User manual - File 2
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撮影する(応用編)
• ヒストグラムが左の方に寄ってい
る場合は、暗いピクセルが多いこ
とを示しています。
全体的に暗い画像はこのようなヒ
ストグラムになります。また、あ
まり左に寄り過ぎていると、黒つ
ぶれを起こしている可能性もあり
ます。
• ヒストグラムが右の方に寄ってい
る場合は、明るいピクセルが多い
ことを示しています。
全体的に明るい画像はこのような
ヒストグラムになります。また、
あまり右に寄り過ぎていると、白
飛びを起こしている可能性もあり
ます。
• ヒストグラムが中央に寄っている
場合、明るいピクセルから暗いピ
クセルまで適度に分布しているこ
とを示しています。
全体的に適度な明るさの画像はこ
のようなヒストグラムになりま
す。
重要!
• 前記のヒストグラムはあくまでも例であり、被写体に
よってはヒストグラムの形が例のようにならない場合も
あります。
• 撮影したい画像を意図的に露出オーバーやアンダーにす
る場合もあるので、必ずしも中央に寄ったヒストグラム
が適正となる訳ではありません。
• 露出補正には限界がありますので、調整しきれない場合
があります。
• フラッシュ撮影による撮影など、撮影したときの状況に
よっては、ヒストグラムによりチェックした露出とは異
なる露出で撮影される場合があります。
• カップリングショット撮影時(49ページ)は、ヒストグ
ラムは表示されません。
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撮影する(応用編)
各種機能を設定する
ISO感度を変える
ISO感度が変更できます。使用目的に応じてISO感度を設定して
ください。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“ISO 感度”と選び、【왘】を押します。
3.
【왖】【왔】で設定内容を選び、【SET】を押します。
オート :撮影条件により自動調整します。
ISO64 :ISO64相当
ISO125 :ISO125相当
ISO250 :ISO250相当
ISO500 :ISO500相当
重要!
• ISO感度を上げると画像のノイズが増加します。使用目
的に応じてISO感度を設定してください。
• ISO感度を上げてフラッシュ撮影すると、近くの被写体
の明るさが適正にならない場合があります。
参考
• キーカスタマイズ機能を使うと、【왗】【왘】でISO感度が
変更できるように切り替えられます(59ページ)。
グリッドを表示する
撮影時、【液晶モニター】に方眼を表示します。カメラを水平や垂
直に保つのに便利です。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“グリッド表示”と選び、【왘 】を押しま
す。
3.
【왖】【왔】で設定内容を選び、【SET】を押します。
入:グリッドを表示します。
切:グリッドは表示しません。
59
撮影する(応用編)
撮影した画像を確認する(撮影レビュー)
撮影した直後に【液晶モニター】で撮影した画像を確認することが
できます。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“撮影レビュー”と選び、
【왘】
を押します。
3.
【왖】【왔】で設定項目を選び、【SET】を押します。
入:撮影直後に【液晶モニター】に撮影した画像が約1秒間表
示されます。
切:撮影した画像は表示されません。
左右キーに機能を割り当てる(キーカスタマイズ)
【왗】【왘】に、5つの中のどれか1つの機能の操作に割り当てること
により、操作しやすくすることができます。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“左右キー設定”と選び、
【왘】
を押します。
3.
【왖】【왔】で設定内容を選び、【SET】を押します。
• 【왗】【왘】で設定した機能が操作できるようになります。
撮影モード : 撮影モード(EX-S20は静止画/ベスト
ショット/ムービー、EX-M20は静止画
/ベストショット/ムービー/音声付静
止画/ボイスレコード)が変更できます
(139ページ)。
フラッシュ : フラッシュ発光方式が変更できます(38
ページ)。
EVシフト : 露出値(EV値)が補正できます(43ペー
ジ)。
ホワイトバランス
: ホワイトバランスが変更できます(44
ページ)。
ISO感度 : ISO感度の変更ができます(58ページ)。
切:【왗】【왘】に操作を割り当てません。
参考
• 初期設定は“撮影モード”の操作となります。
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撮影する(応用編)
上下キーに機能を割り当てる(キーカスタマイズ)
【왖】【왔】に、5つの中のどれか1つの機能の操作に割り当てること
により、操作しやすくすることができます。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“上下キー設定”と選び、
【왘】
を押します。
3.
【왖】【왔】で設定内容を選び、【SET】を押します。
• 【왖】【왔】で設定した機能が操作できるようになります。
撮影モード : 撮影モード(EX-S20は静止画/ベスト
ショット/ムービー、EX-M20は静止画
/ベストショット/ムービー/音声付静
止画/ボイスレコード)が変更できます
(139ページ)。
デジタルズーム
:デジタルズームの倍率が変更できます
(37ページ)。
フラッシュ : フラッシュ発光方式が変更できます(38
ページ)。
ホワイトバランス
:ホワイトバランスが変更できます(44
ページ)。
セルフタイマー
:セルフタイマーの設定ができます(40
ページ)。
切:【왖】【왔】に操作を割り当てません。
参考
• 初期設定は“デジタルズーム”の操作となります。
機 能
撮影モード
フラッシュ
ホワイトバランス
ISO感度
デジタルズーム
切
静止画
オート
オート
オート
入
入
最後のモード
各種設定を記憶させる(モードメモリ)
モードメモリとは、電源を切ったときでも直前の状態を記憶して
おく機能です。電源の入/切で毎回設定をし直す手間がはぶけま
す。
●モードメモリで設定できる機能
撮影モード、フラッシュ、ホワイトバランス、ISO感度、
デジタルズーム
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
【왗】【왘】で“モードメモリ”タブを選びます。
3.
【왖】【왔】で設定したい機能を選び、【왘】を押します。
4.
【왖】【왔】で設定内容を選び、【SET】を押します。
入:電源を切ったときにその時点の設定を記憶します。
切:電源を切ったときに初期設定に戻ります。