動画を撮影する 3. 【S】 【T】で希望の画質を選び、 【SET】を押す 動画の画質を決める 撮影前に、 動画の画質を選びます。動画の画質とは、 再生したと きの画像のきめ細かさや滑らかさ、 美しさを示す目安です。画質 を高品位にすると美しく撮影できますが、 撮影できる時間は短 くなります。 画質(pixels) 転送レート フレームレート HQ 640×480 約4.0メガ ビット/秒 30フレーム/秒 HQワイド 704×384 約4.0メガ ビット/秒 30フレーム/秒 Normal 640×480 約2.1メガ ビット/秒 30フレーム/秒 Normalワイド 704×384 約2.1メガ ビット/秒 30フレーム/秒 LP 320×240 約745キロ ビット/秒 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2.
動画撮影時のご注意 動画を撮影する(ムービー) 動画とともに音声も記録されます。 音声はモノラルです。 1. 撮影モードにして、 カメラを被写体に向ける 2. 【 】 を押して撮影を開始 撮影可能な残り時間 する • 撮影中は、 “ されます。 3.
• アップで撮影したり、高倍率ズームにしたとき、被写体のブレ が目立つため手ブレにご注意ください。 三脚を使用すること をおすすめします。 • カメラの撮影範囲外ではピントが合わず、 ぼけた画像になり ます。 • 動画撮影時のオートフォーカスモード、 マクロモードは固定 焦点となります (78、79ページ)。 短時間の動画を撮影する(ショートムービー) 【 】 を1回押すと、 その前後の数秒間が動画として記録されま す。 【 】を押す前と後の、 何秒間を記録するかはそれぞれ独立 して設定できます。 •【 】 を押す前の数秒も記録されるので、子供のちょっとし たしぐさなど、 撮りのがしたくないシーンをしっかり記録で きます。 • 決定的シーンの静止画がほしいときは、ショートムービーで 撮影し、 そこから気に入ったシーンをモーションプリント機 能 (115ページ) で静止画にする、という使いかたもできます。 【 】 記録される動画 撮影開始 数秒 数秒 動画を撮影する 63
5. 【S】 【T】で【 ■ ショートムービーの準備をする 1. 】を押した後に何秒間記録するかを選 び、 【X】を押す 撮影モードにして【BS】を押す 設定できる時間は、前後の合計で最短2秒、最長8秒です。 たとえば、押す前の時間(手順4) を5秒にしても、 押した後の 時間(手順5)で3秒を超える時間を選ぶと、 押す前の時間は それに合わせて自動的に少なくなります。 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “ショート ムービー”のシーンを選び、 【SET】を押す 液晶モニターに、 “ ”が表示され ます。 この状態で、 【 】を押す前後約4 秒の動画を撮影できます。 時間の設定を変更するとき、および モーションプリントの設定をする ときは、 手順3に進んでください。 6. 【S】 【T】でモーションプリントの設定をして、 【SET】を 押す 【BS】 9コマで作成: 【 】を押した瞬間の静止画 を最も大きくレイアウトした 9コマの静止画を保存します。 3. 【SET】を押す 4.
■ ショートムービーを撮影する 1.
■ パストムービーを撮影する 1. カメラを被写体に向け、 【 2. もう一度【 】を押して撮影を開始する 】を押して撮影を終了する 【 】 を押す前にメモリーがいっぱいになると、撮影は終了 します。 通常の撮影モードに戻るには パストムービーの撮影が終わっても、 カメラはさらに次のパス トムービーを撮影できる状態になっています。 パストムービー撮影を終えるには、 【BS】 を押し、 “パストムー ビー” 以外の設定を選んで【SET】 を押してください。たとえば、 普通の静止画が撮影できる状態にするには、 “オート” を選んで 【SET】を押します。 動画撮影中に静止画を撮影する (スチル イン ムービー) 普通の動画(ムービー) の撮影中でも、静止画を撮影することが できます。ただし、 静止画を撮影した直後、動画 (映像と音声)は 数秒間途切れます。 1.
撮りたいシーンを選んで撮影する(ベストショット) 逆光で人物を撮影したら顔が黒く写ってしまった、 またはサッ カーの試合を撮影したら選手の姿がブレて写ったなど、 被写体や 撮影条件によっては望みどおりの写真が撮れないことがありま す。 そのようなときは、 本機に収録している撮影シーンから、 望み のイメージに合ったシーンを選んでみてください。 操作は 【BS】 を押して適切なシーンを選ぶだけです。 ■ 撮影シーンの例 • “人物を写します” • “風景を写します” ■ シーンを選ぶ 1. 撮影モードにして 【BS】 を 押す ベストショットモードにな り、15個のシーン一覧が表示 されます。 • 赤枠で囲まれた画像が現 在選択されているシーン です。 • 初期状態では“ ( ”オー ト)が選択されています。 赤枠 シーン名 シーン番号 2.
3. 【SET】を押して、選んだシーンに決める 撮影できる状態に戻ります。 • 別のシーンに切り替えるまで、 同じシーンの設定で撮影 されます。 • 別のシーンを選び直すには、 手順1からの操作を繰り返し ます。 4.
シーンの説明画面での操作 ■ 自分好みの設定をベストショットに登録する (カスタム登録) シーン一覧では、 選択した シーンの名前は表示されます が、 その設定内容は分かりま せん。 選んだシーンの設定内容を見 たいときは、 シーン一覧で ズームボタンを押します。 シーンの説明画面が表示され ます。 うまく撮れた静止画や動画の設定内容をベストショットモード に登録して、同じ設定で撮影することができます。 説明画面では、 以下の操作ができます。 • 15個表示に戻る:ズームボタンを押す • 次の (前の)シーンを表示する: 【W】 【X】を押す • 表示中のシーンに決めて撮影できる状態に戻る: 【SET】を押す 4. 【S】 【T】で“登録” を選び、 【SET】を押す Վᐎ 1. 撮影モードにして 【BS】 を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で“BEST SHOT” (新規登録)のシーン を選び、 【SET】を押す 3.
Վᐎ • 静止画を登録すると静止画専用のシーンに、動画を登録す ると動画専用のシーンになります。それぞれ静止画を撮る とき、動画を撮るときにのみ有効となります。 • 各シーンの設定状態はメニューをたどり、各機能の設定内 容を表示させることにより、確認できます。 • 登録したシーン番号は、登録した順に、 静止画の場合は SU1、SU2・・ ・、 動画の場合はMU1、MU2・ ・・となります。 • 静止画で登録される設定内容は下記の通りです。 フォーカスモード、 EVシフト、 ホワイトバランス、 フラッシュ モード、 ISO感度、 測光方式、 フラッシュ光量、 フラッシュアシ スト、 フィルター、 シャープネス、 彩度、 コントラスト • 動画で登録される設定内容は下記の通りです。 フォーカスモード、EVシフト、ホワイトバランス、フィル ター、シャープネス、 彩度、コントラスト • あらかじめカメラに収録されているシーン以外に、最大 999件まで登録できます。 • カスタム登録したシーンは、内蔵メモリー内の 「SCENE」 フォルダに保存されます(173ページ)。 70 撮りたいシーンを選んで撮影する(ベス
手ブレや被写体ブレを軽減する 遠くの被写体を望遠で撮影したり、 動きの速い被写体を撮影し たり、 薄暗い場所で撮影したりするときに画像がぼやけたり流 れて見えることがあります。 これはシャッターを押すときにカ メラが動いたり (手ブレ)、 被写体の動きが速すぎる(被写体ブ レ) ことが原因です。ブレ軽減の機能を使って、 このようなブレ を少なくすることができます。 次のどちらかの操作でブレ軽減の機能を選んでください。 ■ ベストショットから選ぶ 1. 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “ブレ軽減”のシーンを選び、 【SET】 を押す 次に別のシーンを選ぶまで“ブレ軽減” のシーン設定で静止 画撮影できます。 ■ メニュー画面から選ぶ 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“ブレ軽減”と選び、 【X】 を押す 3.
フラッシュなしで明るく撮影する 暗い場所で撮影するとき、カメラの感度を上げることにより、フ ラッシュを使わなくても画像が暗くなるのを防ぐことができます。 通常の撮影 (フラッシュ発光時) 1. 感度を上げた撮影 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “高感度” のシーンを選び、 【SET】 を 押す 3.
名刺や書類などを撮影する(ビジネスショット) 名刺や書類、 ホワイトボードなどの撮影時に、撮影の立ち位置の 都合によって正面からは撮影できない場合があります。 ビジネ スショットのシーンを選べば、 斜めから撮影した画像を正面か ら撮影したかのように補正して撮影することができます。 補正処理前 ■ ビジネスショットのシーンを選ぶ 1. 撮影モードにして 【BS】 を押す 2.
■ ビジネスショットで撮影する 2. 【W】 【X】 で補正領域を選ぶ 1. 3.
古く色あせた写真を蘇らせる(よみがえり ショット) 古く色あせた写真を撮影し、 あせた色を補正することにより、古 い写真を最新のデジタル写真として蘇らせることができます。 ■ よみがえりショットのシーンを選ぶ 1. 2.
3. 【S】 【T】 で “決定”を選び、 【SET】を押す 画像の一部を切り抜く操作 (トリミング)に入り、 液晶モ ニターに画像を切り抜くた めの枠が表示されます。 • 補正せずに保存するとき は、 “キャンセル” を選びま す。 4. ズームボタンを押して、枠を拡大/縮小する 5.
よりよい撮影のための設定 ピントの合わせかたを変える ピント合わせの方法には、 以下の5種類があります。これらをフォーカスモードといいます。最初はオートフォーカスモードが選択され ています。 フォーカス モード オート フォーカス マクロ (接写) パン フォーカス 無限遠 説明 シャッター半押しで自動的にピントが合います。 自動調整 (約40cm~∞(無限遠) ) オートフォーカスより近い距離に自動的にピントが合いま 自動調整 す。近くのものを撮影するときに使用します。 (15cm~50cm) • 最短距離は光学ズームの位置で変わります。 比較的広い範囲にピントが合うように固定されます。 オートフォーカスが難しい状況に使用します。 距離固定 • ピントの合う範囲は光学ズームの位置で変わります。 ピントは無限遠に固定されます。景色などの遠景の撮影に 使用します。 無限遠 マニュア 手動でピントを合わせることができます。 ルフォーカス D ピントが合う距離 • ピントを合わせることができる範囲は光学ズームの 倍率で変わります。 光学ズーム倍率 範囲 1倍 約15cm~∞ 3倍 約4
フォーカスモードは次の手順で変えます。 自動でピントを合わせる(オートフォーカス) 1. 1. 撮影モードにする 2. 【T】 ( )を2回押す ピントを合わせたい被写体をフォーカスフレームの中 に入れて、 シャッターを半押しする ピント合わせが行われます。 ピントが合ったかどうかは動作確認用ランプとフォーカス フレームの点灯のしかたによって分かります。 3. 【W】 【X】でフォーカスモー ドを選び、 【SET】を押す • 各フォーカスモードでの 撮影方法は次の項以降で 説明します。 2 ISO100 F2.7 1/60 【T】 ( ) • 画面のレイアウトが“ノーマル” (38ページ)のときは、 【S】 ( ) を押すことでフォーカスモードを選ぶことができま す。 78 よりよい撮影のための設定 動作確認用ランプ ISO AWB EV 15:37 フォーカスモードのアイコン Վᐎ N AF フォーカスフレーム 状況 動作確認用ランプ フォーカスフレーム ピント合わせ完了 緑点灯 緑点灯 ピント合わせでき ない 緑点滅 赤点灯 2.
ᛵ 近くを撮影する(マクロ) • 動画撮影時のオートフォーカスモード、マクロモードは固 定焦点となります。 1. Վᐎ 2.
オートフォーカス/マクロモードでの撮影テクニック オートフォーカスの測定範囲 (AFエリア)を変える オートフォーカス(AF)の測定範囲を変更することができます。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す Վᐎ •“ マルチ”に設定すると、 9つのフォーカスフレームが表 示されます。 シャッターを半押しすると、ピントが合った場 所のフォーカスフレームが緑色で表示されます。 “ スポット” の場合 “ マルチ” の場合 2. “撮影設定”タブ→“AFエリア”と選び、 【X】を押す 3.
フォーカスロック クイックシャッター フォーカスフレームに入らない被写体にピントを合わせて撮影 したいときは、 フォーカスロックというテクニックを使います。 • AFエリアは、 “ スポット”にしておきます。 クイックシャッター機能を使うと、シャッター半押しによる オートフォーカスが完了する前に、シャッターを全押しするこ とで、オートフォーカスを作動せずに撮影することができます。 シャッターチャンスを逃さずに撮影することができます。 1. ピントを合わせたい被写体 をフォーカスフレームに入 れて、 シャッターを半押し する ピントを合わせたい被写体 2 N AF ISO100 F2.7 1/60 1. 2. “撮影設定”タブ→“クイックシャッター”と選び、 【X】を 押す ISO AWB EV 3. 【S】 【T】で設定内容を選び、 【SET】 を押す 15:37 入:クイックシャッターが機能します。 切:クイックシャッターが機能しません。 フォーカスフレーム 2. シャッターを半押ししたま ま、撮影したい構図を決め る 2 N AF ISO100 F2.
ピントを固定して撮影する(パンフォーカス) 手動でピントを合わせる(マニュアルフォーカス) パンフォーカスモードでは、 比較的広い範囲にピントが合うよ うに調整されるので、 オートフォーカス動作は行われません。 被写体を拡大表示させた状態で、手動でピント調整ができます。 走ってくる列車などを撮影するときに便利です。あらかじめ列 車の通過点の目標物(電柱など) に手動で合わせておくことで、 ピント合わせの操作をせずに素早く撮影ができます。 1. シャッターを全押しして撮影する 遠くを撮影する(無限遠) 1. ∞ (無限遠)にピントが固定されます。 景色など遠景を撮影する ときに使用します。 車や列車の窓ごしなど、オートフォーカスが 難しいところからの景色の撮影にも活用できます。 ピントを合わせたい被写 体を黄色枠に入れる 2. 液晶モニターを見ながら 【W】 【X】 でピントを合わ せる 1.
Վᐎ • マニュアルフォーカス撮影時に光学ズーム(49ページ)を 行うと、画面上に下記のような撮影可能な距離の範囲が表 示されます。 例:MF cm - ∞ ※ には数字が入ります。 ᛵ • マニュアルフォーカスを選択しているとき、キーカスタマ イズ機能で設定した【W】 【X】の設定は使用できません (92 ページ)。 明るさを補正する(EVシフト) 撮影時の明るさに応じて、露出値 (EV値)を手動で補正すること ができます。逆光での撮影、 間接照明の室内、背景が暗い場合の 撮影などに利用すると、より良好な画像が得られます。 露出補正値:-2.0EV~+2.0EV 補正単位 :1/3EV 1. 撮影モードにして 【MENU】を押す 2.
3. 【S】 【T】で露出補正値を選ぶ 【S】 :+方向に補正。 白い物の撮影や逆光での撮影に向きま す。 ※ベストショットの“逆光”も便利です。 4. 【SET】を押す 露出値が補正されます。 次に露出補正を変えるまで、 設定した露出補正値で撮影 できます。 露出補正値 ᛵ 【T】 :-方向に補正。 黒い物の撮影や晴天の野外などの撮影 に向きます。 • 明るすぎたり、 暗すぎたりするときは、露出補正ができない 場合があります。 Վᐎ 露出補正値を元に戻したいときは、反対方向に露出補正し て“0.0” に合わせてください。 84 よりよい撮影のための設定 • 操作パネル (37ページ)を使用して、 露出補正することもで きます。 • 測光方式をマルチパターン測光 (画面全体を分割し、それぞ れのエリアの測光データを元に露出を決めます) に設定し ているときに露出補正を行うと、 測光方式が自動的に中央 重点測光 (中央部を重点的に測光します)に切り替わりま す。 露出補正値を“0.
色合いを変える(ホワイトバランス) 3. 【S】 【T】で撮影条件を選び、 【SET】 を押す オート 曇りの日に写真を撮ると被写体が青っぽく写ることがありま す。 また白色蛍光灯の光で撮ると被写体が緑がかって写ること があります。 このような現象を防ぎ、光源に合わせて被写体を自 然な色合いで撮影できるように調整する機能がホワイトバラン スです。 1. トバランス” と選び、 【X】 を 押す 曇天 :薄雲~雨天の野外や木陰などの撮影用 日陰 :晴天時の、 ビルや木の陰などの撮影用 N 昼白色:白色・昼白色蛍光灯下での色かぶりを抑えた 撮影用 D 昼光色:昼光色蛍光灯下での色かぶりを抑えた撮影用 撮影モードにして【MENU】を押す 2.
■ マニュアルホワイトバランスを設定する ホワイトバランスの “オート”や太陽光、 曇天など光源を指定す る固定モードは、 複数の光源下など難しい環境では調整できる 範囲に限界があり、 自然な色合いで撮れないことがあります。マ ニュアルホワイトバランスを設定すれば、 さまざまな光源下で 適正な色に調整することができます。 マニュアルホワイトバラ ンスを設定するために、 白い紙を用意してください。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“ホワイトバランス”と選び、 【X】を押す 3. 【S】 【T】で “マニュアル”を選ぶ 液晶モニターには、 前回設定したバランスで被写体が表示 されます。この設定で使う場合は、 手順5に進んでください。 4. 撮影場所で画面全体に 白い紙を写した状態で シャッターを押す 白い紙 “完了”と表示されたらホ ワイトバランスの調整は 完了です。 5.
ISO感度を変える ISO感度とは、光に対する感度を表したものです。 数値が大きい ほど感度が高くなり、 暗い場所での撮影に強くなります。シャッ ター速度を速くしたいときにもISO感度を高くします。同じ撮影 条件下ではISO感度を高くするとシャッター速度は早くなりま すが、 画像は多少ざらついた感じ(ノイズが増加した画像) にな りますので、 きれいに撮りたいときはなるべくISO感度を低くし てください。 1. ᛵ • ISO感度を上げてフラッシュ撮影すると、 近くの被写体の 明るさが適正にならない場合があります。 • 動画撮影では、 ISO感度がどこに設定されていても、常に “オート”に設定されます。 • キーカスタマイズ機能を使うと、 【W】 【X】を押すだけでISO 感度を変更することができます (92ページ) 。 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“ISO感度”と選び、 【X】を押す 3.
光の測りかたを変える(測光方式) 測光方式とは、 被写体のどの部分の露出を測るかを決定する方 式のことです。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“測光方式”と選び、 【X】 を押す 3. 【S】 【T】で設定内容を選び、 【SET】を押す マルチ(マルチパターン) : 画面の全体を分割し、それぞれのエリアにつ いて測光します。 測光結果の明暗パターンに よって撮影環境をカメラが自動的に判断し、 露出を決定します。さまざまなシーンで失敗 の少ない露出が得られます。 中央重点: 中央部を重点的に測光します。カメラ任せで はなく、 自分である程度露出をコントロール したいときに使います。 スポット: センターのごく狭い部分を測光します。周囲 の影響を受けずに、 写したい被写体に露出を 合わせることができます。 88 よりよい撮影のための設定 ᛵ • “マルチ”設定時にEVシフト (83ページ) を行うと、測光方 式が自動的に “中央重点”に切り替わります。 EVシフトを “0.
全体の色調を変える(フィルター) 色の鮮やかさを変える(彩度) フィルター機能を使用して、 撮影時の画像の色彩効果を変更す ることができます。 色彩効果用のレンズフィルターを装着して 撮影したような画像になります。 撮影される画像の色の鮮やかさを設定できます。 1. 2. “画質設定”タブ→“彩度”と選び、 【X】 を押す 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“フィルター”と選び、 【X】を押す 1. 撮影モードにして 【MENU】を押す 3. 【S】 【T】で設定内容を選び、 【SET】 を押す +2(色の鮮やかさがもっとも高い)から-2 (色の鮮やかさ がもっとも低い)までの5段階から選べます。 3. 【S】 【T】で設定内容を選び、 【SET】を押す 設定できる内容:切/白黒/セピア/赤/緑/青/黄/ ピンク/紫 鮮明さを変える(シャープネス) 明暗の差を変える(コントラスト) 撮影される画像の輪郭の鮮鋭度を設定できます。 撮影される画像の明暗の差を設定できます。 1. 1.
日付や時刻を写し込む(タイムスタンプ) 撮影時に画像の右下に、 日付や時刻を写し込むことができます。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “設定”タブ→“タイムスタンプ”と選び、 【X】 を押す 露出を確認する(ヒストグラム) 液晶モニター上にヒストグラムを表示させることで、露出 (光の 量や明るさ)をチェックしながら撮影することができます。 再生 モードでは撮影された画像のヒストグラムを見ることができま す。 3.
■ ヒストグラムの見かた ヒストグラム (輝度成分分布表)とは、 画像の明るさのレベルを ピクセル数によりグラフ化したものです。 縦軸がピクセル数、横 軸が明るさを表します。 ヒストグラムを見ると、補正するために 充分な画像のディテールが画像のシャドウ (左側)、 中間調(中央 部分) 、ハイライト (右側)に含まれているかどうかを確認するこ とができます。 もしもヒストグラムが片寄っていた場合は、露出 補正 (EVシフト)を行うと、ヒストグラムを左右に移動させるこ とができます。 なるべくグラフが中央に寄るように補正をする ことによって、 適正露出に近づけることができます。さらにR (赤)、 G(緑) 、B(青)の色成分が独立したヒストグラムも同時に 表示されますので、 色ごとに「赤成分がオーバー」 「青成分がアン ダー」 のように各色の分布状況も直感的に把握することができ ます。 典型的なヒストグラムの例 ヒストグラムが右の方に寄っている 場合は、明るいピクセルが多いことを 示しています。全体的に明るい画像は このようなヒストグラムになります。 また、あまり右に寄り過ぎていると、 白飛びを起こしている
ᛵ • 前記のヒストグラムはあくまでも例であり、 被写体によって はヒストグラムの形が例のようにならない場合もあります。 • 撮影したい画像を意図的に露出オーバーやアンダーにする 場合もあるので、必ずしも中央に寄ったヒストグラムが適 正となる訳ではありません。 • 露出補正には限界がありますので、調整しきれない場合が あります。 • フラッシュ撮影など、撮影したときの状況によっては、 ヒス トグラムによりチェックした露出とは異なる露出で撮影さ れる場合があります。 • RGB (色成分) ヒストグラムは、 静止画にのみ表示されます。 撮影を補助するいろいろな機能 撮影モードでは、次のことを行うことができます。 • 【W】 【X】 キーに機能を割り当てる • 撮影時に構図の目安となる基準線(グリッド)を表示する • 撮影した画像を確認する • 設定を記憶させる • 各種設定をリセットする 【W】 【X】 キーに機能を割り当てる (キーカスタマイズ) 【W】 【X】キーに以下の5つのうちどれか1つの機能を割り当てる ことができます。割り当てた機能は撮影モード時 (静止画および 動画)にいつでも使えるので便利
3. 【S】 【T】で割り当てる機能を選び、 【SET】を押す 【W】 【X】を押すだけで、割り当てた機能を使うことができる ようになります。 撮影時に構図の目安となる基準線(グリッド)を 表示する 撮影時、 液晶モニターに方眼を表示します。カメラを水平や垂直 に保つのに便利です。 撮影した画像を確認する(撮影レビュー) お買い上げいただいたときは、撮影直後の画像を液晶モニター で確認することができます。この機能を使えなくすることもで きます。 1. 撮影モードにして 【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“撮影レビュー”と選び、 【X】を押す 3. 【▲】 【▼】で設定項目を選び、 【SET】を押す 入:撮影した画像が約1秒間表示されます。 切:撮影した画像は表示されません。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“グリッド表示”と選び、 【X】 を押す 3.
画面上のアイコンの意味を確認する (アイコンガイド) 撮影モード時に液晶モニター上でアイコンの意味を確認しなが ら操作することができます (186ページ) 。 • アイコンの意味を確認できる機能は、 次の通りです。 – 撮影モード、フォーカス方式、 測光方式、フラッシュ、 ホワイ トバランス、セルフタイマー、 EVシフト ただし、測光方式、ホワイトバランス、 セルフタイマー、EVシ フトのアイコンの意味は、キーカスタマイズ機能(92ページ) を “測光方式” 、 “ホワイトバランス” “セルフタイマー”、 、 “EV シフト”に設定したときにのみ表示されます。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“アイコンガイド”と選び、 【X】を押す 3.
機能 入 切 ベストショット※1 ベストショット状態を解除 フラッシュ オート フォーカス方式 オート ホワイトバランス オート ISO感度 オート AFエリア スポット 測光方式 最後の状態 マルチ セルフタイマー 切 フラッシュ光量 0 デジタルズーム 入 MF位置 MF(マニュアルフォーカ ス) に切り替える前の位置 ズーム位置※2 ワイド端 ※1 “入” の場合は前回の選択シーンとなり、 “切”の場合は通常 の静止画(オート) になります。 ※2 ズーム位置では光学ズームの位置だけを記憶します。 各種設定をリセットする 本機の設定内容を初期値(ご購入直後の設定) に戻すことができ ます。初期値については 「メニュー一覧表」 (186ページ) をご覧 ください。 1. 【MENU】を押す 2. “設定”タブ→“リセット”と選び、 【X】 を押す 3.
静止画や動画を再生する 静止画を見る 撮影した静止画を液晶モニターで見ることができます。 1. 【 】 を押して、再生モードにする • 静止画以外のもの(動画や、音声だけの記録)があるときは、 ファイル形態がそれに対応したアイコンに変わります。 – :動画の再生→97ページ – :音声付き静止画の再生→97ページ • 情報表示を消して、 静止画だけを見ることもできます (39 ページ) 。 2.
音声付き静止画の音声を聞く 音声付き静止画 (ファイル形態は“ カーで聞くことができます。 1. ”) の音声を、内蔵スピー 再生モードにして、 【W】 【X】 で音声付き静止画を表示さ せる 動画を見る 撮影した動画を、液晶モニターで再生することができます。 1. 再生モードにして、 【W】 【X】で再生したい動画を表示させる ファイル形態のアイコンが“ ”になります。 このアイコン で、動画であることを確認してください(185ページ) 。 ファイル形態のアイコンが “ ” になります。このアイ コンで、 音声付き静止画であ ることを確認してください。 フォルダ名/ファイル名 ファイル形態 撮影時間 2.
動画の再生中にできること 早送り/早戻し する 【W】 【X】を押す • 押すごとに、早送り、 早戻しのスピード が速くなります。 早送り/早戻し から通常の再生 に戻す 【SET】を押す 再生と一時停止 を切り替える 【SET】を押す 一時停止中にコ マ送りする 【W】 【X】を押す 連続してコマ送りします。 • 押し続けると、 音量を調節する 【▲】 【T】を押す • 音量調節は、再生中にだけできます。 情報表示をオン/ 【DISP】を押す オフする 拡大する 再生をやめる ズームボタンの【 】 ( )側を押す • 拡大中は、 【S】 【T】 【W】 【X】で拡大部分 を移動できます。 • 動画は4.5倍まで拡大できます。 【MENU】 を押す ᛵ • このカメラで撮影した動画以外は、再生できない場合があ ります。 98 静止画や動画を再生する 手ブレを補正しながら動画を再生する 撮影時の手ブレを補正しながら動画を再生することができま す。カメラとテレビをつないだときなどに、 手ブレを補正した状 態で観賞できるので便利です。 1.
2. “再生機能”タブ→“スライドショー”と選び、 【X】を押す 間隔 1~30秒、または “最速”を 【W】 【X】 で選 (切り替わりの間隔) びます。 – 1~30秒を選んだときは、 動画や音 声付き静止画、音声のみの記録は、 選んだ間隔にかかわらず最初から 最後まで再生されます。 –“最速”を選ぶと、動画は最初の1コ マだけ表示されます。音声のみの 記録は再生されません。 3. エフェクト (特殊効果) 自動的にページ送りして楽しむ (スライドショー) 撮影、 記録したものを自動的に次々と再生させることができま す (スライドショー)。 いろいろな見かたを設定することができます。 1.
スライドショーを中断するには 【SET】を押します。 再生モードに戻ります。 • 【MENU】 を押すと、中断してメニューに戻ります。 •【 】を押すと、 中断して撮影モードに切り替わります。 ᛵ • 画面の切り替わり中はボタン操作が効かなくなります。画 面が静止しているときにボタン操作をしてください。ボタ ンが効かない場合は、しばらくボタンを押し続けてくださ い。 ■ USBクレードルを使ってスライドショーを楽しむ (フォトスタンド) カメラをUSBクレードルにセットした状態でスライドショー再 生をすることができます。電池の消耗を気にせずに長時間のス ライドショーを楽しむことができます。 • あらかじめスライドショーの設定をしておいてください (99ページ) 。 • USBクレードルは付属のACアダプターを使ってコンセント につないでおいてください。 1. カメラの電源を切り、カメラをUSBクレードルをセット する 2.
スライドショーを中断するには USBクレードルの 【PHOTO】を押します。 カメラの電源が切れま す。 ᛵ • スライドショー中は電池は充電されません。電池を充電す る場合は、スライドショーを終了してください。 • スライドショー中にカメラをUSBクレードルから取りは ずさないでください。データが破壊する可能性があります。 テレビで画像を見る カメラに記録してある静止画や動画を、テレビの画面で見るこ とができます。 USBクレードルと、付属のAVケーブルを使います。 1. USBクレードルとテレビをつなぐ 音声入力端子 (白色) 映像入力端子 (黄色) Վᐎ 映像 音声 テレビ • テレビにつないでスライドショーを見ることができます。 ビデオにつなげば、画像をビデオに録画することもできま す(101ページ)。 黄色 白色 AVケーブル 【AV OUT】 (AV出力)端子 2. カメラの電源を切り、カメラをUSBクレードルにセット する 3.
4. 【 】 を押して、カメラの電源を入れる 【ON/OFF】 や【 】を押して、 電源を入れることはできませ ん。 カメラが再生モードになり、テレビの画面に画像が表示さ れます。 (液晶モニターには何も表示されません。) 5.
■ 画面の横縦比とビデオ出力の方式を変更する 本機では、 ビデオ信号をNTSCまたはPAL、テレビ画面のアスペ クト比 (横縦比)を4:3または16:9のいずれかで出力できます。 お買い上げいただいたときは、 日本国内の仕様に合わせて、 NTSC4:3で出力します。 海外でお使いの場合でPAL仕様のテレビにつなぐときは、ビデ オ信号の出力をPALに切り替えてください。 • NTSC4:3 :日本のほか、アメリカなどでも使用されていま す。 通常の画面比率のテレビ用です。 • NTSC16:9:日本のほか、アメリカなどでも使用されていま す。 ワイド画面のテレビ用です。 • PAL4:3 :ヨーロッパなどで使用されています。 通常の画 面比率のテレビ用です。 • PAL16:9 :ヨーロッパなどで使用されています。 ワイド画 面のテレビ用です。 ᛵ • お使いのテレビ画面のアスペクト比(4:3または16:9)に合 わせ、 正しく設定してご利用ください。このとき、 テレビ側 のアスペクト比の設定も正しく設定されている必要があり ます。 カメラとテレビ両方のアスペクト比の設定が揃って いないと、 画面が正常に表
画像を拡大して表示する 画面に12枚の画像を表示する 撮影した静止画を8倍まで拡大して見ることができます。 撮影した内容を同時に12枚一覧表示できます。 1. 1. 2. 再生モードにして、 【W】 【X】 で拡大したい静止画を表示 させる ズームボタンの【 】 ( ) 側を押して、画像を 拡大表示させる。 【S】 【T】 【W】 【X】で、 拡大表 示される位置を変えること ができます。 ズームボタンの【 】 側を 押すと、 縮小表示されます。 • 情報表示をオンにしてあ るとき、 画像の右下に、拡 大されている位置が表示 されます。 拡大倍率 2.
カレンダー形式で画像を表示する 1ヶ月分のカレンダーの日付上に、その日に撮影した最初の画像 を表示させることができます。 日付から画像をすばやく探すこ とができます。 1. 再生モードにしてズーム ボタンの【 ( 】 ) 側を 2回押す カレンダー表示になり、 日 付と、その日に撮影した最 初の画像が表示されます。 • 【MENU】を押してから、 年/月 “再生機能”タブ→ “カレ ンダー表示” と選び、 【X】 枠 を押してもカレンダー表 示になります。 • カレンダー表示をやめるには、 【MENU】 または【BS】 を押 します。 Վᐎ • カレンダー表示での年/月は、 “表示スタイル” (131ペー ジ) の設定によります。 ᛵ • 下記の機能を使用して保存した画像は、 カレンダー表示の 日付には正しく反映して表示することができません。 各機能で保存した時点の日付で表示される画像 – アングル補正/退色補正/リサイズ/トリミング/コ ピー 撮影時の日付で表示される画像 – 日時編集 2.
画像でルーレットを楽しむ(画像ルーレット) カメラに記録されている静止画を、 液晶モニターで、ルーレット のように次々と切り替えます。 最後にどの画像が表示されるか まったくわかりません。 くじ引き、罰ゲーム、 サイコロ、おみくじ など、 アイデア次第でいろいろな楽しみかたができます。 1.
撮影した画像を編集する 画像サイズを変える(リサイズ) 撮影した静止画のサイズを変えて、 新しい静止画として保存す ることができます。 元の静止画も残ります。以下の3つのサイズ に変えることができます。 画素数 (pixels) ※ 大きい 5M 2560×1920 3M 2048×1536 VGA 640×480 小さい プリントサイズ A3プリント A4プリント Eメール • Eメールで画像を送りたい 場合に最適です。 ※ Mはメガ(100万)の意味です。 1. 再生モードにして【MENU】を押す 5.
5. 【SET】を押す 静止画の一部を切り抜く(トリミング) 撮影した静止画の一部を切り抜いて、 新しい静止画として保存 することができます。 元の静止画も残ります。 1. 再生モードにして、 【W】 【X】 でトリミングしたい静止画 を表示させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“トリミ 拡大倍率 ング” と選び、 【X】 を押す • 静止画が表示されている ときのみ操作できます。 静止画の外周 切り抜かれる部分 4.
黒板やポスターを正面から見たように補正す る (アングル補正) すでに撮影した黒板、 書類、ポスターや写真などの静止画を、 正 面から撮影したように (長方形・正方形に) ゆがみを補正します。 アングル補正した画像は、 アングル補正する前の画像とは別に、 最新ファイルとして2M (1600×1200 pixels)のサイズで保存 されます。 1. 再生モードにして、 【W】 【X】 で補正したい静止画を表示 させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“アングル補正”と選び、 【X】 を押す 補正確認画面が表示されます。 • 静止画が液晶モニターに表示されているときのみ操作す ることができます。 5.
古く色あせた写真を補正する(退色補正) デジタルカメラで撮影した古く色あせた写真を、 後から退色の 補正をすることができます。 すでに撮影した古い写真やポス ターなどを補正するのに便利です。 • 退色補正した画像は、退色補正する前の画像とは別に、最新 ファイルとして2M (1600×1200 pixels)のサイズで保存さ れます。 1. 再生モードにして、 【W】 【X】 で補正したい静止画を表示 させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“退色補正”と選び、 【X】 を押す 4. 【W】 【X】で写真の輪郭候補を選ぶ 5. 【S】 【T】で “決定”を選び、 【SET】を押す 画像の一部を切り抜く操作(トリミング) により、液晶モニ ターに画像を切り抜くための枠が表示されます。 • “キャンセル” を選ぶと、補正せず、 何も保存されずに終了 します。 6. ズームボタンを押して、枠を拡大/縮小する • 表示されている画像のサイズによって、 トリミングでき る枠の大きさが変わります。 110 撮影した画像を編集する 7.
撮影画像の日時情報を修正する すでに撮影した画像の日時情報 (撮影日/撮影時刻)をカメラで 修正することができます。 次のようなときに便利です。 • 日時設定(10ページ)をしないで、 誤った日時のままで撮影し てしまったとき • 旅行中にワールドタイム (132ページ) の訪問先を変更しない で、撮影してしまったとき 1. 再生モードにして、 【W】 【X】 で日時を修正したい静止画 を表示させる 2. 【MENU】を押す ᛵ • 次のファイルは日付を修正できません。 – 動画、ボイスレコード – モーションプリント機能で作成した画像 • タイムスタンプ機能により写し込んだ日付と時刻は修正で きません (90ページ)。 • メモリープロテクトのかかったファイルは、 日時を修正で きません。 メモリープロテクトを解除してから、日時を修正 してください。 • 入力できる日付は、 1980年1月1日~2049年12月31日と なります。 3. “再生機能”タブ→“日時編集”と選び、 【X】 を押す 4.
画像を回転させる 撮影した画像 (静止画、動画) を回転して表示させることができ ます。 カメラを縦に構えて撮影した画像を見るときなどに便利 です。 さらに回転させて元の状態に戻すことができます。 • 画像データそのものが回転するわけではありません。 液晶モ ニターでの表示のしかたを変えているだけです。 1. 再生モードにして【MENU】を押す 2. “再生機能”タブ→“回転表示”を選び、 【X】 を押す • 静止画または動画が表示されているときのみ操作できま す。 3. 【W】 【X】で回転させたい画像を表示させる 4. 【S】 【T】で “回転”を選び、 【SET】を押す 【SET】 を押すごとに、90°左回りに回転します。 5.
動画をカットする(ムービーカット) 撮影した動画の一部をカット (削除)することができます。 以下 の3通りのカット方法があります。 カット (前カット) 選択した場面から前をカットします。 カット (中カット) 選択した場面と場面の間をカットします。 カット (後カット) 選択した場面から後をカットします。 ᛵ • カット編集すると、元の動画は残りません。 一度カットする と、カットした場面を元に戻すことはできません。 • 5秒未満の短い動画は、カットできません。 • このカメラで撮影した動画以外は、ムービーカットできません。 • カット編集しようとしている動画ファイルよりも残りのメ モリー容量が少ない場合は、ムービーカットできせん。 その 場合は、不要なファイルを消去するなどして、 残りのメモ リー容量を増やしてください。 • 動画を二つに分けたり、二つの動画を一つにすることはで きません。 ■ 前カット、後カットする 1. カットしたい動画を再生する 2.
5. 以下の操作で、カットした い位置 (境界のコマ)を探す 早戻し/早送りする: 【W】 【X】を押す 再生と一時停止を切り替える: 【SET】 を押す 一時停止中にコマ送りする: 【W】 【X】を押す • バーの赤い部分がカットされます。 • カットを中止するときは、 【MENU】 を押します。手順3の 画面に戻ります。 6. カットしたい位置が決まったら【T】 を押す 7. 【S】 【T】で “はい”を選び、 【SET】を押す • カットを中止するときは、 “いいえ” を選んで【SET】 を押 します。 一時停止状態に戻ります。 • カットには、 しばらく時間がかかります。 “処理中です しばらくお待ちください” の表示が消えるまで待ってく ださい。 編集する動画が長いときは非常に時間がかかる ことがあります。 114 撮影した画像を編集する ■ 中カットする 1. カットしたい動画を再生する 2. 【SET】を押して一時停止す る カットアイコン 3.
5. 以下の操作で、カットする 部分の先頭の場面(コマ)を 探す 早戻し/早送りする: 【W】 【X】を押す 再生と一時停止を切り替える: 【SET】 を押す 一時停止中にコマ送りする: 【W】 【X】を押す • カットを中止するときは、 【MENU】 を押します。手順3の 画面に戻ります。 6. 先頭の場面が決まったら、 【T】を押す 7. 手順5と同様に操作し、 カットする部分の最後の場面(コ マ)を探す • バーの赤い部分がカットされます。 8. 最後の場面が決まったら、 【T】を押す 動画から静止画を作成する (モーションプリント) 撮影した動画から印刷用の静止画を作ることができます。以下 の2種類から選べます。 選んだ場面を最も大きくレイアウトした9コ 9コマで作成 (2M 1600× マを1枚の静止画にして記録します。 1200 pixels) 1コマで作成 (VGA 640× 480 pixels) 選んだ1コマを静止画にして記録します。 9.
1. 再生モードにして、 【W】 【X】 で素材にする動画を表示さ せる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“モーションプリント”と選び、 【X】 を 押す 4. 【S】 【T】で “9コマで作成” または“1コマで作成”を選ぶ 5. 【W】 【X】で静止画にしたい場面を探す • 【W】 【X】 を押し続けると、早戻し/早送りができます。 6.
音声を活用する 静止画に音声を追加する(アフレコ) 音声を付けずに撮影した静止画に、 あとから音声を付けることが できます (アフレコ) 。 あとから音声を付けた場合も、 その静止画 は音声付きの静止画 ( “ ” が表示される静止画) になります。 音声付きの静止画の音声を録音し直すこともできます。 音声は、 ひとつの静止画につき最長約30秒まで録音できます。 ■ 音声を追加する 1. 再生モードにして、 【W】 【X】 で音声を追加したい静止画を 表示させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“アフレ コ”と選び、 【X】を押す • 静止画が表示されている ときのみ操作することが できます。 追加した音声を聞くには 音声付き静止画の音声を聞くときと同じように操作します(97 ページ)。 ■ 音声を録音し直す ᛵ • 音声を消去、 変更すると、 音声を元に戻すことはできません。 1. 再生モードにして、 【W】 【X】で音声を録音し直したい静 止画を表示させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“アフレコ”と選び、 【X】を押す 4.
ᛵ • 指などでマイクをふさが ないようにご注意くださ い。 • 録音の対象がカメラから 遠くに離れると、きれいに 録音されません。 • 残りのメモリー容量が少 ないときは、録音できない ことがあります。 • 次の画像には音声を追加 マイク することはできません。 – 動画 – モーションプリント機能で作成した画像 – メモリープロテクトがかかっている画像 Վᐎ • 音声のデータ形式などは以下のとおりです。 – 録音形式:WAVE/ADPCM記録形式(拡張子は.WAV) – 音声ファイルサイズ:約165KB(約5.5KB/秒で30秒間 録音時) 118 音声を活用する 音声だけを録音する(ボイスレコード) 静止画や動画は撮影せず、音声だけを録音することができます。 内蔵メモリーを使った場合、最長約18分録音できます。 1. 撮影モードにして 【BS】 を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で“ボイスレコード”を選び、 【SET】を 押す 液晶モニターに“ 3.
4. もう一度シャッターを押して録音を終了する • シャッターを押さなくても、 メモリーがいっぱいになる と録音は終了します。 • 録音途中で 【ON/OFF】 (電源) や【 (再生) 】 を押したと きや電池が消耗したときも、 録音は終了し、そこまでの音 声が記録されます。 5.
■ ボイスレコードの音声を聞く 1. 再生モードにして、 【W】 【X】 で再生したいボイスレコー ドの画面を表示させる ボイスレコードの画面には、 “ 2.
撮ったものを整理する ファイルとフォルダについて 本機では、 撮影した静止画などのひとつひとつが、個別のデータとして記録されます。 個別のデータのことを 「ファイル」と呼びます。 撮影したものをファイルとして扱うことにより、 ファイル単位で消去したり、誤消去防止の設定をしたり、コピーしたり、といった操作 が可能になります。 各ファイルは、 本機が自動的に作成する「フォルダ」 と呼ばれるまとまりにグループ分けされます。 ファイル、 フォルダには、区別のための名前が付けられます。 ファイル名、フォルダ名とも、 本機が自動的に付けます。 • フォルダの構造に関して詳しくは、 「メモリー内のフォルダ構造」 (173ページ)をご覧ください。 名前と最大作成数 例 ファイル “CIMG0001” から“CIMG9999”までで、最大9999個のファイルが1つ 26番目に記録したファイル名: のフォルダに作成されます。拡張子は記録したファイルの形式によっ CIMG0026.
ファイルを消去できないようにする 5. 大事なファイルを誤って消してしまうことのないよう、 ファイ ルごとに、 またはすべてのファイルに、消去防止 (メモリープロ テクト) を設定することができます。 続けて別のファイルにメモリープロテクトをかける場 合は手順3、手順4を繰り返す • メモリープロテクトの設定をやめるには、 【MENU】を押 してください。 メモリープロテクトを解除するには ᛵ • メモリープロテクトをかけたファイルでも、フォーマット 操作(12、33、 134ページ)を行うと、 消去されてしまいま す。 ■ 全ファイルにメモリープロテクトをかける 1. 再生モードにして 【MENU】を押す ■ ファイルごとにメモリープロテクトをかける 2. “再生機能”タブ→“プロテクト”と選び、 【X】 を押す 1. 3. 【S】 【T】で“全ファイル 再生モードにして【MENU】を押す 2. “再生機能”タブ→“プロテクト”と選び、 【X】を押す 3. 【W】 【X】でメモリープロテクトをかけたいファイルを表 示させる 4.
お気に入りフォルダを使う お気に入りフォルダとは内蔵メモリーの中に用意されている フォルダで、 通常の再生ではその中身を見ることはできません。 思い出の風景や家族の写真、 またはプライベートな写真などを 入れておくと、 メモリーカードを変えても、またはメモリーカー ドを入れていなくても見ることができます。 好きな静止画をい つも持ち歩きたいときなどにお使いください。 ᛵ • お気に入りフォルダに登録できるのは、静止画だけです。 音 声付き静止画の場合は、静止画だけがお気に入りフォルダ に登録されます。 ■ お気に入りフォルダにファイルを登録(コピー)する 1. 再生モードにして【MENU】を押す 6.
4. 【W】 【X】でお気に入り ファイル名 フォルダの静止画を切り 替える お気に入りフォルダアイコン 5. 【MENU】を2回押す お気に入りフォルダの表示が終了します。 お気に入りフォルダの内容をパソコンで表示するときは 1. カメラからメモリーカードを取り出す 2. カメラをUSBクレードルにセットする 3.
■ 内蔵メモリーからメモリーカードにコピーする ■ メモリーカードから内蔵メモリーにコピーする 内蔵メモリーからメモリーカードにコピーする場合は、 すべて のファイルがコピーされます。 1ファイルずつ指定してコピーす ることはできません。 メモリーカード内のファイルをひとつひとつ内蔵メモリーにコ ピーできます。 1. ファイルをコピーしたいメモリーカードを本機に入れる 2. 電源を入れ、 再生モードにして 【MENU】を押す 1. コピーしたいファイルが入ったメモリーカードを本機 に入れる 2. 電源を入れ、再生モードにして【MENU】 を押す 3. “再生機能”タブ→“コピー”と選び、 【X】を押す 3. “再生機能”タブ→“コピー”と選び、 【X】を押す 4. 【S】 【T】で “内蔵→カード” を選び、 【SET】を押す 4. 【S】 【T】で“カード→内蔵”を選び、 【SET】 を押す コピーが始まります。 “処理中です しばらくお待ちくださ い”の表示が消えたらコピー終了です。 • コピーが終了すると、 コピーしたフォルダの最後のファ イルが表示されます。 5.
消去する プリントしたり、 パソコンにコピーした画像のファイルは、メモ リーから消去して、 次の撮影のための容量を確保することがで きます。 ファイルの消去には、 1つずつ消去する方法とすべてのファイル を1回の操作で消去する方法があります。 ここでは、 併せてお気に入りフォルダ内のファイルの消去のし かたも説明します。 1ファイルずつ消去する 1. 再生モードにして 【T】 ( )を押す ᛵ • 消去したファイルは元に戻せません。消去する前に、 本当に 不要かどうかよく確認してください。 • メモリープロテクトのかかったファイルは消去できませ ん。消去するときは、 メモリープロテクトを解除してくださ い(122ページ)。 • 音声付きの静止画を消去すると、静止画といっしょに音声 ファイルも消去されます。 126 消去する 2. 【W】 【X】 で消去したいファイルを表示させる 3. 【S】 【T】で“消去” を選び、 【SET】を押す • 消去を中止したいときは、 “キャンセル” を選んでください。 4.
すべてのファイルを消去する 1. 再生モードにして【T】 ( )を押す 2. 【S】 【T】で “全ファイル消去”を選び、 【SET】 を押す 3. 【S】 【T】で “はい”を選ぶ • 消去を中止するときは、 “いいえ” を選んでください。 4. 【SET】を押す • すべてのファイルが消去され、 “ファイルがありません” と表示されます。 お気に入りフォルダのファイルを消去する お気に入りフォルダ内のファイルも、1ファイルずつ、 または一 括して消去できます。 ■ 1ファイルずつ消去する 1. 再生モードにして 【MENU】を押す 2. “再生機能”タブ→“お気に入り”と選び、 【X】 を押す 3. 【S】 【T】で“表示” を選び、 【SET】を押す 4. 【T】 ( ) を押す 5. 【W】 【X】 で消去したいファイルを選ぶ 6. 【S】 【T】で“消去” を選び、 【SET】を押す 7.
■ すべてのファイルを消去する 1. 再生モードにして【MENU】を押す 2. “再生機能”タブ→“お気に入り”と選び、 【X】を押す 3. 【S】 【T】で “表示”を選び、 【SET】を押す 4. 【T】 ( )を押す 5.
その他の設定について カメラの音を設定する カメラの音について、 次の設定ができます。 • シャッター音や操作したときの音の種類 • シャッター音や操作したときの音の音量 • 動画やボイスレコードの再生音の音量 ■ 操作音の種類を選ぶ 4. 【W】 【X】 で再生したい音量を選び、 【SET】を押す • 音量は“0” (最小)~“7” (最大)の8段階の間で設定できます。 • 音量を“0” に設定すると、音は鳴りません。 Վᐎ • 操作音の設定はビデオ出力時 (101ページ) の音量にも反映 されます。 1. 【MENU】を押す ■ 再生音量を設定する 2. “設定”タブ→“操作音”と選び、 【X】 を押す 操作音とは別に、動画や音声付き静止画の音量を設定すること ができます。 3. 【S】 【T】で設定したい音を選び、 【X】を押す 1. 【MENU】を押す 4. 【S】 【T】で設定内容を選び、 【SET】を押す 2. “設定”タブ→“操作音”と選び、 【X】を押す サウンド1~5:内蔵されたサンプル音が鳴ります。 切 :音は鳴りません。 ■ 操作音量を設定する 1.
起動画面のオン/オフを切り替える 1. 【MENU】を押す 1. 【MENU】を押す 2. “設定”タブ→“ファイルNo.”と選び、 【X】 を押す 2. “設定”タブ→“起動画面”と選び、 【X】を押す 3. 【S】 【T】で設定内容を選び、 【SET】 を押す 3. 【W】 【X】で起動画面にしたい画像を表示させる 4.
カメラの日時を設定し直す 日時を設定し直したいときは、 ホームタイムの都市(カメラを使 用する都市) を設定してから日時を設定します。日時だけを設定 し直したいときは、 「ホームタイムの日時を設定し直す」 の操作 だけで日時を設定することができます。 ᛵ • 日時を設定する前にホームタイムを自分の住んでいる地域 に設定しないと、ワールドタイム (132ページ) の日時が正 しく表示されません。 ■ ホームタイムの日時を設定し直す 1. 【MENU】を押す 2. “設定”タブ→“日時設定”と選び、 【X】 を押す 3. 日付と時刻を合わせる 【S】 【T】 :カーソル (選択枠)の部分の数字を変えます。 【W】 【X】:カーソル(選択枠)を移動します。 【BS】 :12時間表示と24時間表示の切り替えができます。 4. 【SET】を押して、設定を終了する ■ ホームタイムの都市を設定し直す ■ 日付の表示スタイルを切り替える 1. 【MENU】を押す 画面に表示される日付の表示スタイルを3つの中から選ぶこと ができます。 2.
ワールドタイムを表示する 購入時に設定した自宅の日時とは別に、 海外旅行などで訪問す る都市の日時を1都市選んで表示することができます。 世界162 都市 (32タイムゾーン) に対応しています。 6. 【S】 【T】で訪問先の都市を選び、 【SET】を押す ワールドタイムを設定する ■ ワールドタイムとホームタイムの表示を切り替える 1. 【MENU】を押す 1. 【MENU】を押す 2. “設定”タブ→“ワールドタイム”と選び、 【X】を押す 2. “設定”タブ→“ワールドタイム”と選び、 【X】 を押す 3. 【S】 【T】で “訪問先” を選び、 【X】 を押す 3. 【S】 【T】で“訪問先”を選ぶ 4.
USB通信の方法を切り替える パソコンやプリンターなどの外部機器と接続するときの、 USB 通信の方法を切り替えることができます。 接続する機器に合わ せて切り替えてください。 【 (撮影)/ 】 【 ( 】再生)の動作を設定する 【 (撮影) 】 や【 (再生) 】 を押しても電源が入らないように したり、 【 (撮影)や 】 【 (再生)を押して電源を切ること 】 ができるように設定することができます。 1. 【MENU】を押す 2. “設定”タブ→“USB”と選び、 【X】を押す 3.
Վᐎ • “パワーオン/オフ” に設定しているときは、撮影モードで 【 (撮影)を押した場合と再生モードで【 】 】 (再生) を押した場合に電源が切れます。 • 撮影モードで【 】 (再生) を押したときは再生モードに、 再生モードで【 】 (撮影) を押したときは撮影モードに切 り替わります。 • 電源が入っているときに【 (撮影) 】 や【 (再生) 】 を押 すと、メニュー操作中であっても、 ただちに撮影可能状態や 再生状態になります。 • お買い上げいただいたときは、 “パワーオン”に設定されて います。 • テレビに画像を映し出す場合は、 “切”以外に設定する必要 があります。 134 その他の設定について 内蔵メモリーをフォーマットする 内蔵メモリーをフォーマットすると、内蔵メモリーの内容がす べて消去されます。 ᛵ • 内蔵メモリーをフォーマットすると、 データを元に戻すこ とはできません。 フォーマット操作を行う際は、本当に フォーマットしてもよいかどうかをよく確かめてから行っ てください。 • 次の画像も同時に消去されます。 – メモリープロテクトされた画像 – お気に入りフォ
1. 本機にメモリーカードが入っていないことを確認する • メモリーカードが入っている場合は、 取り出してください。 2. 【MENU】を押す 3. “設定“タブ→“フォーマット”と選び、 【X】 を押す 4.
プリント(印刷)する プリントのしかたあれこれ 撮影した画像は、 3通りの方法でプリントできます。 お店で 撮影に使ったメモリーカードを、プリントサービスのお店に持参してプリ ントします。 • プリントしたい画像や枚数、日付の情報を設定しておくことができます。 プリントする (137ページ) 自宅で プリンターでプリントする(137ページ) PictBridgeに対応しているプリンターや、メモリーカードを差し込むス ロットが付いているプリンターでプリントします。 プリントする • プリントしたい画像や枚数、日付の情報を設定しておくことができます。 パソコンを使ってプリントする ■Windowsパソコンの場合 付属のソフト(Photohands)をパソコンにインストールした後、プリントし ます。 →「Windowsパソコンを利用する」 (144ページ) ■Macintoshの場合 画像をパソコンに取り込んだ後、市販のプリントソフトを使ってプリント します。 →「Macintoshを利用する」 (163ページ) 136 プリント(印刷)する
■ プリントについてのご注意 • 印刷品位や用紙の設定についてはプリンターの取扱説明書を ご覧ください。 • PictBridge対応プリンターの機種名やプリンターのバージョ ンアップなどについては、プリンターメーカーにお問い合わ せください。 • プリント中は、ケーブルを抜いたり、カメラやUSBクレードル の操作を行わないでください。 プリンターがエラーを起すこ とがあります。 すべての画像をプリントするときに気をつけていただきたいこと データキャリング機能 (175ページ) によりメモリーカードに 転送した “書類データ”もプリントの対象になります。 そのため、 書類データが転送されたメモリーカードのすべての 画像をプリントするように指定してお店や自宅でプリントす ると、 すべての書類データのすべてのページもプリントされて しまいますので、 ご注意ください(140ページ) 。 お店でプリントする プリントしたい画像が記録されているメモリーカードを、 プリ ントサービスを行っているカメラ店などに持参してプリントし ます。 DPOF機能 (139ページ) を使って、プリントしたい画像や 枚数、 日付プリン
3. 【S】 【T】で “PTP(PictBridge)”を選び、 【SET】 を押す 7. プリンターに印刷用紙をセットする 4. 8. USBクレードルの【USB】 を押す 付属のUSBケーブルでUSBクレードルとプリンターの USB端子を接続する USBケーブル (付属品) Bコネクタ USB端子 カメラにプリントメニュー 画面が表示されます。 9. 【S】 【T】で“用紙サイズ” を選び、 【X】 を押す Aコネクタ 10.【S】 【T】でプリントする用紙サイズを選び、 【SET】を押 す 【 (USB)端子 】 • USBクレードルにはACアダプターも接続しておいてくださ い。 • ACアダプターを使用しないときは、充分に充電された電池を セットしてください。 • 付属のAVケーブルがUSBクレードルに接続されていると、カ メラの液晶モニターには何も表示されませんので、 AVケーブ ルは必ずUSBクレードルからはずしてください。 138 5. カメラの電源を切り、カメラをUSBクレードルにセット する 6.
11.【S】 【T】でプリントの方法を指定する 1枚プリント :1枚ずつプリントする場合に選び、 【SET】 を押します。 続けて【W】 【X】でプリントし たい画像を選びます。 DPOFプリント:複数の画像やすべての画像をプリントする 場合に選び、 【SET】 を押します。 DPOF機能 で設定した画像がプリントされます。 設定 方法については139ページをご覧ください。 • 日付設定の入/切を切り 替えるには、 【BS】 を押し ます。 “あり” を表示させる と、 日付がプリントされま す。 12.【S】 【T】で “プリント”を選び、 【SET】 を押す プリントが始まり、 液晶モニターに “処理中です しばらく お待ちください”と表示されます。 しばらくすると表示が消 えますが、プリントは終了していません。 カメラのいずれか のボタンを押すと、プリントの状況が再び表示されます。 プリントが終了すると、プリントメニュー画面に戻ります。 • “1枚プリント”で別の画像をプリントする場合は、 手順 11から同様の操作を行ってください。 13.
■ 画像ごとにプリント枚数を指定する ■ すべての画像に同じプリント指定をする 1. 1. 再生モードにして【MENU】を押す 2. “再生機能”タブ→“プリン ト設定 (DPOF) ”と選び、 【X】 を押す 再生モードにして 【MENU】を押す 2. “再生機能”タブ→“プリント設定(DPOF)”と選び、 【X】 を押す 3. 【S】 【T】で“全画像”を選び、 【X】を押す 4. 【S】 【T】でプリントする枚数を決める • プリント設定できる枚数は99枚までです。 プリントした くない場合は“00”にしてください。 3. 【S】 【T】で “選択画像”を選び、 【X】を押す 4. 【W】 【X】でプリントしたい画像を表示させる 5. 【S】 【T】でプリントする枚数を決める • プリント設定できる枚数は99枚までです。プリントした くない場合は “00” にしてください。 6.
次回のプリント時に気をつけていただきたいこと プリントが完了してもDPOFの設定は自動的に解除されません。 次回プリント時にも前回設定した画像がある場合、 同じ画像が プリントされてしまいます。 以前プリントした画像をプリント しない場合は、 一度「すべての画像に同じプリント指定をする」 (140ページ)の操作で、全画像プリントの枚数設定を“00” にし てから、 あらためてプリント枚数を設定してください。 お店でプリントするときに気をつけていただきたいこと お店にプリントを注文する場合は、 注文時に「DPOFでプリント する画像、 枚数、日付を設定済みです」 とお伝えください。お伝え いただかないと、 設定された内容(画像、 枚数、日付) が反映され ず、 すべての画像がプリントされたり、日付がプリントされない ことがあります。 ᛵ • プリンターによっては、日付の設定が無効になったり、 DPOFに対応していない場合があります。 プリンターの取 扱説明書にしたがって操作してください。 日付プリントについて 以下の方法で、画像に撮影時の日付を入れてプリントすること ができます。 • 本機のDPOF機能
対応規格について 本製品は下記の規格に対応しています。 ■ PictBridge カメラ映像機器工業会 (CIPA) 制定の規格です。 ■ PRINT Image Matching III PRINT Image Matching III 対応プリンターでの 出力および対応ソフトウェアでの画像処理におい て、 撮影時の状況や撮影者の意図を忠実に反映さ せることが可能です。 PRINT Image Matching及びPRINT Image Matching III に関する著作権はセイコーエプソン株式会社が所 有しています。 ■ Exif Print Exif Print(Exif2.