User manual - E-65

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クレードルとパソコンを接続するには
クレードルには、パソコンと接続するためのシリアルケーブルが直づけさ
れています。シリアルケーブルを、パソコンのシリアルポートに、下図の
ように接続してください。
注意
接続することができるパソコンの動作環境条件については、「接続
可能なパソコンについて」(24 ページ)を参照してください。
接続する際は、パソコンの電源を切った状態で行ってください。
上のイラストは一例です。シリアルポートの位置や配置はパソコンの
機種によって異なりますので、お持ちのパソコンに付属の説明書をご
参照の上、正しく接続してください。
直接接続できるのは、9-pin タイプのシリアルインターフェースです。
シリアルインターフェースが 25pin のパソコンをお使いの場合は、
販の変換コネクタ(9pin-25pin)を使用してください。変換コネクタ
をご購入の際には、結線が適合しているものをお求めください(48
ページ参照)
接続後に、実際にパソコンと本機との間でデータのやりとりを行うた
めには、パソコン側にWindows CEサービスをインストールする必要
があります。Windows CEサービスのインストール方法、および使い
かたについては、「パームサイズ PCユーザーズガイド」を参照してく
ださい。
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接続可能なパソコンについて
本機と接続して、本機との間でデータのやりとりを行うために利用するパ
ソコンは、少なくとも以下の条件を満たしている必要があります(同梱の
Microsoft 社の CD-ROM に含まれているインストーラや、Windows CE
サービスを利用するために必要な動作環境条件です)
PCに必要なシステム
日本語バージョンのMicrosoft Windows NT Workstation 4.0またはWindows
95/98
Windows NT対応のPentiumプロセッサ搭載のPC
Windows 95/98対応の486/66 DXまたはそれ以上のプロセッサ搭載のPC
(Pentium P90以上が推奨されています)
16MB以上のメモリが Windows NT Workstation 4.0またはWindows 95/
98に必要 (Windows NT Workstation 4.0は32 MB以上を推奨メモリが大
きいほど、パフォーマンスが向上します)
10から50MBの空き容量のあるハードディスクドライブ(実際に必要な空き
容量は選択された機能とユーザーのシステム構成によって異なります)
9または25ピンのシリアル通信ポー(25 ピン通信ポートには市販の変換ア
ダプタが必要です)変換コネクタをご購入の際は、結線が適合しているものを
お求めください(48ページ参照)
CD-ROM ドライブ
VGAまたはそれと同等以上の解像度のグラフィックスカード (SVGA 256色
が推奨されています)
キーボード
マイクロソフトマウス、または互換性のあるマウス
Windows NT Workstation4.0またはWindows 95/98のオプション:
サウンド用のオーディオ カード/スピーカー
Microsoft Office 97または Microsoft Office 95
同期のためのシリアル、または組み込みの赤外線アダプタ(Windows95/98の
み)
リモート同期のためのモデム
リモート同期のためのイーサネットLAN 接続
モバイル チャンネル サポートに必要なシステム
Microsoft Internet Explorer 4.0 (CD に含まれています)このブラウザーは
40 MB から70MBのハード ディスク空き容量と最低 486/66のプロセッサ
を必要とします。WindowsNTシステムでは、サービス パック3またはそれよ
り新しいバージョンのサービスパックが必要です(CD に含まれています)
NOTE
本機をご利用になるときは、Internet Explorer 4.0をご利用ください。
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注意
赤外線ポートやモデムの付いたノートパソコンなどでは、COMポー
トが通常のシリアルインターフェースとして使えるようになってい
ないものがあります。通常のシリアルインターフェースとして使用
できるように COM ポートの設定を変更してください。またデスク
トップパソコンでも使用可能なCOMポートの番号を確認してから、
Windows CE サービスのインストールを始めてください。
くわしくはお使いのパソコンの取扱説明書をご参照ください。
ACアダプタを使うには(別売)
本機のメイン電源として、AC アダプタを利用することができます。
AC アダプタは、本体に直接接続するか、クレードル経由で接続すること
ができます。
本機に直接接続する場合
クレードル経由で接続する場合
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警告
ACアダプタは必ず専用品をご使用ください。指定以外の ACアダプ
タの使用は絶対におやめください。本体の故障、電池の破裂などのお
それがあり危険です。
注意
ACアダプタを接続しても、メイン電池を装着していないと、本機
を動作させることができません。
ACアダプタを長時間ご使用になると、アダプタ本体が若干熱を持
ちますが、故障ではありません。
本機を長時間ご使用にならないときは、ACアダプタをコンセント
から抜いてください。
AC アダプタは屋内でのみご使用ください。
赤外線通信について
本機は赤外線ポートを備えているため、本機どうしや、他の赤外線通信が
可能な機器 との間で、赤外線通信によるデータの転送を行うことが可能で
す。
通信を行うときは、本機の赤外線ポートと、通信相手の機器の赤外線ポー
トがまっすぐに向き合うようにしてください。また、赤外線ポート間の距
離は、30cm 以内にしてください。
赤外線通信については、「パームサイズPCユーザーズガイド」を参照して
ください。
本機と他の機器との間で赤外線通信を行う場合、相手側の機器が IrDA1.0
の通信規格に適合しており、かつ本機との通信をサポートしている必要が
あります。本機と赤外線通信が可能かどうかについては、相手側の機器の
メーカー等にお問い合わせください。
注意
通信中は本機および相手側の機器を動かさないでください。
太陽光など強い光やインバータータイプの蛍光灯の下ではご使用に
なれません。
通信する距離、送信/受信の角度、外光の影響、電池の消耗状況な
どにより、通信できないことがあります。
赤外線ポートにホコリやゴミが付くと、通信エラー等の原因となり
ます。赤外線ポートが汚れている場合は、乾燥した柔らかい布でふ
き取ってください。