User manual - EX-V8取扱説明書
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静止画を撮影する
顔認識撮影時のご注意
• 一度に検出できる人物の顔は、優先設定が“スピード優先”の
ときに最大5人、“人数優先”のときに最大10人です。
• 次のような人物は、顔が検出できません。
– 顔の一部が頭髪、サングラス、帽子などでさえぎられている
人物
– 顔に濃い影が落ちている人物
– 顔が横や斜めに傾いている人物
– 顔が横向きの人物
– 距離が遠すぎて、顔が小さすぎる人物
– 距離が近すぎて、顔が大きすぎる人物
– 極端に暗い場所での人物
• ペットなど人物以外の被写体の顔は検出されません。
• ファミリー登録されている人物であっても、表情などの状況
や周囲の環境によっては正しく認識(最優先)されない場合が
あります。
• 同じ人物の顔を室内と屋外で、または表情やアングルを変え
て重複登録しておくことで、その人物の認識率を向上させる
ことができます。
• ファミリー優先認識モードでは、顔が同一人物かどうかの照
合を行うため、通常認識モードよりも顔の検出速度がやや遅
くなります。また、通常認識モードと比べて、距離が遠くて小
さい顔の認識はできません。
• 顔が見つからない状態でシャッターを押すと、中央にピント
を合わせて撮影します。
• 顔認識撮影時のフォーカスモードは必ずオートフォーカス
(AF)となります。それ以外のフォーカスモードは使用できま
せん。
• カメラを縦に持って撮影した場合、横に持って撮影した場合
と比べ、顔を検出するまでにやや時間がかかります。
• 下記の撮影では、顔認識撮影はできません。
– ベストショット撮影の一部(“名刺や書類を写します”、“ホ
ワイトボードなどを写します”、“古い写真を写します”、“証
明写真”、“レイアウトショット”、“オートフレーミング”)
– ムービー、ムービーベストショット
• 顔認識撮影では、下記の機能が使用できません。
– AFエリアのマルチAF