User manual - EX-S1

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

撮影時、【液晶モニター】に表示される被写体の映像は、フレー
ム確認のための簡易画像です。撮影した内容は、選択した画質
で記録されており、出力画素数は確保されています。メモリー
には精細な画像で記録されています。
被写体の明るさにより、撮影時の【液晶モニター】の表示速度が
遅くなったり、ノイズが出る場合があります。

【動作確認用/フラッシュチャージランプ】が緑色に点滅してい
る間に【電池ブタ】を開けたり、カメラをUSBクレードルにセッ
トすることは、絶対にお止めください。今撮影した内容が記録
されないばかりでなく、撮影済みの内容が破壊されたり、カメ
ラが正常に動作しなくなるおそれがあります。
メモリーカードに記録中は、メモリーカードを抜かないでくだ
さい。
蛍光灯照明の室内で撮影する場合、本機は蛍光灯のフリッカー
(人の目では感じられない、ごく微妙なちらつき)を感知してし
まい、撮影するタイミングによって、微妙に撮影画像の明るさ
や色合いが変わる場合があります。
被写体の明るさに応じて感度が自動的に変化します。被写体が
暗いと画像にノイズがのる場合があります。
被写体が暗いときは感度を上げてシャッタースピードを早くな
るようにしていますが、フラッシュの発光方(31ページ)
(発光禁止)のときには手ぶれに注意してください。
不要な光がレンズに当たる場合は、手で遮光してから撮影して
ください。
30


本機のズームは、デジタルズームを採用しています。デジタル
ズームは画面の中央を拡大して記録します。ズームの倍率は次の
通りです。
倍率:1∼4倍
1.

2.

3.

4.

“切”を選ぶと、デジタルズームは働きません。
5.

を倒す:望遠になります。
を倒す:広角になります。
6.


【液晶モニター】の表示を“表示なし”に設定している場合
は、ズームを使って撮影することはできませ(41
ページ)
デジタルズームを解除したいときは、“撮影設定”タブの
“デジタルズーム”“切”設定してください。
広角 望遠
31


フラッシュ撮影時、フラッシュは数回発光します。最初
にプリ発光(露出情報を得るための予備発光)し、最後に
メイン発光(フラッシュ撮影するための発光)することに
より、最適な発光量でフラッシュ撮影が行われます。メ
イン発光が終わるまで、カメラは動かさないでください
【動作確認用/フラッシュチャージランプ】がオレンジ色
で点滅中に【シャッター】を押しても、撮影できない場合
があります。

キーカスタマイズ機能を使うと、でフラッシュ
の発光方法が変更できるように切り替えられます(42
ページ)

夜や暗い室内などで人物をフラッシュ撮影したとき、目が赤く写
ることがあります。これは、フラッシュ光が目の網膜に反射する
ために起こる現象です。赤目軽減機能を使うと、フラッシュ撮影
する前に赤目用プリ発光(写す人の瞳孔を小さくするための発光)
することにより、人の目が赤く写ることを軽減します。

赤目軽減機能により撮影する場合は、下記の点に注意し
てください。
写される人がフラッシュを注視していないと効果が
ありません。撮影する前にフラッシュを見るように
声をかけておいてください。
被写体までの距離が遠いと、効果が現れにくい場合
があります。

撮影条件に合わせてフラッシュの発光方法を切り替えることがで
きます。
1.

2.

3.


4.


オート自動発光) 露出に合わせて自動的に発光します。
(発光禁止) 露出に関係なく発光しません。
(強制発光) 露出に関係なく強制的に発光します。
(赤目軽減) フラッシュ撮影時に人の目が赤く写る
ことを軽減します。
5.

32


【フラッシュ】発光部が指で隠れないようにしてください。隠
てしまうとフラッシュ本来の効果が得られなくなります。
フラッシュによる撮影距離は下記の通りです。この範囲外の被
写体に対しては適切な効果が得られません。
 約1m∼約2m
フラッシュの充電時間は、そのときの使用条件(電池の状態や温
度等)より異なります。
 数秒∼10秒程度フル充電の場合)
ムービーモードの場合は、フラッシュは発光しません。このと
(発光禁止)表示されます。
電池が消耗するとフラッシュの充電ができなくなることがあり
ます。このとき
(発光禁止)が点灯し、フラッシュが正常に
発光せずに適正な露出が得られないことを示します。速やかに
電池を充電してください。
(赤目軽減)では露出に合わせて自動的に発光するため、明
るい場所ではフラッシュは発光しません。
フラッシュを使用した場合は、ホワイトバランスが固定される
ため、外光や蛍光灯など他の光源があると色味が変わることが
あります。

【シャッター】を押してから約10秒後に撮影することができま
す。
1.

2.

3.

4.

“切”を選ぶと、セルフタイマーは働きません。
5.

【セルフタイマーランプ】
点滅し、約10秒後に撮影さ
れます。
カウントダウン中に【シャッ
ター】を押すと、セルフタイ
マーを解除することができ
ます。
セルフタイマーは、1回撮
影するごとに“切”になりま
す。
【セルフタイマーランプ】
【フラッシュ】発光部