User manual - EX-F1取扱説明書
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静止画を撮影する(応用)
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• 被写体が暗すぎたり、明るすぎるときは、適正な明るさで撮影できない場合があります。
そのときは、Mモードで絞り値またはシャッター速度を適正な値に変更してください。
• CMOSの特性上、シャッター速度が遅くなると、撮影した画像にノイズが発生します。そ
のため、シャッター速度が1秒より遅くなると、自動的にノイズ低減処理を行います(ブ
ラケティング連写を除く)。ただし、シャッター速度が遅くなるほど、ノイズが目立って
発生するようになります。また、このノイズ低減処理のために、撮影が終了するまでの時
間がシャッター速度に比べて長くなります。その間はキー操作を行わないでください。
• CMOS撮像素子の原理上、撮影モードによっては、動きの速い被写体が歪むことがあり
ます。
• シャッター速度や、撮影モードによっては、撮影時に液晶モニターで見える明るさと、実
際に撮影された画像の明るさが異なる場合があります。
• Sモード、Mモードにおいては、「被写体ブレ軽減」(86ページ)が働きません。ただし手ブ
レ補正は動作させることができます。
• ムービーモードが“STD”、“HD”(70ページ)での動画撮影時は、撮影モードが“
t
”(オー
ト)での撮影になります。
• ムービーモードが“HS”(70ページ)での動画撮影時は、Aモード、Sモード、Mモードで設
定した絞り、シャッター速度、ISO感度の値は有効となります。ただし、シャッター速度に
関しては、設定された動画スピードで実現できる範囲内に限られます。
• 一部の撮影モードでは、光源フリッカ(ちらつき)が横帯として写ることがあります。
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