User manual - File 3
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よりよい撮影のための設定
遠くの被写体を望遠で撮影したり、動きの速い被写体を撮影し
たり、薄暗い場所で撮影したりするときに画像がぼやけたり流
れて見えることがあります。これはシャッターを押すときにカ
メラが動いたり(手ブレ)、被写体の動きが速すぎる(被写体ブ
レ)ことが原因です。ブレ軽減の機能を使って、このようなブレ
を少なくすることができます。本機には、「CCDシフト方式手ブ
レ補正機能」と、「高感度被写体ブレ軽減機能」が搭載されていま
す。このふたつを最適に組み合わせて手ブレや被写体ブレを軽
減することができます。
1. 撮影モードにして【MENU】を押す
2.“撮影設定”タブ→“ブレ軽減”と選び、【X】を押す
3. 【S】【T】で設定内容を選び、【SET】を押す
ブレ軽減撮影を設定すると、液晶モニターに設定内容に対
応したアイコンが表示されます。
ᛵ
• “ブレ軽減”の設定を“ オート”または“ 手ブレ補正”
にしている場合、シャッターを半押ししているときに振動
と動作音がしますが、故障ではありません)。
• “ オート”に設定してある場合は、シャッターを半押し
しても、画面上にISO感度、絞り、シャッター速度が表示さ
れません。“ オート”の場合は撮影した直後に表示され
る画像確認のための画面にISO感度、絞り、シャッター速度
が表示されます。
手ブレや被写体ブレを軽減する
オート :手ブレを軽減するだけでなく、状況に応じ
て被写体ブレも最適に軽減します
手ブレ補正:手ブレだけを軽減します
被写体ブレ:
感度を上げて、被写体ブレだけを軽減します
手ブレDEMO
:
シャッターを半押ししている間、画面上で
手ブレ補正の効果を確認することができま
す。ただし、シャッターを全押ししても実際
に撮影を行うことはできません。電源を切
るとこの設定は解除され、直前に使用して
いた設定に戻ります。
切 :すべてのブレ軽減をオフにします