User manual - File 1

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撮影する(基本編)
ズームを使って撮影する
本機のズームは、デジタルズームを採用しています。デジタル
ズームは画面の中央を拡大して記録します。ズームの倍率は次の
通りです。
倍率:1∼4倍
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブを選びます。
3.
“デジタルズームを選び、を押します。
4.
“入”を選び【SET】を押します。
“切”を選ぶと、デジタルズームは働きません。
5.
でズームの倍率を変えます。
を押す:望遠になります。
を押す:広角になります。
6.
撮影します。
重要
【液晶モニター】をオフに設定している場合は、ズームを
使って撮影することはできません(21ページ)
デジタルズームを使って撮影すると、画像が粗くなりま
す。
デジタルズームを解除したいときは、“撮影設定”タブの
“デジタルズーム”“切”設定してください。
参考
キーカスタマイズ機能を使うと、でデジタル
ズームの設定ができるように切り替えられま(60
ページ)
広角 望遠
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撮影する(基本編)
重要
フラッシュ撮影時、フラッシュは数回発光します。最初
にプリ発光(露出情報を得るための予備発光)し、最後に
メイン発光(フラッシュ撮影するための発光)することに
より、最適な発光量でフラッシュ撮影が行われます。メ
イン発光が終わるまで、カメラは動かさないでください
【動作確認用/フラッシュチャージランプがオレンジ色
で点滅中に【シャッター】を押しても、撮影できない場合
があります。
参考
キーカスタマイズ機能を使うと、または
でフラッシュの発光方法が変更できるように切り替
えられます(59、60ページ)
■赤目軽減機能について
夜や暗い室内などで人物をフラッシュ撮影したとき、目が赤く写
ることがあります。これは、フラッシュ光が目の網膜に反射する
ために起こる現象です。赤目軽減機能を使うと、フラッシュ撮影
する前に赤目用プリ発光(写す人の瞳孔を小さくするための発光)
することにより、人の目が赤く写ることを軽減します。
重要
赤目軽減機能により撮影する場合は、下記の点に注意し
てください。
写される人がフラッシュを注視していないと効果が
ありません。撮影する前にフラッシュを見るように
声をかけておいてください。
被写体までの距離が遠いと、効果が現れにくい場合
があります。
フラッシュを使って撮影する
撮影条件に合わせてフラッシュの発光方法を切り替えることがで
きます。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブを選びます。
3.
“フラッシュ”を選び、を押します。
4.
でフラッシュの発光方法を選び、【SET】を押し
ます。
オート自動発光) 露出に合わせて自動的に発光します。
(発光禁止) 露出に関係なく発光しません。
(強制発光) 露出に関係なく強制的に発光します。
(赤目軽減) フラッシュ撮影時に人の目が赤く写る
ことを軽減します。露出に合わせて自
動的に発光します。
5.
撮影します。
39
撮影する(基本編)
MENU
フラッシュ使用時のご注意
【フラッシュ】発光部が指で隠れないようにしてください。隠れ
てしまうとフラッシュ本来の効果が得られなくなります。
フラッシュによる撮影距離は下記の通りです。この範囲外の被
写体に対しては適切な効果が得られません。
 約0.8m∼約1.5m(ISO感度:オート時)
フラッシュの充電時間は、そのときの使用条件(電池の状態や温
度等)より異なります。
 数秒∼10秒程度フル充電の場合)
ムービーモードの場合は、フラッシュは発光しません。このと
(発光禁止)表示されます。
電池が消耗するとフラッシュの充電ができなくなることがあり
ます。このとき
(発光禁止)が点灯し、フラッシュが正常に
発光せずに適正な露出が得られないことを示します。速やかに
電池を充電してください。
(赤目軽減)では露出に合わせて自動的に発光するため、明
るい場所ではフラッシュは発光しません。
フラッシュを使用した場合は、外光や蛍光灯など他の光源があ
ると色味が変わることがあります。
【フラッシュ】発光部
近くの物を撮影する(マクロ撮影)
本機は、撮影したい被写体までの距離に応じて、標準/マクロ
(接写)の切り替えができます。
焦点距離 位置
標準 約1m∼∞
マクロ接写) 約30cm
焦点距離はレンズ前面から被写体までの距離です。
1.
近くの物を撮影する場合は【標準/マクロ切替スイッチ】
に合わせます。
2.
撮影します。
重要
マクロのときは【液晶モニター】 が表示されます。
通常は【標準/マクロ切替スイッチ】 に合わせて
おいてください。
【標準/マクロ切替スイッチ】
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撮影する(基本編)
セルフタイマーを使って撮影する
【シャッター】を押してから約10秒または約2秒後に撮影するこ
とができます。また、3枚連続でセルフタイマー撮影する(トリプ
ルセルフタイマー)こともできます。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブを選びます。
3.
“セルフタイマーを選び、を押します。
4.
でセルフタイマーの時間を選び、【SET】を押し
ます。
10秒 10秒後に撮影されます。
2秒 2秒後に撮影されます。
×3 10秒後に1枚、その後撮影準備完了の1秒後に1
枚、さらに撮影準備完了の1秒後に1枚と、合計3
枚撮影されます(トリプルセルフタイマー)
セルフタイマーは使用できません。
5.
撮影します。
【セルフタイマーランプ】
が点滅し、約10秒、また
は2秒後に撮影されます。
カウントダウン中に
【シャッター】を押すと、
セルフタイマーを解除す
ることができます。
参考
シャッター速度が遅いときにセルフタイマーの2秒の設
定を使用すると手ぶれ防止になります。
トリプルセルフタイマーでは、次の撮影準備が終わると
“1sec”と表示され、約1秒後に撮影されます。撮影準
備完了までの時間は、画像の“サイズ”“画質”と使用す
るメモリー・フラッシュ充電の有無によって異なりま
す。
キーカスタマイズ機能を使うと、でセルフタイ
マーの設定ができるように切り替えられます(60ペー
ジ)
【セルフタイマーランプ】