静止画を撮影する 撮影モードを設定する 本機には8つの撮影モードがあります。 撮影する前にモードダイ ヤルを回して、 撮影したい被写体に合った撮影モードに設定し てください。 静止画 ベストショット モードダイヤル A 絞り優先AE S シャッター速度優先AE M マニュアル露出 easy(簡単撮影) ムービーベストショット ムービー • (静止画) 静止画を撮影するときに設定します。 通常はこのモードに設 定してお使いください。 • (ベストショット) 簡単に綺麗な写真を撮影したいときに設定します。 あらかじ め収録されているシーンの中から撮影したいシーンを選ぶ と、選んだシーンに合わせてカメラの設定が切り替わります (66ページ)。 • A(絞り優先AE) 任意の絞りに固定して撮影することができます (57ページ)。 38 静止画を撮影する • S(シャッター速度優先AE) 任意のシャッター速度に固定して撮影することができます (58ページ) 。 • M(マニュアル露出) 絞り値、 シャッター速度を自由に設定して撮影することがで きます (59ページ) 。 • (easy(簡単撮影
カメラの正しい構えかた カメラは、 片手で持つと手ブレの原因になります。両手でしっか り持って撮影してください。 • 誤ってカメラを落とすことのないように、 必ずストラップを 取り付け、ストラップに指や手首をかけて操作してください。 • 付属のストラップは本機専用です。 他の用途に使用しないで ください。 • ストラップを持って本機を振り回さないでください。 横に持つとき ᛵ • 指やストラップが図に示す部分をふさがないようにしてく ださい。 レンズ フラッシュ 縦に持つとき マイク AF補助光/撮影ライト/ セルフタイマーランプ Վᐎ 図のように持ち、 脇をしっかり締めてください。 • シャッターを押し切った瞬間にカメラがぶれたり、 オート フォーカス動作中 (シャッター半押し時)にカメラがぶれる と、 きれいな画像が撮れません。正しく構えて、 シャッター を静かに押し、 シャッターを押し切った瞬間にカメラが動 かないようにしてください。 特に暗い場所で撮影するとき はシャッター速度が遅くなるので、 注意してください。 静止画を撮影する 39
. 撮影する 1. 2. フォーカスフレームを被写体に合わせ、シャッターを半押 しします。 オートフォーカス機能で自動的にピントが合い、フォーカ スフレームと動作確認用ランプが緑になります。また、 シャッター速度、絞り値、 ISO感度が自動的に決まります。 レンズカバーをスライドして開き、電源を入れる モードダイヤルを“ ” (静止画モード) に合わせる 液晶モニターに、 被写体(人 や風景など)と、静止画モー ドのアイコン“ ” が表示 されていることを確かめま す。 ピントを合わせる 撮影できる枚数 静止画モードの アイコン 動作確認用ランプ 136 2 N シャッター 07/12/24 12:37 フォーカスフレーム 4.
ᛵ • “ブレ軽減” の設定を“ オート” または“ 手ブレ補 正”にしている場合、 シャッターを半押ししているときに振 動と動作音がしますが、故障ではありません (82ページ) 。 Վᐎ • 絞り値は、光の入り口の大きさを示します。 絞り値が大きい ほど光の入り口は狭くなります。 • シャッター速度は、光を取り入れる時間を示します。 シャッ ター速度が遅いほど光を取り入れる時間が長くなります。 液晶モニターに表示されるシャッター速度の単位は秒です (1/1000秒など)。 ピントが合っていない場合 フォーカスフレームが赤のままで、動作確認用ランプが緑に点 滅しているときは、ピントが合っていません (被写体との距離が 近すぎるときなど)。 もう一度カメラを被写体に向け直して、ピ ント合わせをしてみてください。 撮影した静止画を確認するには 撮影した静止画は少しの間液晶モニターに表示されますが、 すぐに消え、次の撮影ができる状態になります。 撮影した静止画をゆっくり確認したいときは、 【 】 (再生) を押して再生モードにします。 【W】 【X】 を押すと、前後の画 像を確認することができます。 撮
■ シャッターを半押しせずに一気に押し込んだときは 画像サイズを決める シャッターを半押しせずに一気に押し込んでも、 静止画を撮影 することができます。 ただし、クイックシャッター (80ページ) の 設定状態により、 カメラは次のように動作します。 デジタルカメラの画像は、小さな点 (画素・pixels)の集まりです。 画像サイズとは、その画像がいくつの画素でできているかを示 すもので、横×縦の画素数で表します。 お買い上げいただいたと きは、7M (3072×2304)(画素・pixels) で撮影するように設定 されています。画像サイズが大きいほど、 メモリーに保存できる 枚数が少なくなります。 • 画像サイズ、 画質と保存できる枚数→185ページ ここでの設定は、 静止画撮影時のみ有効です。 • 動画の画像サイズについて→61ページ クイックシャッターが “入”のときは 通常のオートフォーカスよりはるかに高速でピントを合わせる ので、 シャッターチャンスを逃さず撮影できます。動きの速い被 写体を撮影するときに便利です。 • 正確にピントが合わない場合があります。 • お買い上げ時はクイックシャ
画素数 (pixels) 大きい 小さい プリント用紙のサイズ 画質を決める A3プリント 本機では、 「高精細-F」 (画質優先) 、 「標準-N」 、 「エコノミー-E」 (撮 影枚数優先)のいずれかの画質を選ぶことができます。 お買い上 げいただいたときは、 「標準-N」 で撮影されるように設定されて います。画質を優先したいときは 「高精細-F」を、撮影枚数を優先 したいときは「エコノミー-E」 を選んでください。 • 画像サイズ、 画質と保存できる枚数→185ページ ここでの設定は、 静止画撮影時のみ有効です。 • 動画の画質について→61ページ 7M 3072×2304 3:2 3072×2048 A3プリント 5M 2560×1920 A3プリント 3M 2048×1536 A4プリント 2M 1600×1200 L判プリント 640×480 Eメール VGA • 3:2(3072×2048 pixels)を選ぶと、 プリント用紙の一般的 な横縦の比率(3:2) に合うように、画像を3:2の比率で撮影し ます。 • VGA (640×480 pixe
AF補助光の発光をやめる 手軽に撮影する(easy (簡単撮影)) AF補助光とは、暗い場所での撮影 のときなどにピント合わせをしや すくするために、 シャッターを半 押ししているときに必要に応じて 発光する光のことです。 AF補助光 発光時は、 AF補助光/撮影ライト /セルフタイマーランプが点灯し AF補助光/撮影ライト/ ます。 明るい場所では、AF補助光 セルフタイマーランプ は発光しません。 お買い上げいただいたときはAF 補助光が発光するように設定されています。 至近距離で人物などを撮影するときは、 次のように操作してAF 補助光が発光しないようにすることをおすすめします。 easy(簡単撮影) に設定すると、難しい設定を心配せず、 手軽に撮 影することができます。初心者の方におすすめのモードです。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“AF補助光”と選び、 【X】を押す 3.
■ easy (簡単撮影)のメニュー設定について easy(簡単撮影)では「フラッシュ」、 「セルフタイマー」、 「画像サ イズ」 の3つのメニュー項目のみが設定できます。それ以外の撮 影設定タブ (173ページ) /画質設定タブ(173ページ)のメ ニュー項目は撮影に最適な状態に固定され、 通常の撮影モード で設定した状態は反映されません。 1. 【MENU】を押す 4. メニュー設定が終了したら、 “メニュー終了” を選び、 【SET】 を押す • 各メニュー項目の設定内容については、 下記のページを参照 してください。 「フラッシュを使う」 (49ページ) 「セルフタイマーを使う」 (52ページ) 「画像サイズを決める」 (42ページ) easyメニュー画面は、他の モードでのメニュー画面よ りも大きな文字で表示され ます。 2. 【S】 【T】で設定したい項目を選び、 【SET】を押す 吹き出しで簡単な設定内容の説明が表示されます。 3.
静止画撮影時のご注意 ■ 操作について • 動作確認用ランプが緑に点滅しているときに電池カバーを開 けたり、カメラをUSBクレードルにセットしないでください。 今撮影した画像が正しく保存されない、 記録されている画像 が壊れてしまう、カメラが正常に動作しなくなる、などの原因 になります。 • 不要な光がレンズに当たるときは、 手でレンズを覆って撮影 してください。 ■ 撮影時の画面について • 液晶モニターに表示される被写体の画像は、 確認のための画 像です。実際は、 設定した画質で撮影されます。 • 被写体の明るさにより、液晶モニターの表示の反応が遅く なったり、ノイズが出ることがあります。 ■ 蛍光灯の部屋での撮影について • 蛍光灯のごく微妙なちらつきにより、 撮影画像の明るさや色 合いが変わることがあります。 46 静止画を撮影する オートフォーカスの制限事項 • 次のような被写体に対しては、 ピントが正確に合わないこと があります。 – 階調のない壁など、 コントラストが少ない被写体 – 強い逆光のもとにある被写体 – 明るく光っている被写体 – ブラインドなど、 水平方向に繰り返しパター
• ズームレバーは2段階のスピードを持っています。レバー を大きくスライドさせると、より高速にズーム倍率を変 えることができます。 ズーム撮影する 本機では、 光学ズーム(レンズの焦点距離を変える方式) で7倍ま で、 デジタルズーム(画像中央をデジタル処理で拡大する方式) でさらに28~105.4倍(光学ズームとの併用) までのズーム撮影 ができます。 デジタルズームの倍率は、画像サイズ (43ページ) の 設定によって異なります。 ᛵ • デジタルズームでは、倍率が高くなるほど撮影画像は粗く なります。ただし、 本機では一部粗くならずに撮影できる範 囲があります(48ページ)。 • タイムスタンプ(90ページ)を設定して撮影すると、 デジタ ルズームは働きません。 1. 撮影モードにする 2. ズームレバーをスライドさせ て、ズームの倍率を変える 広角 3.
■ 光学ズームとデジタルズームの切り替えポイント 手順2で【 】 にズームレバーをスライドさせたままにすると、 光学ズームの倍率が最も高くなったところでズーム動作が停止 します。 いったん離し、 続けて【 】にズームレバーをスライドさせる とデジタルズームも作動し、 さらにズームの倍率が高くなって いきます。 • デジタルズームに切り替わると、 液晶モニターにデジタル ズーム表示が現われます。また、ズームバーでおおよその倍率 を確認することができます。 デジタルズーム表示 画像に劣化が生じない範囲 画像に劣化が生じる範囲 7~33.2倍※ 1倍 光学ズーム/デジタルズーム 切り替えポイント 画像に劣化が始まる境界 ※ 画像サイズによって倍 率が異なります。 ズームポインター (現在、 どこまで ズームしているか を示します) ● 各画像サイズでのズーム倍率の違い 画像に劣化が生じない 範囲(HDズーム含む) 撮影可能な範囲 (オートフォーカス・マクロ・ マニュアルフォーカス撮影時 に表示) ズームバー 28~105.
• 一般的にデジタルズームを使用した画像は粗くなりますが、 本機では、画像サイズが“5M (2560×1920 pixels)” 以下の場 合、画像は粗くならない範囲があります(HDズーム)。 液晶モ ニターには、デジタルズームしても劣化しない倍率の境界が 表示されており、その境界までは劣化せずにズームできます。 劣化しない倍率は、画像サイズによって変化します。 • “オートフレーミング”では、 画像サイズが“3M (2048× 1536 pixels)” になりますが、画像に劣化が生じない範囲は、 7倍となります。 ■ デジタルズームをオフにする ズームレバーを 【 】にスライドしても、デジタルズームを使 わないようにすることができます。 ズームによって画像を劣化 させたくないときにご利用ください。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“デジタルズーム”と選び、 【X】を押す 3.
発光方法 赤目軽減 説明 ᛵ フラッシュは常に発光します。 フラッシュ撮 影時に、 人の目が赤く写る現象を軽減するた めに、 撮影ライト→フラッシュのプリ発光→ フラッシュの発光の順で発光します。 フラッシュが届く範囲 (ISO感度:オート時) 広角時 : 約0.1m~約2.2m 望遠時 : 約1.0m~約1.4m • 光学ズームに合わせて撮影範囲は変化します。 1. 撮影モードにする 2. 【T】 ( )を押して、フラッシュの発光方法を選ぶ 発光方法 3.
■ フラッシュの状態を確認する シャッターを半押ししてピント合わせをしているとき、 液晶モニ ターや動作確認用ランプでフラッシュの状態を確認できます。 動作確認用ランプ フラッシュ充電中はオレンジに点滅します。 フラッシュ発光時は “ フラッシュが届く範囲よりも遠い被写体を撮影すると、フラッ シュの強さが充分でないため、被写体が暗く写ってしまうこと があります。フラッシュアシスト機能を使うと、 撮影した被写体 の明るさを補正し、フラッシュの光が遠くへ届いたときと似た 効果が得られます。 ”を表示 • 充電が完了して動作確認用ランプのオレンジ色の点滅が消え るまでは、次のフラッシュ撮影はできません。 ■ フラッシュの強さ(光の量)を変える 1. ■ フラッシュ撮影時の光量不足を補う (フラッシュアシスト) 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“フラッシュ光量”と選び、 【X】を押す 3.
ᛵ • 被写体によっては思ったような効果が得られないことがあ ります。 • 下記の操作を行うと、フラッシュアシスト機能を使っても 撮影結果にほとんど変化が表れないことがあります。 – フラッシュの強さを変えたとき(51ページ) – 明るさを補正(EVシフト) したとき(84ページ) – ISO感度を切り替えたとき(87ページ) – コントラストの設定を切り替えたとき(90ページ) セルフタイマーを使う シャッターを押してから一定の時間後にシャッターが切れる (撮影される) ようにすることができます。 セルフタイ マーの種類 10s 10秒 10秒後に撮影されます。 2s 2秒 2秒後に撮影されます。 • シャッター速度が遅くなる条件下で撮影す るときに使うと、手ブレ防止ができます。 x3 x3 (トリプルセル フタイマー) 10秒後に1枚、その後、次の撮影準備完了の1 秒後に1枚、 その次の撮影準備完了の1秒後に 1枚の計3枚撮影されます。 ■ フラッシュ使用時のご注意 • 被写体までの距離が遠かったり近かったりすると、 適切な効 果が得られません。 • フラッシュの充電時間は、使用条件(
3. 【S】 【T】でセルフタイマー Վᐎ の種類を選び、 【SET】を押 す 液晶モニターにセルフタイ マーの種類が表示されます。 4.
何枚も連続して撮影する(連写) 本機は3種類の連写(連続撮影)ができます。 連写の種類 説明 通常連写 モード メモリーの空き容量いっぱいまで連続撮影 ができます。 高速連写 モード 最大3枚まで高速連続撮影ができます。 フラッシュ 連写モード フラッシュを発光し、最大3枚まで連続撮影 ができます。 通常連写モード/高速連写モード/フラッシュ 連写モードで撮影する 1. シャッターを押して撮影する • 通常連写モードではシャッターを押し続けている間、連 続撮影します。シャッターから指を離すと、 撮影を停止し ます。 • 高速連写モード、フラッシュ連写モードではシャッター を押し続けている間、最大3枚まで連続撮影します。 3枚撮 影する前にシャッターから指を離すと、撮影を停止しま す。 ᛵ 連写の種類を選ぶ 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“連写”と選び、 【X】を押す 3.
連写時のご注意 • 連写では、露出/フォーカス位置は1枚目を撮影した際に固定 されますので、2枚目以降は1枚目と同じ露出/フォーカス位 置で撮影されます。 • 下記の撮影では、連写はできません。 – ベストショット撮影の一部(“名刺や書類を写します”、 “レイ アウトショット”、 “オートフレーミング”、 “ホワイトボードな どを写します”、 “古い写真を写します”、 “ショートムービー”、 “パストムービー”、 “ボイスレコード”)、ムービーモード –“AFエリア”が “ 追尾”の場合 • 連写中は、撮影が終了するまで、カメラを動かさないように注 意してください。 • 連写中にメモリーの残り容量が足りなくなった場合、 連写は 途中で終了します。 • 連写の速度は、設定されている画像サイズや画質によって異 なります。 • 通常連写では、 フラッシュモードを切り替えることができます。 • 高速連写では、フラッシュは自動的に(発光禁止) となります。 • フラッシュ連写では、フラッシュは自動的に(強制発光) とな ります。 • 通常連写では、セルフタイマーは使用できません。 • 高速連写/フラッシュ連写は、 通常
2. もう一度シャッターを押して録音を開始する 3. さらにもう一度シャッターを押して録音を終了する シャッターを押さなくても、 約30秒経過すると録音は終了 します。 • 音声付き静止画撮影をやめて、 通常の静止画撮影に戻る ときは、 「音声が録音できる状態にする」 の手順3で “切”を 選びます。 録音した音声を聞くには 再生モードで音声付きの静止画を表示すると、 液晶モニターに “ ”が表示されます。 【SET】を押すと、 音声の再生が始まります。 • 操作について詳しくは97ページをご覧ください。 ᛵ • 指などでマイクをふさがな いようにご注意ください。 • 録音の対象がカメラから遠 くに離れると、きれいに録音 されません。 マイク 56 静止画を撮影する Վᐎ • 音声付き静止画は、 パソコンに保存して、QuickTime 7で再 生することができます (154、 164ページ)。 • 音声付き静止画のデータ形式などは以下のとおりです。 – 画像形式:JPEG(拡張子は. JPG) – 録音形式:WAVE/ADPCM記録形式(拡張子は.
シャッター速度/絞り値を自分で設定する (露出モード) 撮影時の絞りやシャッター速度の決定の方法 (露出モード)を切 り替えることができます。 Aモード (絞り優先AE) 絞りを自由に設定できます。 • 選んだ絞りに合わせて、 シャッター速度 をカメラが自動的に設定します。 Sモード (シャッター速度 優先AE) シャッター速度を自由に設定できます。 • 選んだシャッター速度に合わせて、 絞り 値をカメラが自動的に設定します。 ■ 絞りを優先して撮影する(Aモード 絞り優先AE) Aモードでは、 任意の絞りに固定して撮影できます。絞りを開け るとピントが合う範囲が狭くなり、絞り込むとピントの合う範 囲が広くなります。光学ズーム (47ページ) を望遠側で使用する と効果がはっきりとわかります。 Aモードで設定できる絞りの範囲は以下の通りです。 絞りを開ける 絞り (ズームがワイド 端の場合) Mモード シャッター速度と絞りを自由に設定でき (マニュアル露出) ます。 • SモードとAモードでは、露出値 (EV値)も任意に設定するこ とができます。 絞り込む ピントの合う範囲 F3.4 F4.
1. モードダイヤルを“A”に合 わせる Aモード ■ シャッター速度を優先して撮影する (Sモード シャッター速度優先AE) Sモードでは、任意のシャッター速度に固定して撮影できます。 被写体の動きに応じたシャッター速度に設定することができま す。 Sモードで設定できるシャッター速度の範囲は以下の通りです。 絞り値 遅い 速い 60秒 1/800秒 EVシフト 2. 【SET】を何回か押して絞りを選び、 【W】 【X】で希望の絞 シャッター速度 り値に設定する • 【SET】を何回か押してEVシフトを選び、露出値 (EV値)を 設定することもできます。 3. シャッターを半押しする カメラがピントを合わせます。 • 露出オーバー、 露出アンダー時は、液晶モニターにシャッ ター速度と絞り値がオレンジ色で表示されます。 4.
1. Sモード モードダイヤルを“S”に合 わせる ■ シャッター速度と絞りを自由に設定して撮影する (Mモード マニュアル露出) Mモードで設定できるシャッター速度と絞りの範囲は以下の通 りです。 シャッター速度 シャッター 速度 EVシフト 2. 【SET】を何回か押してシャッター速度を選び、 【W】 【X】 で希望のシャッター速度に設定する • 【SET】を何回か押してEVシフトを選び、露出値 (EV値)を 設定することもできます。 3. シャッターを半押しする カメラがピントを合わせます。 • 露出オーバー、 露出アンダー時は、液晶モニターにシャッ ター速度と絞り値がオレンジ色で表示されます。 4. シャッターを全押しして撮影する 動き 絞り (ズームがワイド 端の場合) ピントの合う範囲 遅い 速い 60秒 1/800秒 流れる 止まる 開ける 絞り込む F3.4 F4.6/F9.2※ 狭い 広い ※ 本機には露出を制限するためにNDフィルターが内蔵されて います。 F9.
1. モードダイヤルを“M”に合わせる 2. 【SET】を何回か押して ᛵ Mモード シャッター速度を選び、 【W】 【X】で希望のシャッ ター速度に設定する 絞り値 シャッター 速度 3. 【SET】を何回か押して絞りを選び、 【W】 【X】で希望の絞 り値に設定する • マニュアルフォーカス時は、 【SET】 で“FOCUS”を選び、 【W】 【X】でピントを合わせることができます。 4. シャッターを半押しする カメラがピントを合わせます。 • 露出オーバー、 露出アンダー時は、液晶モニターにシャッ ター速度と絞り値がオレンジ色で表示されます。 5.
動画を撮影する 1. 動画の画質を決める 撮影前に、 動画の画質を選びます。動画の画質とは、 再生したと きの画像のきめ細かさや滑らかさ、 美しさを示す目安です。画質 を高品位にすると美しく撮影できますが、 撮影できる時間は短 くなります。 • 音声はステレオになります。 ただし、画質が “LP” の場合のみ モノラルになります。 撮影モードにして 【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“ 画質”と選び、 【X】を押す 3. 【S】 【T】で希望の画質を選び、 【SET】を押す • 画質を“UHQワイド” または“HQワイド”に設定すると、 液晶モニターに“ ” が表示されます。 動画の形式 撮影した動画は、MOV形式、H264/AVC準拠で記録されます。た だし、画質が “LP” の場合はAVI形式、 Motion JPEG準拠で記録さ れます。 本機で撮影した動画は、パソコンにコピーしてQuickTime 7で 再生することができます。 画質(pixels) 転送レート フレームレー 音声 ト UHQ 640×480 約6.
ムービーベストショットを利用した動画撮影 動画を撮影する(ムービー) ムービーベストショット(66ページ)を利用して、 カメラが提案 するシーンを選ぶだけできれいな動画を撮影できます(たとえ ば、ムービーベストショットの “夜景を写します”を選んでから 動画を撮影すると、夜景を明るく撮影できます) 。 動画とともに音声も記録されます。 1. モードダイヤルを“ 2. シャッターを押して撮影を 開始する • 撮影中は、 “ れます。 3.
動画撮影時のご注意 • フラッシュは使えません。 • 音声も同時に記録されますので、 次の点に注意してください。 – 指などでマイクをふさがな いでください。 – 録音の対象がカメラから遠 くに離れると、きれいに録音 されません。 – 撮影中にボタン操作をする と、操作音が録音されること マイク(ステレオ) があります。 • 極端に明るい被写体を撮影し ようとすると、液晶モニターの 画像に、縦に尾を引いたような光の帯が表示される場合があ ります (スミア現象)が、故障ではありません。この帯は動画に そのまま記録されます。 • 使用するメモリーカードによっては、 記録時間がかかるため、 コマ落ちする場合があります。 このとき、 “ ”と “ ” が点 滅します。このため、 最大転送速度が10MB/s以上のメモリー カードの使用をおすすめします。 • アップで撮影したり、高倍率ズームにしたとき、被写体のブレ が目立つため手ブレにご注意ください。 三脚を使用すること をおすすめします。 • カメラの撮影範囲外ではピントが合わず、 ぼけた画像になり ます。 短時間の動画を撮影する(ショートムービー) シャッターを1
1. モードダイヤルを“ ” に合わせて、 【SET】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “ショートムービー”のシーンを選 び、 【SET】を押す 液晶モニターに、 “ ”が表示されます。 シャッターを押す前後約4秒の動画を撮影できます。 3.
1. モードダイヤルを“ ” に合わせて、 【SET】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “パストムービー”のシーンを選び、 【SET】を押す 液晶モニターに“ ” が表示されます。 この状態で、パストムービーの撮影ができます。 3. カメラを被写体に向け、シャッターを押して撮影を開始 する 4.
撮りたいシーンを選んで撮影する(ベストショット) 逆光で人物を撮影したら顔が黒く写ってしまった、 またはサッ カーの試合を撮影したら選手の姿がブレて写ったなど、 被写体 や撮影条件によっては望みどおりの写真が撮れないことがあり ます。 そのようなときは、本機に収録している撮影シーンから、 望みのイメージに合ったシーンを選んでみてください。 モード ダイヤルを “ ” (ベストショット)または“ ( ”ムービーベス トショット) に合わせて適切なシーンを選ぶだけです。 ■ 撮影シーンの例 • “人物を写します” • “風景を写します” • “夜景を写します” • “人物と夜景を写します” ■ シーンを選ぶ 1. モードダイヤルを “ ” (ベストショット)または “ ” (ムービーベスト ショット) に合わせて、 【SET】 を押す 枠 ベストショット: 静止画を撮影するときに使用 ムービーベストショット: 動画を撮影するときに使用 シーン名 ベストショットモードにな シーン番号 り、12個のシーン一覧が表示 されます。 • 枠で囲まれた画像が現在選択されているシーンです。 2.
3. 【SET】を押して、選んだシーンに決める 撮影できる状態に戻ります。 • 別のシーンに切り替えるまで、 同じシーンの設定で撮影 されます。 • 別のシーンを選び直すには、 手順1からの操作を繰り返し ます。 4.
■ 自分好みの設定をベストショットに登録する (カスタム登録) うまく撮れた静止画や動画の設定内容をベストショットモード に登録して、 同じ設定で撮影することができます。 1. モードダイヤルを“ (ベストショット)または ” “ ” (ムービーベストショット)に合わせて、 【SET】 を押す 静止画を登録するときは“ ( ”ベストショット) を、動画を 登録するときは“ (ムービーベストショット) ” に合わせ ます。 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “BEST SHOT” (新規登録)のシーン を選び、 【SET】を押す 3. 【W】 【X】で登録したい静止画または動画を選ぶ 4.
マイベストショットを削除する 自分で登録 (カスタム登録)したマイベストショットは以下の手 順で削除することができます。 1. モードダイヤルを“ (ベストショット)または ” “ ” (ムービーベストショット)に合わせて、 【SET】 を押す 2. ズームレバーをスライドさせて、 説明画面を表示させる フラッシュなしで明るく撮影する 暗い場所で撮影するとき、カメラの感度を上げることにより、フ ラッシュを使わなくても画像が暗くなるのを防ぐことができます。 3. 【W】 【X】で削除したいマイベストショットを選ぶ 4. 【▼】 ( )を押す 通常の撮影 (フラッシュ発光時) 5. 【S】 【T】で “解除”を選び、 【SET】を押す 選択したマイベストショットが削除され、次のシーン (マイ ベストショットまたは新規登録)が表示されます。 6. 【W】 【X】で別のシーンを選び、 【SET】を押す 1. モードダイヤルを “ 感度を上げた撮影 ”に合わせて、 【SET】を押す 2.
ᛵ • フラッシュが自動で発光した、または強制発光やソフト発 光に設定した場合、高感度撮影機能は働きません。 • “高感度” のシーンで撮影した画像は、多少ざらついた感じ がしたり解像感がやや劣る場合があります。 • 極端に暗い環境では、思ったように明るく撮影できない場 合があります。 • シャッター速度が遅くなる撮影をする場合、手ブレを防ぐ ために三脚を使用してください。 • 撮影時の明るさに応じて、撮影した画像にノイズが発生す るため、自動的にノイズ低減処理を行う場合があります。 こ の場合、撮影が終了するまでの時間が長くなります。 名刺や書類などを撮影する(ビジネスショット) 名刺や書類、ホワイトボードなどの撮影時に、 撮影の立ち位置の 都合によって正面からは撮影できない場合があります。ビジネ スショットのシーンを選べば、斜めから撮影した画像を正面か ら撮影したかのように補正して撮影することができます。 補正処理前 補正処理後 ベストショットに2つのビジネスショットのシーンが用意され ています。 • “名刺や書類を写します” 70 撮りたいシーンを選んで撮影する(ベストショット) • “
■ ビジネスショットのシーンを選ぶ 2. 【W】 【X】 で補正領域を選ぶ 1. 3. 【S】 【T】で“補正” を選び、 【SET】を押す モードダイヤルを“ ” に合わせて、 【SET】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】 で “名刺や書類を写します” または “ホ ワイトボードなどを写します” のシーンを選び、 【SET】 を 押す 次に別のシーンを選ぶまでビジネスショットでの撮影がで きます。 ■ ビジネスショットで撮影する 1.
古く色あせた写真を蘇らせる (よみがえりショット) 古く色あせた写真を撮影し、 あせた色を補正することにより、古 い写真を最新のデジタル写真として蘇らせることができます。 ■ よみがえりショットのシーンを選ぶ 1. Վᐎ • 写真の撮影時に、被写体に対してカメラが傾いていると、 「台形歪み」 (長方形の被写体が遠近の関係で台形として 写ってしまう状態)が生じます。 本機は写真の輪郭を検出 し、画像を自動的に補正するため、 撮影時の多少の台形歪み を気にする必要はありません。 72 撮りたいシーンを選んで撮影する(ベストショット) ”に合わせて、 【SET】を押す 2.
3. 【S】 【T】 で“決定”を選び、 【SET】を押す 画像の一部を切り抜く操作(トリミング) に入り、液晶モニ ターに画像を切り抜くための枠が表示されます。 • 補正せずに保存するときは、 “キャンセル” を選びます。 4. ズームレバーをスライドさ せて枠を拡大/縮小し、補 正する画像の大きさを決め る 5.
複数の写真を組み合わせて撮影する (レイアウトショット機能) 複数のフレーム毎に撮影を行い、 最終的にレイアウトした画像 のみを記録する機能です。 • レイアウトショット (2枚撮影) 1. モードダイヤルを“ • レイアウトショット (3枚撮影) ” に合わせて、 【SET】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】 で “レイアウトショット” (2枚撮影) ま たは“レイアウトショット” (3枚撮影)を選び、 【SET】を 押す 3. 【W】 【X】 で背景の色を変える 74 撮りたいシーンを選んで撮影する(ベストショット) 4.
被写体を自動的に追従して撮影する (オートフレーミング機能) 動きのある被写体に追従し、 被写体が中心にある写真を撮るこ とができます。 1. モードダイヤルを“ ” に合わせて、 【SET】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】 で “オートフレーミング” を選び、 【SET】を押す 3. 撮影したい被写体にフォー カスフレームを合わせて シャッターを半押ししたま まにする フォーカスフレーム フォーカスフレームとトリ ミング枠が被写体の動きに 追従します。 • シャッターを半押しして いる間、 被写体にピントを 合わせ続けます。 4.