User manual - File 1

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撮影する(基本編)
ファインダーを使って撮影する
電池の消耗をおさえるために【液晶モニター】をオフ(20ページ)
にし、【ファインダー】使って撮影することができます。
重要
撮影範囲フレームは約1m以上離れた被写体を撮影した
場合の範囲を表します。被写体の距離が近い場合、視差
の関係で実際に写る範囲が異なります。
マクロモードやマニュアルフォーカスモードにすると、
自動的に【液晶モニター】がオンになりますので、【液晶
モニター】をファインダーとして使用してください。【液
晶モニター】は視差の問題がないため、記録される画像
が正しく表示されます。
ズームを使って撮影する
本機のズームには、光学ズームとデジタルズームの2種類があり
ます。
光学ズーム
光学ズーム機能により、レンズの焦点距離を変えて撮影すること
ができます。ズームの倍率は次の通りです。
倍率:1∼3倍
1.
RECモードにします。
2.
【ズームボタン】を押して、
ズームの倍率を変えます。
(広角):広角になります。
(望遠):望遠になります。
撮影範囲フレーム被写体までの距離が
近づいた場合
MENU
REC
【ズームボタン】
望遠広角
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撮影する(基本編)
3.
【シャッター】を押して撮影します。
参考
光学ズームの倍率により、レンズの絞りの値も変わりま
す。
望遠で撮影するときは、手ぶれ防止のため三脚の使用を
おすすめします。
デジタルズーム
デジタルズーム機能により、光学ズームが最も望遠になった(3
倍)状態から、さらに画面の中央を拡大して撮影することができ
ます。デジタルズームを使ったときのズームの倍率は次の通りで
す。
倍率:3∼12倍(光学ズーム併用)
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定タブを選びます
3.
“デジタルズーム”を選び、を押します。
4.
“入”を選び【SET】を押します
“切”を選ぶと、デジタルズームは働きません。
5.
【ズームボタン】 (望
遠)側を押して、ズームの
倍率を変えます。
【ズームボタン】を操作し
て光学ズームが最も望遠
になると、いったんズー
ム動作は停止します。そ
の後、【ズームボタン】
(望遠)側を押すと、デ
ジタルズームに切り替わ
ります。
【液晶モニター】にズームバーが表示されます。この表示で
現在のおおよその倍率が分かります。
6.
【シャッター】を押して撮影します。
重要
【液晶モニター】表示を消している場合は、デジタル
ズームを使って撮影することはできませ(20ペー
ジ)
デジタルズームを使って撮影すると画像が粗くなります
1倍 3倍 12倍
現在のズーム倍率
光学ズーム
デジタル
ズーム
ズームバー
デジタルズーム表示
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撮影する(基本編)
フラッシュを使って撮影する
撮影条件に合わせてフラッシュの発光方法を切り替えることがで
きます。
1.
RECモードにします。
2.
( )を押してフラッ
シュの発光方法を選びま
す。
を押すたびに【液晶モ
ニター】に次の順でフラッ
シュの発光方法が表示さ
れ、切り替わります。
表示なし(自動発光) 露出に合わせて自動的に発光します。
(発光禁止) 露出に関係なく発光しません。
(強制発光) 露出に関係なく強制的に発光します。
(赤目軽減) フラッシュ撮影時に人の目が赤く写
ることを軽減します。露出に合わせ
て自動的に発光します。
3.
撮影します。
重要
フラッシュ撮影時、フラッシュは数回発光します。最初
にプリ発光(露出情報を得るための予備発光し、最後に
メイン発光(フラッシュ撮影するための発光することに
より、最適な発光量でフラッシュ撮影が行われます。メ
イン発光が終わるまで、カメラは動かさないでくださ
い。
赤の【動作確認用ランプ】が点滅中に【シャッター】を押し
ても、撮影できない場合があります。
フラッシュモード表示
DISP
MENU
SET
( )
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撮影する(基本編)
フラッシュの状態について
フラッシュの状態については【シャッター】を半押ししたときに、
【液晶モニター】や赤の動作確認用ランプ】で確認できます。
■赤目軽減機能について
夜や暗い室内などで人物をフラッシュ撮影したとき、目が赤く写
ることがあります。これは、フラッシュ光が目の網膜に反射する
ために起こる現象です。赤目軽減機能を使うと、フラッシュ撮影
する前に赤目用プリ発光(写す人の瞳孔を小さくするためにフ
ラッシュが発光)することにより、人の目が赤く写ることを軽減
します。
※ 赤目軽減機能により撮影する場合は、下記の点に注意してください。
写される人が【フラッシュ】を注視していないと効果がありませ
ん。撮影する前に【フラッシュ】を見るように声をかけておいて
ください。
被写体までの距離が遠いと、効果が現れにくい場合がありま
す。
赤の【動作確認用ランプ】
点滅:フラッシュ充電中
点灯:フラッシュ充電完了
【液晶モニター】
フラッシュ発光時は
が表示されます。
フラッシュ使用時のご注意
【フラッシュ】が指で隠れないよう
にしてください。隠れてしまうと
フラッシュ本来の効果が得られな
くなります。
フラッシュ撮影時の被写体まで
の距離が、遠かったり、近かっ
たりする場合は適切な効果が得
られません。
フラッシュの充電時間は、そのときの使用条件(電池の状態や温
度等)により異なります。
数秒∼10秒程度(フル充電の場合)
ムービーモードの場合は、フラッシュは発光しません。このと
(発光禁止)が表示されます。
電池が消耗するとフラッシュの充電ができなくなることがあり
ます。このとき
(発光禁止)が点灯し、フラッシュが正常に
発光せずに適正な露出が得られないことを示します。速やかに
電池を充電してください。
(赤目軽減)では露出に合わせて自動的に発光するため、明
るい場所ではフラッシュは発光しません。
フラッシュを使用した場合は、ホワイトバランスが固定される
ため、外光や蛍光灯など他の光源があると色味が変わることが
あります。
【フラッシュ】