User manual - E-507
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注意
赤外線ポートやモデムの付いたノートパソコンなどでは、COMポートが通常のシリ
アルインターフェースとして使えるようになっていないものがあります。通常のシリ
アルインターフェースとして使用できるようにCOMポートの設定を変更してくださ
い。またデスクトップパソコンでも使用可能なCOMポートの番号を確認してから、
Windows CEサービスのインストールを始めてください。
くわしくはお使いのパソコンの取扱説明書をご参照ください。
ACアダプタを使うには
本機のメイン電源として、ACアダプタを利用することができます。
ACアダプタは、本体に直接接続するか、クレードル経由で接続することができます。
ACアダプタを接続すると充電も行われます。
充電については33ページを参照してください。
本機に直接接続する場合
クレードル経由で接続する場合
警告
ACアダプタは必ず専用品をご使用ください。指定以外のACアダプタの使用は絶対に
おやめください。本体の故障、電池の破裂などのおそれがあり危険です。
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注意
• ACアダプタを接続しても、メイン電池を装着していないと、本機を動作させること
ができません。
• ACアダプタを長時間ご使用になると、アダプタ本体が若干熱を持ちますが、故障で
はありません。
• 本機を長時間ご使用にならないときは、ACアダプタをコンセントから抜いてくださ
い。
• ACアダプタは屋内でのみご使用ください。
赤外線通信について
本機は赤外線ポートを備えているため、本機どうしや、他の赤外線通信が可能な機器との間
で、赤外線通信によるデータの転送を行うことが可能です。
通信を行うときは、本機の赤外線ポートと、通信相手の機器の赤外線ポートがまっすぐに向
き合うようにしてください。また、赤外線ポート間の距離は、30cm以内にしてください。
赤外線通信については、「パームサイズPCユーザーズガイド」を参照してください。
本機と他の機器との間で赤外線通信を行う場合、相手側の機器がIrDA1.0の通信規格に適合
しており、かつ本機との通信をサポートしている必要があります。本機と赤外線通信が可能
かどうかについては、相手側の機器のメーカー等にお問い合わせください。
赤外線通信(IrCOMM)については、現在確認されているデバイスはありません。将来の拡張
用として搭載されています。
注意
• 通信中は本機および相手側の機器を動かさないでください。
• 太陽光など強い光やインバータータイプの蛍光灯の下ではご使用になれません。
• 通信する距離、送信/受信の角度、外光の影響、電池の消耗状況などにより、通信
できないことがあります。
• 赤外線ポートにホコリやゴミが付くと、通信エラー等の原因となります。赤外線
ポートが汚れている場合は、乾燥した柔らかい布でふき取ってください。
• 赤外線通信を行うときは AC アダプタを抜いてご使用ください。
コンパクトフラッシュカードを使うには
本機はコンパクトフラッシュType IカードおよびType IIカード(3.3V仕様)に対応していま
す。
コンパクトフラッシュカードの装着(交換)は、次の手順で行ってください。
注意
• カードフタはモデムカードなどの使用のときのため、取り外せるようになっていま
す。
• ご使用のカードによって、カードフタは閉まりません。カードフタを外してご利用
ください。このとき、カードフタは適切な場所に保管し、なくさないようにご注意
ください。
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表面
裏面
• コンパクトフラッシュカードを奥まで差し込めないときは、無理に押し込まないで
ください。破損する場合があります。奥まで差し込めないときは、一度引き抜いて
カードの向きを確かめ、再度挿入してください。
• 本機上で入力中/編集中でまだ保存していないデータがある場合は、以下の作業を
行う前に、本体のRAMに保存しておくことをお勧めします。
• コンパクトフラッシュカードを正しく認識できない場合があります(通常の操作で
ソフトが起動できなくなります)。このような場合は、コンパクトフラッシュカー
ドを再度挿入し、リセットボタンを押してください。
• 使用できるコンパクトフラッシュカードは、3.3V仕様です。5.0Vのみのものは使用
できません。
• 電池が消耗した状態で、動作電流の大きなIOカードを使用したとき、いったんOFF
し、その後すぐに再起動する場合があります。
1. 電源がOFFになっているのを確認します。
電源が入っていたら、電源ボタンを押して、必ずOFFにしてください。
2. カードフタの凸部に指をかけ、カードフタを上方にスライドさせ、後ろへ回して開けま
す。
カードロックスイッチを「FREE」の位置へスライドさせます。
3. すでにカードが挿入されている場合は、カードを引き抜きます。
4. 使用したいカードをスロットに差し込みます。
• カードの表側が本機の表側に向くように差し込んでください。向きを間違うと、スロッ
トに奥まで差し込むことはできません。
カードは完全にスロットに入るまで差し込んでください。
まっすぐ最後まで引き出して
から回してください。
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5. カードフタを元に戻して閉めます。
デジタルカメラカードなど、カードのはずれ防止のロック付カードをご使用のときは、
カードロックスイッチを「FREE」の逆方向へスライドし、カードをロックします。
カードフタを取り外すときは
カードフタを途中まで引き上げ、カードフタのフックをケースの切り欠きに合わせてまっす
ぐ後ろに引き抜きます。
カードフタを取り付けるときは
取り外すときの逆の手順で取り付けます。
デジタル携帯電話接続用ケーブル, PHS接続用ケーブルについて
デジタル携帯電話接続用ケーブルや, PHS接続用ケーブルを使って、本機底面のシリアルコ
ネクタとデジタル携帯電話, PHSを接続することにより、本機をインターネットサービスプ
ロバイダや会社のサーバーにダイヤルアップ接続することができます。
デジタル携帯電話接続用ケーブル :JK-510CA
PHS接続用ケーブル :JK-520CA (NTT DoCoMo PHS、アステル対応)
PHS接続用ケーブル :JK-521CA (DDIポケット対応)
接続は以下のように行います。
取り外すときは、解除レバーを押し真っすぐに抜いてください。
無理な力を加えるとフタの
フックが折れる事があります
ので、十分注意してください。