮影設定”タブ→“撮
影モード”と選んでを押し、
静止画”を選んで
【SET】を押します。詳しい操作については「メニュー画面
の操作について」(33ページをご覧ください。
【液晶モニター】 (静止画モード)が表示されます。
キーカスタマイズ機能を使うと、で撮影モードを
切り替えることができます(71ページ)
3.
【液晶モニターに表示されて
いる【フォーカスフレーム】
被写体に合わせます。
撮影できる範囲は、オート
フォーカスモードでは約
40cm∼∞です(49ページ)
【ファインダー】ら被写体
を見て撮影することもでき
ます40ページ)
【ファインダー】から被写体を見るときは【DISP】を押し
て、【液晶モニター】を消すことで、電力の消費を減らすこ
とができます。
4.
【シャッター】を半押しし、ピン
トを合わせます。
【シャッター】を半押しすると、
オートフォーカス機能により自動
的にピントが合い、シャッター速
度と絞り値が表示されます。
【シャッター】
1200
1200
1600
1600
NORMAL
NORMAL
10
10
04/
04/
12
12
/24
24
12
12
:
58
58
IN
【フォーカスフレーム】
静止画モードのアイコン
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撮影する(基本編)
【フラッシュ】
【レンズ】
緑の【動作確認用ランプ】
状況
ピント合わせ完了
ピント合わせ不可
動作確認用ランプ
緑点灯
緑点滅
フォーカスフレーム
緑点灯
赤点灯
【シャッター】
重要
“撮影設定”“オートPF”を”入”に設定している場合
(49ページ)シャッター半押しによるオートフォーカス
が完了する前に、シャッターを全押しすると、オート
フォーカスが作動せずにパンフォーカス(51ページ)
撮影されます。シャッターチャンスを逃さずに撮影する
ことができます。
撮影時のご注意
【動作確認用ランプ】が緑色に点滅している間に【電池ブタ】を開
けたり、カメラをUSBクレードルにセットすることは、絶対に
お止めください。今撮影した内容が記録されないばかりでな
く、撮影済みの内容が破壊されたり、カメラが正常に動作しな
くなるおそれがあります。
メモリーカードに記録中は、メモリーカードを抜かないでくだ
さい。
蛍光灯照明の室内で撮影する場合、本機は蛍光灯のフリッカー
(人の目では感じられない、ごく微妙なちらつき)を感知してし
まい、撮影するタイミングによって、微妙に撮影画像の明るさ
や色合いが変わる場合があります。
ISO感度が“オート”の場合(70ページ)被写体の明るさに応じて
感度が自動的に変化します。被写体が暗いと画像にノイズがの
る場合があります。
ISO感度が“オート”の場合(70ページ)被写体が暗いときは感度
を上げてシャッタースピードを速くなるようにしていますが、
フラッシュの発光方法(42ページ)
(発光禁止)のときには
手ぶれに注意してください。
不要な光がレンズに当たる場合は、手で遮光してから撮影して
ください。
ピントは【フォーカスフ
レーム】や緑の【動作確認
用ランプ】の点灯のしかた
で知ることができます。
【レンズ】【フラッシュ】
を指でふさがないでくだ
さい。
5.
ピントが合っていることを確認し
【シャッター】を全押しします。
サイズ、画質によって保存できる
枚数が異なります(4 6、4 7
158ページ)
手ぶれを起さないために、
【シャッター】は静かに押してく
ださい。
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撮影する(基本編)
ファインダーを使って撮影する
電池の消耗をおさえるために【液晶モニター】をオフ(23ページ)
にし、【ファインダー】を使って撮影することができます。
重要
撮影範囲フレームは約1m以上離れた被写体を撮影した
場合の範囲を表します。被写体の距離が近い場合、視差
の関係で実際に写る範囲が異なります。
マクロモードやマニュアルフォーカスモードでは、【液
晶モニター】をファインダーとして使用してください。
【液晶モニター】は視差の問題がないため、記録される画
像が正しく表示されます。
撮影範囲フレーム被写体までの距離が
近づいた場合
オートフォーカスのご注意
次のような被写体に対しては、ピントが合わないことがありま
す。
階調の無い壁などコントラストが少ない被写体
強い逆光のもとにある被写体
光沢のある金属など明るく反射している被写体
ブラインドなど、水平方向に繰り返しパターンのある被写体
カメラからの距離が異なる被写体がいくつもあるとき
暗い場所にある被写体
手ぶれをしているとき
動きの速い被写体
緑の【動作確認用ランプ】が点灯していたり、【フォーカスフレー
ム】が緑で表示されていてもピントが正しく合わない場合があり
ます。
ピントが合わない場合は、フォーカスロック(53ページ)やマ
ニュアルフォーカス(52ページをご利用ください。
撮影時の画面のご注意
撮影時、【液晶モニター】に表示される被写体の映像は、フレー
ム確認のための簡易画像です。撮影した内容は、選択した画質
で記録されており、出力画素数は確保されています。メモリー
には精細な画像で記録されています。
被写体の明るさにより、撮影時の【液晶モニター】の表示速度が
遅くなったり、ノイズが出る場合があります。