よりよい撮影のための設定 ピントの合わせかたを変える ピント合わせの方法には、 以下の5種類があります。これらをフォーカスモードといいます。最初はオートフォーカスモードが選択され ています。 フォーカス モード オート フォーカス マクロ (接写) パン フォーカス 無限遠 説明 ピントが合う距離※ シャッター半押しで自動的にピントが合います。 自動調整 動画撮影時のオートフォーカスモードは固定焦点となり (約40cm~∞ (無限遠)) ます。 • 最短距離は光学ズームの位置で変わります。 近くのものを撮影するときに使用します。 動画撮影時のマクロモードは固定焦点となります。 比較的広い範囲にピントが合うように固定されます。 オートフォーカスが難しい状況に使用します。 自動調整 (約15cm~約50cm) • 最短距離は光学ズームの位置で変わります。 距離固定 • ピントの合う範囲は光学ズームの位置で変わります。 ピントは無限遠に固定されます。景色などの遠景の撮影に 無限遠 使用します。 マニュア 手動でピントを合わせることができます。 ルフォーカス • ピントを合わせることができる範囲は光学ズ
フォーカスモードは次の手順で変えます。 自動でピントを合わせる(オートフォーカス) 1. 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“フォーカス方式”と選び、 【X】を押す 3. 【S】 【T】でフォーカス方 ピントを合わせたい被写体をフォーカスフレームの中 に入れて、 シャッターを半押しする ピント合わせが行われます。 ピントが合ったかどうかは動作確認用ランプとフォーカス フレームの点灯のしかたによって分かります。 フォーカスモードのアイコン 式を選び、 【SET】を押す 液晶モニターに、 設定した フォーカスモードが表示さ れます。 • 各フォーカスモードでの 撮影方法は次の項以降で 説明します。 動作確認用ランプ フォーカスフレーム 状況 動作確認用ランプ フォーカスフレーム ピント合わせ完了 緑点灯 緑点灯 ピント合わせでき ない 緑点滅 赤点灯 2.
ᛵ • 動画撮影時のオートフォーカスモードは固定焦点となりま す。 Վᐎ • 被写体がオートフォーカスの範囲よりも近距離にあり、ピ ントが合わない場合には、自動的にマクロの範囲までピン ト調整します(オートマクロ) 。 • オートフォーカス撮影時に光学ズームを行うと、画面上に 下記のような撮影可能な距離の範囲が表示されます。 例:AF cm - ∞ ※ には数字が入ります。 近くを撮影する(マクロ) 1. シャッターを半押ししてピントを合わせる ピントの合わせかたはオートフォーカスモードと同じで す。 2.
オートフォーカス/マクロモードでの撮影テクニック オートフォーカスの測定範囲(AFエリア)を変える オートフォーカス (AF) の測定範囲を変更することができます。 1. Վᐎ •“ マルチ”に設定すると、 9つのフォーカスフレームが表 示されます。 シャッターを半押しすると、ピントが合った場 所のフォーカスフレームが緑色で表示されます。 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“AFエリア”と選び、 【X】を押す “ スポット“ 追尾”の場合 “ マルチ” の場合 3.
フォーカスロック クイックシャッター フォーカスフレームに入らない被写体にピントを合わせて撮影 したいときは、 フォーカスロックというテクニックを使います。 • AFエリアは、 “ スポット”または“ 追尾”にしておきます。 クイックシャッター機能を使うと、シャッター半押しによる オートフォーカスが完了する前にシャッターを全押しすること で、通常のオートフォーカスよりはるかに高速でピントを合わ せて撮影することができます。シャッターチャンスを逃さずに 撮影することができます。 • 正確にピントが合わない場合があります。 1. ピントを合わせたい被写体 をフォーカスフレームに入 れて、 シャッターを半押し する ピントを合わせたい被写体 1. 撮影モードにして 【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“クイックシャッター”と選び、 【X】を 押す フォーカスフレーム 2. シャッターを半押ししたま ま、撮影したい構図を決め る • AFエリアを“ 追尾” に した場合は、 被写体と一緒 にフォーカスフレームが 動きます。 3. シャッターを全押しして撮影する 3.
ピントを固定して撮影する(パンフォーカス) 手動でピントを合わせる(マニュアルフォーカス) パンフォーカスモードでは、 比較的広い範囲にピントが合うよ うに調整されるので、 オートフォーカス動作は行われません。 被写体を拡大表示させた状態で、手動でピント調整ができます。 走ってくる列車などを撮影するときに便利です。あらかじめ列 車の通過点の目標物(電柱など) に手動で合わせておくことで、 ピント合わせの操作をせずに素早く撮影ができます。 1. シャッターを全押しして撮影する 遠くを撮影する(無限遠) 1. ∞ (無限遠)にピントが固定されます。 景色など遠景を撮影する ときに使用します。 車や列車の窓ごしなど、オートフォーカスが 難しいところからの景色の撮影にも活用できます。 ピントを合わせたい被写体 を黄色枠に入れる 2. 液晶モニターを見ながら 【W】 【X】 でピントを合わせ る 1.
Վᐎ • マニュアルフォーカス撮影時に光学ズーム(48ページ)を 行うと、画面上に下記のような撮影可能な距離の範囲が表 示されます。 例:MF cm - ∞ ※ には数字が入ります。 ᛵ • マニュアルフォーカスを選択しているとき、 “左右キー設 定”で設定した 【W】 【X】 の設定は使用できません(98ペー ジ)。 明るさを補正する(EVシフト) 撮影時の明るさに応じて、露出値 (EV値)を手動で補正すること ができます。逆光での撮影、 間接照明の室内、背景が暗い場合の 撮影などに利用すると、より良好な画像が得られます。 露出補正値:-2.0EV~+2.0EV 補正単位 :1/3EV 1. 撮影モードにして 【SET】を押す 2.
3. 【W】 【X】で露出補正値を選ぶ 【X】 :+方向に補正。白い物の撮影や逆光での撮影に向きま す。 ※ベストショットの“逆光”も便利です。 ᛵ • 明るすぎたり、 暗すぎたりするときは、露出補正ができない 場合があります。 Վᐎ 【W】 :-方向に補正。黒い物の撮影や晴天の野外などの撮影 に向きます。 露出補正値を元に戻したいときは、反対方向に露出補正し て“0.0” に合わせてください。 4. 【SET】を押す 露出値が補正されます。 次に露出補正を変えるまで、 設定した露出補正値で撮影で きます。 90 よりよい撮影のための設定 • 測光方式をマルチパターン測光 (画面全体を分割し、それぞ れのエリアの測光データを元に露出を決めます) に設定し ているときに露出補正を行うと、 測光方式が自動的に中央 重点測光 (中央部を重点的に測光します)に切り替わりま す。 露出補正値を“0.
色合いを変える(ホワイトバランス) 曇りの日に写真を撮ると被写体が青っぽく写ることがありま す。 また白色蛍光灯の光で撮ると被写体が緑がかって写ること があります。 このような現象を防ぎ、光源に合わせて被写体を自 然な色合いで撮影できるように調整する機能がホワイトバラン スです。 1. 撮影モードにして【SET】を押す 2. 【S】 【T】で操作パネルの下から3番目の項目(ホワイト バランス)を選ぶ 3.
1. 撮影モードにして【SET】を押す ISO感度を変える 2. 【S】 【T】で操作パネルの下から3番目の項目(ホワイト バランス)を選ぶ 3. 【W】 【X】で“ MWB マニュアルWB”を選ぶ 液晶モニターには、 前回設定したバランスで被写体が表示 されます。この設定で使う場合は、 手順5に進んでください。 4. 撮影場所で画面全体に 白い紙を写した状態で シャッターを押す 白い紙 “完了”と表示されたらホ ワイトバランスの調整は 完了です。 ISO感度とは、光に対する感度を表したものです。数値が大きい ほど感度が高くなり、暗い場所での撮影に強くなります。 シャッ ター速度を速くしたいときにもISO感度を高くします。 同じ撮影 条件下ではISO感度を高くするとシャッター速度は早くなりま すが、画像は多少ざらついた感じ (ノイズが増加した画像)にな りますので、きれいに撮りたいときはなるべくISO感度を低くし てください。 1. 撮影モードにして 【SET】を押す 2. 【S】 【T】で操作パネルの上から6番目の項目(ISO感度) を選ぶ 3.
ᛵ • ISO感度を上げてフラッシュ撮影すると、 近くの被写体の 明るさが適正にならない場合があります。 • 動画撮影では、ISO感度がどこに設定されていても、常に “オート” に設定されます。 • “左右キー設定” を使うと、 【W】 【X】 を押すだけでISO感度を 変更することができます(98ページ)。 • ISO感度を “オート”にしていないと、 ブレ軽減の機能が働 きません(75ページ)。 光の測りかたを変える(測光方式) 測光方式とは、被写体のどの部分の露出を測るかを決定する方 式のことです。 1. 撮影モードにして 【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“測光方式”と選び、 【X】を押す 3.
ᛵ • “マルチ” 設定時にEVシフト(89ページ)を行うと、 測光方 式が自動的に“中央重点” に切り替わります。EVシフトを “0.0”に戻すと、 元の測光方式に戻ります。 • “マルチ” 設定時は、撮影モードの情報表示に戻ったときに アイコンが表示されません(189ページ)。 Վᐎ • “左右キー設定” を使うと、 【W】 【X】 を押すだけで測光方式 を変更することができます(98ページ)。 白飛びと黒つぶれを軽減する(ダイナミック レンジ) 撮影される画像の白飛びや黒つぶれを軽減し、ダイナミックレ ンジを拡大したかのような撮影ができます。例えば、 逆光で被写 体が黒ずんでしまう場合などに、可能な限り白飛びや黒つぶれ を抑えて撮影することができます。 1. 撮影モードにして 【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“ダイナミックレンジ”と選び、 【X】を 押す 3.
人物の肌のざらつきを軽減する(美肌処理) 鮮明さを変える(シャープネス) 撮影される人物の肌のざらつき (ノイズ)を軽減します。 撮影される画像の輪郭の鮮鋭度を設定できます。 1. 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 撮影モードにして 【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“美肌処理”と選び、 【X】を押す 2. “画質設定”タブ→“シャープネス”と選び、 【X】を押す 3. 【S】 【T】で設定内容を選び、 【SET】を押す 3.
明暗の差を変える(コントラスト) 撮影される画像の明暗の差を設定できます。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“コントラスト”と選び、 【X】を押す 3. 【S】 【T】で設定内容を選び、 【SET】を押す +2(明暗がもっともクッキリする) から-2(明暗がもっと も平坦になる)までの5段階から選べます。 日付や時刻を写し込む(タイムスタンプ) 撮影時に画像の右下に、 日付や時刻を写し込むことができます。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “設定”タブ→“タイムスタンプ”と選び、 【X】 を押す 3.
露出を確認する(ヒストグラム) 液晶モニター上にヒストグラムを表示させることで、 露出(光の 量や明るさ) をチェックしながら撮影することができます。再生 モードでは撮影された画像のヒストグラムを見ることができま す。 ヒストグラム ■ ヒストグラムの見かた ヒストグラム(輝度成分分布表) とは、画像の明るさのレベルを ピクセル数によりグラフ化したものです。縦軸がピクセル数、 横 軸が明るさを表します。もしもヒストグラムが片寄っていた場 合は、露出補正 (EVシフト)を行うと、 ヒストグラムを左右に移動 させることができます。なるべくグラフが中央に寄るように補 正をすることによって、適正露出に近づけることができます。 さ らに静止画ではR(赤) 、G (緑)、 B(青)の色成分が独立したヒスト グラムも同時に表示されますので、色ごとに 「赤成分がオー バー」 「青成分がアンダー」のように各色の分布状況も直感的に 把握することができます。 典型的なヒストグラムの例 1. 【DISP】を押す 2.
全体的に明るい画像は右寄りのヒス トグラムになります。 また、あまり右 に寄り過ぎていると、 白飛びを起こし ている可能性もあります。 全体的に適度な明るさの画像は中央 寄りのヒストグラムになります。 ᛵ • 撮影したい画像を意図的に露出オーバーやアンダーにする 場合もあるので、必ずしも中央に寄ったヒストグラムが適 正となる訳ではありません。 • 露出補正には限界がありますので、調整しきれない場合が あります。 • フラッシュ撮影など、撮影したときの状況によっては、 ヒス トグラムによりチェックした露出とは異なる露出で撮影さ れる場合があります。 • 顔認識撮影時は、ヒストグラムは表示されません(59ページ)。 98 よりよい撮影のための設定 撮影を補助するいろいろな機能 撮影モードでは、次のことを行うことができます。 • 【W】 【X】 キーに機能を割り当てる • 撮影時に構図の目安となる基準線(グリッド)を表示する • 撮影した画像を確認する • 設定を記憶させる • 各種設定をリセットする 【W】 【X】キーに機能を割り当てる(左右キー設定) 【W】 【X】キーに以下の5つのうちどれか1つ
3. 【S】 【T】で割り当てる機能を選び、 【SET】を押す 【W】 【X】を押すだけで、割り当てた機能を使うことができる ようになります。 撮影時に構図の目安となる基準線(グリッド)を 表示する 撮影時、 液晶モニターに方眼を表示します。カメラを水平や垂直 に保つのに便利です。 撮影した画像を確認する(撮影レビュー) お買い上げいただいたときは、撮影直後の画像を液晶モニター で確認することができます。この機能を使えなくすることもで きます。 1. 撮影モードにして 【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“撮影レビュー”と選び、 【X】を押す 3. 【▲】 【▼】で設定項目を選び、 【SET】を押す 入:撮影した画像が約1秒間表示されます。 切:撮影した画像は表示されません。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“グリッド表示”と選び、 【X】 を押す 3.
画面上のアイコンの意味を確認する (アイコンガイド) 撮影モード時に液晶モニター上でアイコンの意味を確認しなが ら操作することができます (189ページ) 。 • アイコンの意味を確認できる機能は、 次の通りです。 – 撮影モード、測光方式、 フラッシュ、ホワイトバランス、 セル フタイマー、EVシフト • ただし、測光方式、ホワイトバランス、 セルフタイマー、EVシ フトのアイコンの意味は、左右キー設定(98ページ) を“測光 方式”、 “ホワイトバランス”、 “セルフタイマー” “EVシフト” 、 に設定したときにのみ表示されます。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“アイコンガイド”と選び、 【X】を押す 3.
切 各種設定をリセットする ベストショット※1 ベストショット状態を解除 フラッシュ オート フォーカス方式 AF(オートフォーカス) 本機の設定内容を初期値(ご購入直後の設定) に戻すことができ ます。初期値については 「メニュー一覧表」 (191ページ) をご覧 ください。 機能 入 ホワイトバランス オート ISO感度 オート AFエリア スポット 2. “設定”タブ→“リセット”と選び、 【X】 を押す マルチ 3. 【S】 【T】で“リセット”を選び、 【SET】を押す 測光方式 最後の状態 セルフタイマー 切 フラッシュ光量 0 デジタルズーム 入 MF位置 MF(マニュアルフォーカ ス) に切り替える前の位置 ズーム位置※2 ワイド端 ※1“入”の場合は前回の選択シーンとなり、 “切”の場合は通常 の静止画(オート)になります。 ※2 ズーム位置では光学ズームの位置だけを記憶します。 ᛵ 1.
静止画や動画を再生する 静止画を見る 撮影した静止画を液晶モニターで見ることができます。 1. 【 】を押して、再生モードにする • 静止画以外のもの(動画や、音声だけの記録)があるときは、 ファイル形態がそれに対応したアイコンに変わります。 – :動画の再生→103ページ – :音声付き静止画の再生→103ページ • 情報表示を消して、 静止画だけを見ることもできます (40 ページ) 。 2.
音声付き静止画の音声を聞く 音声付き静止画 (ファイル形態は“ カーで聞くことができます。 1. ”) の音声を、内蔵スピー 再生モードにして、 【W】 【X】で音声付き静止画 を表示させる 動画を見る 撮影した動画を、液晶モニターで再生することができます。 1. 再生モードにして、 【W】 【X】で再生したい動画を表示さ せる ファイル形態のアイコンが“ ”になります。 このアイコン で、動画であることを確認してください(191ページ) 。 ファイル形態のアイコンが “ ” になります。このアイ コンで、 音声付き静止画であ ることを確認してください。 フォルダ名/ファイル名 ファイル形態 撮影時間 2.
動画の再生中にできること 早送り/早戻し する 【W】 【X】を押す • 押すごとに、早送り、 早戻しのスピード が速くなります。 撮影時の手ブレを補正しながら動画を再生することができま す。カメラとテレビをつないだときなどに、 手ブレを補正した状 態で観賞できるので便利です。 早送り/早戻し から通常の再生 に戻す 【SET】を押す 1. 再生と一時停止 を切り替える 【SET】を押す 2. 【 一時停止中にコ マ送りする 【W】 【X】を押す • 押し続けると、連続してコマ送りしま す。 音量を調節する 【S】 【T】を押す • 音量調節は、再生中にだけできます。 情報表示をオン/ 【DISP】を押す オフする 拡大する 再生をやめる ズームボタンの【 ( 】 )側を押す • 拡大中は、 【S】 【T】 【W】 【X】で拡大部分 を移動できます。 • 動画は4.
自動的にページ送りして楽しむ (スライドショー) 間隔 (切り替わり の間隔) 1~30秒、または “最速”を 【W】 【X】 で選びま す。 – 1~30秒を選んだときは、 動画や音声付 き静止画、音声のみの記録は、 選んだ間隔 にかかわらず最初から最後まで再生され ます。 –“最速” を選ぶと、動画は最初の1コマだ け表示されます。音声のみの記録は再生 されません。 エフェクト (特殊効果) 【S】 【T】 で希望のエフェクトを選びます。 • パターン1~5:特殊効果をまじえながら画 像を切り替えて表示、 BGMも再生 –“パターン1~4”の特殊効果は同じです が、BGMがそれぞれ異なります。 “パター ン5”は、 “パターン1~4” の特殊効果と異 なります。 –“パターン5”を選択すると “表示画像” は、 “ のみ” になります。また、 “間隔” の設定は、無効になります。 • 切:特殊効果とBGMの再生をしない ただし、 下記の場合は、特殊効果が無効にな ります。 –“表示画像” を“ のみ”、 “1枚画像” “お 、 気に入り”にした場合 –“間隔” を“最速” “1秒”または、 、 “
4.
好みのBGMをメモリーに入れる 好みのBGMファイルをメモリーカードまたは内蔵メモリーに 入れると、 BGMが切り替わります。 1. カメラとパソコンを接続する(155, 169ページ) • メモリーカードにBGMファイルを入れたいときは、 あら かじめカメラにメモリーカードを入れておいてくださ い。 2. 次のように操作して、メモリーカードまたは内蔵メモ リーを開く • Windowsの場合 “スタート” →“マイコンピュー 1 Windows XPの場合: タ” の順でクリックする Windows Vistaの場合: “スタート”→“コンピュータ” の順でクリックする Windows 2000/Me/98SE/98の場合: “マイコン ピュータ” をダブルクリックする 2“リムーバブルディスク”をダブルクリックする メモリーカードまたは内蔵メモリーを 「リムーバブル ディスク」 として認識します。 • Macintoshの場合 1“名称未設定”をダブルクリックする メモリーカードまたは内蔵メモリーを 「ドライブ」と して認識します。 4.
■ USBクレードルを使ってスライドショーを楽しむ (フォトスタンド) カメラをUSBクレードルにセットした状態でスライドショー再 生をすることができます。 電池の消耗を気にせずに長時間のス ライドショーを楽しむことができます。 • あらかじめスライドショーの設定をしておいてください (105ページ)。 • USBクレードルは付属のACアダプターを使ってコンセント につないでおいてください。 1. 2.
4. 【 テレビで画像を見る カメラに記録してある静止画や動画を、 テレビの画面で見るこ とができます。 1. USBクレードルとテレビをつなぐ 映像入力端子 (黄色) 音声入力端子 (白色) 映像 音声 テレビ 黄色 ( 】再生)を押して、カメラの電源を入れる カメラが再生モードになり、テレビの画面に画像が表示さ れます。 (液晶モニターには何も表示されません。) • 【ON/OFF】や 【 (撮影)を押して、 】 電源を入れること はできません。 5. 以後、カメラで再生の操作を行う • USBクレードルの【PHOTO】 を押して、スライドショーを 開始することもできます(108ページ)。 カメラの電源を切るには カメラの【ON/OFF】またはUSBクレードルの【USB】 を押すと、 カメラの電源が切れます。 白色 ᛵ AVケーブル 【AV OUT】 (AV出力)端子 2. カメラの電源を切り、カメラをUSBクレードルにセット する 3.
Վᐎ • DVDレコーダーやビデオデッキとUSBクレードルを介し て接続して、カメラの画像を録画することができます。 録画 するにはさまざまな接続方法がありますが、一例として、 付 属のAVケーブルを次のように接続します。 – DVDレコーダーやビデオデッキ側:映像入力端子、 音声 入力端子 – カメラ側:USBクレードルの[AV OUT] (AV出力)端子 • このとき、カメラでスライドショーを実行すれば、 静止画や 動画を記録した思い出のDVDやビデオテープが簡単に作 れます。スライドショーの設定を “ のみ”にすれば、動画 だけの録画もできます(105ページ)。 また、情報表示を “切” に設定にすることで、画像だけを録画することができます (40ページ)。 • 録画する画像の確認は、接続したDVDレコーダーやビデオ デッキから出力される画像をテレビなどに表示させてご確 認ください。DVDレコーダーやビデオデッキから出力され る画像の見かたや録画方法については、DVDレコーダーや ビデオデッキの取扱説明書をご覧ください。 110 静止画や動画を再生する ■ 画面の横縦比とビデオ出力の方式を変更す
ᛵ • お使いのテレビ画面のアスペクト比(4:3または16:9) に 合わせ、正しく設定してご利用ください。 このとき、テレビ 側のアスペクト比の設定も正しく設定されている必要があ ります。カメラとテレビ両方のアスペクト比の設定が揃っ ていないと、画面が正常に表示されない場合があります。 • 本機のビデオ方式とテレビのビデオ方式が合わないと正し く表示されません。 • NTSC、PAL以外の方式のテレビでは、画像は正しく表示さ れません。 画像を拡大して表示する 撮影した静止画を8倍まで拡大して見ることができます。 1. 2.
拡大した表示を切り替える 画像を拡大中に 【SET】を押すと、 【W】 【X】で拡大した表示を拡大 したまま切り替えることができます。 • 【SET】を押すと、 画像を拡大できる状態に戻ります。 画面に12枚の画像を表示する 撮影した内容を同時に12枚一覧表示できます。 1. 元の表示に戻るには 枠 画面に12の画像が表示され、 最後に見ていた画像が枠で 囲まれて表示されます。 【MENU】または 【BS】を押します。 ᛵ • 画像のサイズによっては、8倍まで拡大できないことがあ ります。 再生モードにしてズームボタ ンの【 ( 】 )側を押す 2.
カレンダー形式で画像を表示する 1ヶ月分のカレンダーの日付上に、その日に撮影した最初の画像 を表示させることができます。 日付から画像をすばやく探すこ とができます。 1. 再生モードにしてズーム ボタンの【 】 ( ) 側を 2回押す カレンダー表示になり、 日付 と、その日に撮影した最初の 画像が表示されます。 • 【MENU】を押してから、 年/月 枠 “再生機能”タブ→ “カレン ダー表示” と選び、 【X】を 押してもカレンダー表示になります。 • カレンダー表示をやめるには、 【MENU】 または【BS】 を押 します。 Վᐎ • カレンダー表示での年/月は、 “表示スタイル” (138ペー ジ) の設定によります。 ᛵ • 下記の機能を使用して保存した画像は、 カレンダー表示の 日付には正しく反映して表示することができません。 • 各機能で保存した時点の日付で表示される画像 – アングル補正/退色補正/リサイズ/トリミング/ コピー/レイアウトプリント/モーションプリント • 撮影時の日付で表示される画像 – 日時編集 2.
画像でルーレットを楽しむ(画像ルーレット) カメラに記録されている静止画を、 液晶モニターで、ルーレット のように次々と切り替えます。 最後にどの画像が表示されるか まったくわかりません。 くじ引き、罰ゲーム、 サイコロ、おみくじ など、 アイデア次第でいろいろな楽しみかたができます。 1.
撮影した画像を編集する 画像サイズを小さくする(リサイズ) 5. 撮影した静止画のサイズを小さくして、 新しい静止画として保 存することができます。 元の静止画も残ります。以下の3つのサ イズに変えることができます。 画素数 (pixels) 大きい 6M※ 2816×2112 A3プリント 4M A4プリント 2304×1728 VGA 640×480 小さい プリントサイズ Eメール • Eメールで画像を送りたい 場合に最適です。 ※ Mはメガ(100万)の意味です。 1. 再生モードにして【MENU】を押す • リサイズをやめるには“キャンセル” を選んで【SET】 を押 してください。 ᛵ • サイズがVGA (640×480 pixels)の画像はリサイズできま せん。 • 16:9、 および3:2の画像をリサイズすると、画像の両脇が 削られ、 画像の横縦比が4:3になります。 • リサイズした静止画の日付は、 元の静止画を撮影した日付 になります。 静止画の一部を切り抜く(トリミング) 2.
3. “再生機能”タブ→“トリミ 拡大倍率 ング” と選び、 【X】 を押す • 静止画が表示されている ときのみ操作できます。 静止画の外周 黒板やポスターを正面から見たように補正す る (アングル補正) すでに撮影した黒板、書類、 ポスターや写真などの静止画を、正 面から撮影したように(長方形・正方形に)ゆがみを補正します。 アングル補正した画像は、アングル補正する前の画像とは別に、 最新ファイルとして2M (1600×1200 pixels) のサイズで保存 されます。 1. 切り抜かれる部分 4. ズームボタンで静止画を拡大/縮小したり、 【S】 【T】 【W】 【X】で表示位置を変えて、切り抜く部分を決める 5. 【SET】を押す • トリミングをやめるには、 【SET】 を押す前に【MENU】 を 押します。 ᛵ 再生モードにして、 【W】 【X】で補正したい静止画を表示 させる 2. 【MENU】を押す 3.
5. 【S】 【T】で “補正”を選び、 【SET】を押す • 補正を中止する場合は “キャンセル”を選びます。 ᛵ • 元の画像サイズが2M(1600×1200 pixels) より小さい場 合は、元の画像と同じサイズで保存されます。 • アングル補正した画像をカメラで表示した場合、日付はア ングル補正した日付ではなく、撮影した日付が表示されま す。 古く色あせた写真を補正する(退色補正) デジタルカメラで撮影した古く色あせた写真を、後から退色の 補正をすることができます。すでに撮影した古い写真やポス ターなどを補正するのに便利です。 • 退色補正した画像は、 退色補正する前の画像とは別に、最新 ファイルとして2M (1600×1200 pixels)のサイズで保存さ れます。 1. 再生モードにして、 【W】 【X】で補正したい静止画を表示 させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“退色補正”と選び、 【X】を押す 4. 【W】 【X】 で写真の輪郭候補を選ぶ 5.
7. 【S】 【T】 【W】 【X】で切り抜きたい部分に枠を移動して補 正する画像の位置を決め、 【SET】 を押す あせた色を自動的に補正し、 画像を保存します。 • 画像の周囲に余白を付けたくない場合は、 撮影した写真 よりも補正画像を小さく指定してください。 • 【MENU】を押すと、 何も保存されずに退色補正が終了し ます。 ᛵ • 元の画像サイズが2M(1600×1200 pixels) より小さい場 合は、元の画像と同じサイズで保存されます。 • 退色補正した画像をカメラで表示した場合、日付は退色補 正した日付ではなく、撮影した日付が表示されます。 Վᐎ • 退色補正を撮影から補正まで一貫して行いたい場合は、 「古 く色あせた写真を蘇らせる(よみがえりショット)」 (78 ページ)をご覧ください。 撮影画像の日時情報を修正する すでに撮影した画像の日時情報(撮影日/撮影時刻) をカメラで 修正することができます。 1. 再生モードにして、 【W】 【X】で日時を修正したい静止画 を表示させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“日時編集”と選び、 【X】を押す 4.
画像を回転させる 撮影した画像 (静止画、動画) を回転して表示させることができ ます。 カメラを縦に構えて撮影した画像を見るときなどに便利 です。 さらに回転させて元の状態に戻すことができます。 • 画像データそのものが回転するわけではありません。 液晶モ ニターでの表示のしかたを変えているだけです。 複数の写真を組み合わせる (レイアウトプリント) あらかじめ用意された複数のフレームに、撮影済みの静止画を レイアウトし、新たに保存することができます。 • レイアウトパターン(2枚) • レイアウトパターン (3枚) 1. 再生モードにして【MENU】を押す 2. “再生機能”タブ→“回転表示”と選び、 【X】を押す • 静止画または動画が表示されているときのみ操作できます。 3. 【W】 【X】で回転させたい画像を表示させる 4. 【S】 【T】で “回転”を選び、 【SET】を押す 【SET】 を押すごとに、90°左回りに回転します。 5.
4. 【W】 【X】で好きなレイアウ トパターンを選び、 【SET】 を押す 5. 【W】 【X】で背景の色を選ぶ ᛵ • 画像サイズが “3:2(3264×2176 pixels)” “16:9(3264 、 ×1840 pixels)”の場合、 レイアウトできません。 • レイアウトした画像をカメラで表示した場合、 日付はレイ アウトした日付ではなく、 レイアウトした最後のフレーム を撮影した日付が表示されます。 • 画像サイズは自動的に7M (3072×2304 pixels)に固定さ れ、 保存されます。 6. 【SET】を押す 7. 【W】 【X】でレイアウトする画像を選び、 【SET】を押す 8. 残りのフレームについても、同様に手順6.
画像の色味を変える(ホワイトバランス) 撮影した静止画像の色味を、 さまざまな光源下で撮影したよう な色味に変えることができます。 1. 再生モードにして【W】 【X】で色味を変えたい画像を表示 させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“ホワイトバランス”と選び、 【X】を押す • 静止画が液晶モニターに表示されているときのみ操作す ることができます。 4.
画像の明るさを変える(明るさ編集) 画像の明るい部分はそのままで、黒つぶれを軽減します。 1. 1. 再生モードにして【W】 【X】で明るさを変えたい画像を表 示させる 再生モードにして 【W】 【X】で階調を補正したい画像を表 示させる 2. 【MENU】を押す 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“明るさ編集”と選び、 【X】を押す 3. “再生機能”タブ • 静止画が液晶モニターに表示されているときのみ操作す ることができます。 4.
動画をカットする(ムービーカット) 撮影した動画の一部をカット (削除)することができます。 以下 の3通りのカット方法があります。 カット (前カット) 選択した場面から前をカットします。 カット (中カット) 選択した場面と場面の間をカットします。 カット (後カット) 選択した場面から後をカットします。 ᛵ • カット編集すると、元の動画は残りません。 一度カットする と、カットした場面を元に戻すことはできません。 • 5秒未満の短い動画は、カットできません。 • このカメラで撮影した動画以外は、ムービーカットできま せん。 • カット編集しようとしている動画ファイルよりも残りのメ モリー容量が少ない場合は、ムービーカットできせん。 その 場合は、不要なファイルを消去するなどして、 残りのメモ リー容量を増やしてください。 • 動画を二つに分けたり、二つの動画を一つにすることはで きません。 1. カットしたい動画を再生する 2.
5. 7. 【S】 【T】で“はい” を選び、 【SET】を押す 以下の操作で、カットした い位置 (境界のコマ)を探す カットされる範囲 (赤い部分) 早戻し/早送りする 【W】 【X】を押す 再生と一時停止を切り替える 【SET】を押す 一時停止中にコマ送りする 【W】 【X】を押す • カットを中止するときは、 【MENU】 を押します。手順3の 画面に戻ります。 6.
動画から静止画を作成する (モーションプリント) 撮影した動画から印刷用の静止画を作ることができます。 以下 の2種類から選べます。 9コマで作成 選んだ場面を最も大きくレイアウトした9コ マを1枚の静止画にして記録します。 1. 再生モードにして、 【W】 【X】で素材にする動画を表示さ せる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“モーションプリント”と選び、 【X】を 押す 4. 【S】 【T】で“9コマで作成”または “1コマで作成”を選ぶ 5. 【W】 【X】 で静止画にしたい場面を探す • 【W】 【X】を押し続けると、 早戻し/早送りができます。 6.