User manual - EX-V8取扱説明書

90
よりよい撮影のための設定
Վᐎ
ホワイトバランスの“オート”では、被写体の中から白色点
を自動的に判断します。被写体の色や光源の状況によって
はカメラが白色点の判断に迷い、適切なホワイトバランス
に調整されないことがあります。このような場合は、太陽
光、曇天など撮影条件を指定してください。
“左右キー設定”を使うと、WXを押すだけでホワイト
バランスを変更することができます(96ページ)
“左右キー設定”“オート”を選ぶときは、“”(オート
WB)を選んでください。
マニュアルホワイトバランスを設定する
ホワイトバランスの“オート”や太陽光、曇天など光源を指定す
る固定モードは、複数の光源下など難しい環境では調整できる
範囲に限界があり、自然な色合いで撮れないことがあります。
ニュアルホワイトバランスを設定すれば、さまざまな光源下で
適正な色に調整することができます。マニュアルホワイトバラ
ンスを設定するために、白い紙を用意してください。
1. 撮影モードにして【MENU】を押す
2.
“画質設定”タブ→“ホワイトバランス”と選び
X
を押す
3.ST“マニュアル”を選ぶ
液晶モニターには、前回設定したバランスで被写体が表示
されます。この設定で使う場合は、手順5に進んでください。
4. 撮影場所で画面全体に
白い紙を写した状態で
シャッターを押す
“完了”と表示されたらホ
ワイトバランスの調整は
完了です。
5. 【SET】を押す
ホワイトバランスを決定し、撮影ができる画面に戻ります。
設定したホワイトバランスは電源を切っても保持されます。
ISO感度とは、光に対する感度を表したものです。数値が大きい
ほど感度が高くなり、暗い場所での撮影に強くなります。シャッ
ター速度を速くしたいときにもISO感度を高くします。同じ撮影
条件下ではISO感度を高くするとシャッター速度は早くなりま
すが、画像は多少ざらついた感じ(ノイズが増加した画像)にな
りますので、きれいに撮りたいときはなるべくISO感度を低くし
てください。
1. 撮影モードにして【MENU】を押す
2. “画質設定”タブ→“ISO感度と選び、
X
を押す
AWB
ISO感度を変える
白い紙