User manual - File 1
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撮影する(基本編)
撮影時の画面のご注意
• 撮影時、【液晶モニター】に表示される被写体の映像は、フレー
ム確認のための簡易画像です。撮影した内容は、選択した画質
で記録されており、出力画素数は確保されています。メモリー
には精細な画像で記録されています。
• 被写体の明るさにより、撮影時の【液晶モニター】の表示速度が
遅くなったり、ノイズが出る場合があります。
撮影時のご注意
•【動作確認用/フラッシュチャージランプ】が緑色に点滅してい
る間に【電池ブタ】を開けたり、カメラをUSBクレードルにセッ
トすることは、絶対にお止めください。今撮影した内容が記録
されないばかりでなく、撮影済みの内容が破壊されたり、カメ
ラが正常に動作しなくなるおそれがあります。
• メモリーカードに記録中は、メモリーカードを抜かないでくだ
さい。
• 蛍光灯照明の室内で撮影する場合、本機は蛍光灯のフリッカー
(人の目では感じられない、ごく微妙なちらつき)を感知してし
まい、撮影するタイミングによって、微妙に撮影画像の明るさ
や色合いが変わる場合があります。
• ISO感度が“オート”の場合(51ページ)、被写体の明るさに応じ
て感度が自動的に変化します。被写体が暗いと画像にノイズが
のる場合があります。
• ISO感度が“オート”の場合(51ページ)、被写体が暗いときは感
度を上げてシャッタースピードを速くなるようにしています
が、フラッシュの発光方法(35ページ)が
(発光禁止)のとき
には手ぶれに注意してください。
• 不要な光がレンズに当たる場合は、手で遮光してから撮影して
ください。
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撮影する(基本編)
ズームを使って撮影する
本機のズームは、デジタルズームを採用しています。デジタル
ズームは画面の中央を拡大して記録します。ズームの倍率は次の
通りです。
倍率:1∼4倍
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
【왗】【왘】で“撮影設定”タブを選びます。
3.
【왖】【왔】で“デジタルズーム”を選び、【왘】を押します。
4.
【왖】【왔】で“入”を選び、【SET】を押します。
• “切”を選ぶと、デジタルズームは働きません。
5.
【왖】【왔】でズームの倍率を変えます。
【왖】を押す:望遠になります。
【왔】を押す:広角になります。
6.
撮影します。
重要!
•【液晶モニター】の表示を“表示なし”に設定している場合
は、ズームを使って撮影することはできません(19
ページ)。
• デジタルズームを使って撮影すると、画像が粗くなりま
す。
• デジタルズームを解除したいときは、“撮影設定”タブの
“デジタルズーム”を“切”に設定してください。
参考
• キーカスタマイズ機能を使うと、【왖】【왔】でデジタル
ズームの設定ができるように切り替えられます(52
ページ)。
広角 望遠
35
撮影する(基本編)
重要!
•
フラッシュ撮影時、フラッシュは数回発光します。最初
にプリ発光(露出情報を得るための予備発光)し、最後に
メイン発光(フラッシュ撮影するための発光)することに
より、最適な発光量でフラッシュ撮影が行われます。メ
イン発光が終わるまで、カメラは動かさないでください。
•【動作確認用/フラッシュチャージランプ】がオレンジ色
で点滅中に【シャッター】を押しても、撮影できない場合
があります。
参考
• キーカスタマイズ機能を使うと、【왗】【왘】または【왖】
【왔】でフラッシュの発光方法が変更できるように切り替
えられます(52ページ)。
■赤目軽減機能について
夜や暗い室内などで人物をフラッシュ撮影したとき、目が赤く写
ることがあります。これは、フラッシュ光が目の網膜に反射する
ために起こる現象です。赤目軽減機能を使うと、フラッシュ撮影
する前に赤目用プリ発光(写す人の瞳孔を小さくするための発光)
することにより、人の目が赤く写ることを軽減します。
重要!
• 赤目軽減機能により撮影する場合は、下記の点に注意し
てください。
−写される人がフラッシュを注視していないと効果が
ありません。撮影する前にフラッシュを見るように
声をかけておいてください。
−被写体までの距離が遠いと、効果が現れにくい場合
があります。
フラッシュを使って撮影する
撮影条件に合わせてフラッシュの発光方法を切り替えることがで
きます。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
【왗】【왘】で“撮影設定”タブを選びます。
3.
【왖】【왔】で“フラッシュ”を選び、【왘】を押します。
4.
【왖】【왔】でフラッシュの発光方法を選び、【SET】を押し
ます。
オート(自動発光): 露出に合わせて自動的に発光します。
(発光禁止) : 露出に関係なく発光しません。
(強制発光) : 露出に関係なく強制的に発光します。
(赤目軽減) : フラッシュ撮影時に人の目が赤く写る
ことを軽減します。露出に合わせて自
動的に発光します。
5.
撮影します。
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撮影する(基本編)
フラッシュ使用時のご注意
•【フラッシュ】発光部が指で隠れないようにしてください。隠れ
てしまうとフラッシュ本来の効果が得られなくなります。
• フラッシュによる撮影距離は下記の通りです。この範囲外の被
写体に対しては適切な効果が得られません。
約0.8m∼約2m(ISO感度:オート時)
• フラッシュの充電時間は、そのときの使用条件(電池の状態や温
度等)により異なります。
数秒∼10秒程度(フル充電の場合)
• ムービーモードの場合は、フラッシュは発光しません。このと
き
(発光禁止)が表示されます。
• 電池が消耗するとフラッシュの充電ができなくなることがあり
ます。このとき
(発光禁止)が点灯し、フラッシュが正常に
発光せずに適正な露出が得られないことを示します。速やかに
電池を充電してください。
•
(赤目軽減)では露出に合わせて自動的に発光するため、明
るい場所ではフラッシュは発光しません。
• フラッシュを使用した場合は、ホワイトバランスが固定される
ため、外光や蛍光灯など他の光源があると色味が変わることが
あります。
【フラッシュ】発光部
セルフタイマーを使って撮影する
【シャッター】を押してから約10秒または約2秒後に撮影するこ
とができます。また、3枚連続でセルフタイマー撮影する(トリプ
ルセルフタイマー)こともできます。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
【왗】【왘】で“撮影設定”タブを選びます。
3.
【왖】【왔】で“セルフタイマー”を選び、【왘】を押します。
4.
【왖】【왔】でセルフタイマーの時間を選び、【SET】を押し
ます。
10秒:10秒後に撮影されます。
2秒 :2秒後に撮影されます。
×3 :10秒後に1枚、その後撮影準備完了の1秒後に1
枚、さらに撮影準備完了の1秒後に1枚と、合計3枚
撮影されます(トリプルセルフタイマー)。
切 :セルフタイマーは使用できません。