User manual - E-65

132 パームサイズ PC ユーザーズガイド
用語集
この用語集は、本マニュアル中で出てくる用語について解説したもので
す。パームサイズPCを扱う上での意味を解説しているため、一般的な説
明でない部分も含まれています。
説明文中で「*」印が付いている用語は、この用語集の中に見出しとして
含まれている言葉です。
アルファベット
ActiveSync パームサイズ PC とパソコンの間で同期を実行するための、
Windows CEサービス * の機能です。通常は、パームサイズPC
をクレードル*に乗せるだけで ActiveSyncが起動するため、
の存在を意識することはあまりありません。なお、パームサイ
PC上のActiveSync[スタート][プログラム][通信]
[ActiveSync]は、リモート接続*時などにパームサイズPC
側から接続先のコンピュータのActiveSyncを起動させるための
プログラムです。
COM ポート パソコンが、外部機器との間で通信(データの転送)を行うた
めの端子です。通信ポート、シリアルポートなどとも呼びま
す。通常パソコンは COM ポートを複数備えており、COM1
COM2 のように番号を付けて識別します。
IR ポート →赤外線通信を参照
ISP →インターネットサービスプロバイダを参照
Microsoft Pocket Outlook
パームサイズ PC に内蔵されている予定表、連絡先、仕事、
信トレイの4つのプログラムの総称で、パソコン上のMicrosoft
Outlook(またはSchedule+)との間でデータの同期が可能です。
第 3 部 補足情報 133
PC リンク パソコンとの接続を行うための、パームサイズ PC 上のプログ
ラムです。[スタート][プログラム][通信]−[PC
ンク]で起動します。
Pocket Outlook
Microsoft Pocket Outlook を参照
TCP/IP "Transmission Control Protocol / Internet Protocol" の略称です。
ンターネット通信に使われるプロトコル(通信上の約束ごと)
です。パームサイズ PC がパソコンと通信する際には、このプ
ロトコルを利用しています。
Windows CE サービス
パームサイズPCとパソコンの間で、各種データの同期*やファ
イルのコピーなどを行うための、パソコン上のプログラムで
す。パソコン上で、「モバイルデバイス*」アイコンをダブルク
リック(または[スタート]−[プログラム]−[Microsoft
Windows CE サービス][モバイルデバイス]を選択)する
ことで起動できます。
ア行
インターネットサービスプロバイダ
インターネットへの接続サービスを提供している企業のことで
す。
カ行
クレードル CASSIOPEIAとパソコンを接続するための専用の台です(別売
品)。クレードルに直付けされているケーブルをパソコンの
COM ポート * に接続し、CASSIOPEIA をクレードルに乗せる
ことで、パソコンとCASSIOPEIAをシリアル接続*することが
できます。クレードルにはACアダプタを接続するための端子
が付いており、クレードル経由でCASSIOPEIAに電源供給する
こともできます。
134 パームサイズ PC ユーザーズガイド
ゲスト パートナー * ではないパソコンにパームサイズ PC を接続する
場合には、Windows CE サービスに「ゲスト」として接続する
ことで、パソコンとパームサイズPC の間でのファイルの転送
などを行うことが可能です。ゲストとして接続した場合は、
* を行うことはできません。
コンパクトフラッシュカード
小型のフラッシュメモリカードで、パームサイズPC のカード
スロットに差し込んで利用します。本体のデータ記憶用メモリ
と同様に、ファイルやプログラムなどを格納しておくことがで
きます。また、メモリカード以外にも、コンパクトフラッシュ
カードタイプのモデムカードなどがあります。
サ行
サービスプロバイダ →インターネットサービスプロバイダを参照
スタイラス パームサイズ PC のタッチスクリーン * の操作を行うための専
用ペンをスタイラスと呼びます。
赤外線ポート パームサイズ PC に備わっている、赤外線通信 * を行うための
インターフェースです。赤外線ポートを通じて、パームサイズ
PC どうしや、パームサイズPC とその他のモバイルデバイス *
との間などで、無線でファイルの転送などを行うことができま
す。
赤外線通信 赤外線を使って無線でデータの転送などの通信を行う方法のこ
とです。パームサイズ PC には赤外線ポート * が一つ付いてお
り、このポート同士を向き合わせて通信を実行することが可能
です。
第 3 部 補足情報 135
タ行
ダイヤルアップ接続
パームサイズ PC を、電話回線を通じて遠隔地のコンピュータ
(これをリモートコンピュータと呼びます)と接続するのが
「ダイヤルアップ接続」です。パームサイズPC上では、ダイヤ
ルアップ接続を行うための設定を、[スタート][プログラ
ム][通信][リモートネットワーク]を使って実行しま
す。
タッチスクリーン
パームサイズ PC の表示画面(スクリーン)は、スタイラス *
で直接タッチして操作を行うための機能を兼ね備えているた
め、タッチスクリーンと呼びます。
タッチスクリーンの補正
タッチスクリーン*上でタッチした位置と実際の動作の間でず
れがある場合に必要な操作です。パームサイズPC を最初に使
う際に一度行う、画面上の十字マークを順次タップしていく操
作が、タッチスクリーンの補正です。[スタート][設定]
[スタイラス]を選択して表示される画面上で実行することが
できます。
タップ タッチスクリーン*上を、スタイラスで軽く1回つつく操作で
す。
ダブルタップ タッチスクリーン*上の同じ位置を、スタイラスで連続的に2
回つつく操作です。
通信ポート COM ポートを参照
ドラッグ タッチスクリーン*上でスタイラスを引きずる操作です。紙の
上に鉛筆などで線を引くのと同じ要領です。