User manual - File 1
はじめに
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■ 使用環境について
• 使用できる温度の範囲は、0℃~40℃です。
• 次のような場所には置かないでください。
– 直射日光の当たる場所、湿気やホコリの多い場所
– 冷暖房装置の近くなど極端に温度、湿度が変化する場所
– 日中の車内、振動の多い場所
■ 結露について
• 真冬に寒い屋外から暖房してある室内に移動するなど、急激
に温度差の大きい場所へ移動すると、本機の内部や外部に水
滴が付く(結露)ことがあります。結露は故障の原因になりま
すので、ご注意ください。結露を防ぐには、温度差の大きな場
所の間を移動する前に、本機をビニール袋で密封しておき、移
動後に本機を周囲の温度に充分慣らしてから取り出して、電
池カバーを開けたまま数時間放置してください。
■ 電源について
• 必ず当社の専用リチウムイオン充電池(NP-50)をお使いくだ
さい。他の電池は使用できません。
• 本機には時計専用の電池は入っていません。電池やUSBク
レードルで電源が供給されていないと、約12時間で日時がリ
セットされますので、その場合は再度設定してください(132
ページ)。
■ レンズについて
• レンズ面は強くこすったりしないでください。レンズ面に傷
が付いたり、故障の原因となります。
• レンズの特性(歪曲収差)により、撮影した画像の直線が歪む
(曲がる)場合がありますが、故障ではありません。
■ メモリーカードやカメラ本体を廃棄/譲渡すると
きのご注意
本機の「フォーマット」や「削除」機能では、メモリーカード内の
ファイル管理情報だけが変更され、データそのものが変更され
ないことがあります。メモリーカード内のデータは、お客様の責
任において管理してください。たとえば以下のような手法をお
すすめします。
• 廃棄の際は、メモリーカード本体を物理的に破壊するか、市販
のデータ消去専用ソフトなどを使用してメモリーカード内の
データを完全に消去する。
• 譲渡の際は、市販のデータ消去専用ソフトなどを使用してメ
モリーカード内のデータを完全に消去する。また、内蔵メモ
リーのデータは「フォーマット」機能(136ページ)で完全に消
去してからカメラ本体を廃棄・譲渡することをおすすめしま
す。