User manual - File 2

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静止画を撮影する
顔認識撮影時のご注意
一度に検出できる人物の顔は、優先設定が“スピード優先”
ときに最大5人、“人数優先”のときに最大10人です。
次のような人物は、顔が検出できません。
顔の一部が頭髪、サングラス、帽子などでさえぎられている
人物
顔に濃い影が落ちている人物
顔が横や斜めに傾いている人物
顔が横向きの人物
距離が遠すぎて、顔が小さすぎる人物
距離が近すぎて、顔が大きすぎる人物
極端に暗い場所での人物
ペットなど人物以外の被写体の顔は検出されません。
ファミリー登録されている人物であっても、表情などの状況
や周囲の環境によっては正しく認識(最優先)されない場合が
あります。
同じ人物の顔を室内と屋外で、または表情やアングルを変え
て重複登録しておくことで、その人物の認識率を向上させる
ことができます。
ファミリー優先認識モードでは、顔が同一人物かどうかの照
合を行うため、通常認識モードよりも顔の検出速度がやや遅
くなります。また、通常認識モードと比べて、距離が遠くて小
さい顔の認識はできません。
顔が見つからない状態でシャッターを押すと、中央にピント
を合わせて撮影します。
顔認識撮影時のフォーカスモードは必ずオートフォーカス
(AF)となります。それ以外のフォーカスモードは使用できま
せん。
カメラを縦に持って撮影した場合、横に持って撮影した場合
と比べ、顔を検出するまでにやや時間がかかります。
下記の撮影では、顔認識撮影はできません。
ベストショット撮影の一部“名刺や書類を写します”“ホ
ワイトボードなどを写します”“古い写真を写します”“証
明写真”“レイアウトショット”“オートフレーミング”
ムービー、ムービーベストショット
顔認識撮影では、下記の機能が使用できません。
AFエリアのマルチAF