User manual - E-507
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注意
• ケーブルの接続を行う際は、必ずCASSIOPEIAの電源を切っておいてください。
• 会社などのホストコンピュータやインターネットへの接続を行うための要件、本機
上での各種設定操作などについては、「パームサイズPCユーザーズガイド」を参照し
てください。
• 電波の状態の良好な場所でご使用ください。
サービスエリア内でも電波の状態が悪いと、正しく通信できないことがあります。
また、電波の状態が良好でも、ノイズなどの影響で通信できないことやエラーにな
ることがあります。そのときはもう一度やり直してください。
• 通信中にケーブルを抜いたり、デジタル携帯電話, PHSの電源を切らないでくださ
い。
• デジタル携帯電話どうしのパソコン通信の場合、接続できないことがあります。
• 接続ケーブルの素早い抜き差しはしないでください。素早い抜き差し(約1秒以内)
を行うと通信できなくなることがあります。接続ケーブルを再度接続するときは、
3秒以上間をあけてください。
• 接続ケーブルは、通信が終了したら必ず抜いてください。
• デジタル携帯電話,PHSは必ず各社の認定品をご使用ください。
• お使いのデジタル携帯電話,PHSの取扱説明書もご参照ください。
モデムカードについて
コンパクトフラッシュタイプのモデムカード(JK-710MC56)を使用すると、本機をアナロ
グ電話回線経由で会社のコンピュータにダイヤルアップ接続したり、インターネットに接続
することができます。
モデムカードの使いかたについてくわしくは、モデムカードに付属のマニュアルを参照して
ください。
注意
モデムカードをご利用になる際は、メイン電池の残り容量が十分ある状態で
CASSIOPEIAをご使用ください。通信中に電池がなくなると通信が不安定になった
り、使用中のデータが消えたり、電源が切れることがあります。
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付属ボーナスソフトの利用/市販ソフトの利用などについて
• 本機に付属のCASSIOPEIA CD-ROMには、必要に応じて本機に後からインストールして
利用することができるいくつかのソフトウェアが含まれています。CD-ROM内に含まれて
いる各ソフトウェアについてくわしくは、CD-ROM内に含まれるドキュメント
(ReadMe.txtなど)を参照してください。
• 本機に対応した各種アプリケーションソフトが、Microsoft社やWindows CEをサポート
するサードパーティ各社から発売される予定です。市販ソフトに関する情報は、本機をお
求めになった販売店や、Microsoft社のホームページ(http://www.microsoft.com)などで
入手することができます。
注意
市販ソフトをお求めになる際は、本機に対応しているかどうかをよくご確認ください。
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■ メンテナンスについて
電源について
本機は動作用のメイン電池と、メモリ保護用のバックアップ電池の2種類の電池を使用して
います。
• それぞれの電池の消耗状態は、「パワーマネジメントのプロパティ」(くわしくは「パームサ
イズPCユーザーズガイド」を参照)で確認できます。ときどき電池の状態を確認すること
をお勧めします。
• 電池が一定以上消耗すると、画面一番下のタスクバーの電池のアイコンでも確認できます。
注意
電池が一定以上消耗すると、以下のメッセージが画面に表示されます。
メイン電池の消耗時:
次のメッセージが表示された場合、すみやかに充電池パックを充電してください。
メインバッテリ残量警告
データの損失を防ぐために、製造元のマニュアルを参照して、速やかにメインバッ
テリを交換または充電してください。
バックアップ電池の消耗時:
次のメッセージが表示された場合、すみやかにバックアップ電池を新品と交換して
ください。
バックアップバッテリ残量警告
データの損失を防ぐために、製造元のマニュアルを参照して、速やかにバックアッ
プバッテリを交換または充電してください。
• 電池が消耗したまま本機を放置したり、電池交換時の扱いを誤ったりすると、メモリ内の
データが消去されてしまうことがあります。メモリ内のデータは、パソコンのハードディ
スクやコンパクトフラッシュカードなど、他の記憶装置にバックアップしておくことをお
勧めします。バックアップの方法については、「パームサイズPCユーザーズガイド」を参
照してください。コンパクトフラッシュカードへのバックアップの方法についてはCD-
ROMの中に含まれているカードバックアップツールの説明書を参照してください。
• メイン電池とバックアップ電池を同時に取り外さないでください。同時に取り外すと、メ
モリ内のデータが消えてしまいます。
• メイン電池の残り容量が無い状態でバックアップ電池を交換しないでください。
• メイン電池とバックアップ電池の両方を交換する際は、必ずメイン電池を先に交換してく
ださい。
• メイン電池には指定の充電池パック、バックアップ電池にはリチウム電池CR2032をお使
いください。指定以外の電池は使わないでください。
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なお、過電流により電源がOFFした場合は、再度電源をONにしたときに次のメッセージが
表示されます。
警告
システムはメモリ保護のため警告なしに緊急オフしました。
これは、ハードウェアが大きな電流を必要としたためです。
引き続きご使用になる場合は、画面の明るさを暗くするか、サウンド再生やカードな
どの使用をやめて大きな電流を消費する要因を取り除くか、ACアダプタの使用もしく
はバッテリの充電を行うことをお勧めします。
コンパクトフラッシュカードの過電流により電源がOFFした場合は、再度電源をONにした
ときに次のメッセージが表示されます。
警告
システムはメモリ保護のため警告なしに緊急オフしました。
これは、ご使用のカードが大きな電流を必要としたためです。
引き続きご使用になる場合は、カードの使用をやめて大きな電流を消費する要因を取
り除くか、バッテリの充分な充電を行ってからのご使用をお勧めします。
注意 電池の取り扱いについて
電池は使いかたを誤ると、液もれによる周囲の汚損や、破裂による火災、けがの原因
となることがあります。次のことは必ずお守りください。
• 極性(+/−の向き)に注意して正しく入れてください。
• 本機で指定されている電池以外は絶対に使用しないでください。
• 充電時の最適周囲温度は、+10℃∼35℃です。低温下や直射日光下では、充電池パック
の劣化や漏液の原因となります。
• 充電池パックの劣化や漏液を防止するため、充電時期にならない場合、また、本機を使わ
ない場合でも、3ヶ月に1度は充電をしてください。
• 正しく充電しても、使用時間が著しく短い場合は、充電池パックの寿命が考えられます。
このときは新しく充電池パックをお買い求めください。